<中小企業しごと魅力発信プロジェクト>

中小企業しごと魅力発信プロジェクト 東京カイシャハッケン伝 東京カイシャハッケン伝

文字サイズ

先輩社員メッセージ
先輩社員が若手社員に伝えたいこと

先輩社員メッセージ

ハツタロー
先輩社会人はイマドキの新入社員や
若手社員に
どんな印象を持っているのか?
また、経験を積んだ今だからこそ、
後輩に贈りたい
メッセージを伺った。
ハツタロー
株式会社丸高工業
 代表取締役 髙木 一昌(たかぎかずまさ)

株式会社丸高工業

代表取締役
髙木 一昌 さん

深見 絵里奈 さん

協調性の高さを生かして自分の魅力にしよう

今の若い方たちは、競争するよりも協調することが得意だといわれます。しかし、それは決してネガティブなことではないと思っています。当社では入社後の2年間を研修期間として、社の中心的なプロジェクトに関わってもらいます。そこで粘り強く挑戦し、成果を実感し、他者から認められるという成功体験を積むことで、多くの若手が自信や積極性を身に付け、熱意を持って働けるようになる姿を見てきました。競争が苦手=打たれ弱い世代といわれることもありますが、環境次第で大きく変われる可能性を秘めているのですね。仲間同士で切磋琢磨しあえる協調性の高さは他の世代にない良さですから、それも生かして成長していってください。

株式会社大熊工業 入社4年目 土木事業部 屋嘉部 航太(やかぶこうた)

鉄道機器株式会社

入社24年目
営業部 次長
菊野 壮一郎 さん

鉄道機器株式会社 屋嘉部 航太さん

今の若手は真面目で素直。
もう少し自己主張してみては?

自分の意見を隠してしまったり、質問をするのを恐れ多いことと考えてしまって、主張しない人が多いと感じます。一方で今の若い方はとても素直。頼んだことはしっかりとこなしてくれますし、真面目な方が多いので期限も守ってくれます。この素直さに、自分から提案や主張をする力がプラスされれば、とても魅力的な人材に成長できると思います。年長者というのは往々にして若い人の意見を聞きたがるものですし、質問されることに喜びを感じたりします。私自身、若い頃は先輩や上司と積極的に話すようにしていて、随分と可愛がってもらいました。先輩や上司とコミュニケーションを図り、どんなことにも主張をもってチャレンジしてほしいですね。

株式会社金羊社 入社2年目 営業本部 メディアパッケージ部 石井 翔平(いしいしょうへい)

株式会社アイテックス

入社8年目
ERPソリューション部
南川 理恵 さん

株式会社アイテックス 南川 理恵さん

言われたこと+αを心掛ければ、
もっと成長できる

社内外問わず若い方と接していて感じるのは、言われたことをすぐに実行する人が多いということ。こちらの指示を的確にこなしてくれるので、とても助かっています。一方で、言われたことだけに留まってしまっているのがもったいないと思う点ですね。表面的な指示だけでなく、その仕事が何のためのものなのか一歩踏み込んで考えることで、仕事の質は大きく向上しますし、自分の成長にも繋がるんです。そのためには、分からないことを放置せずに質問や相談をすることが大切だと思います。なかなか質問できないという人も多いようですが、じっくり考えた上での質問なら大歓迎。若いうちこそ何でも聞ける機会ですから、緊張せずにどんどん来てほしいですね。

株式会社マイソフト 入社5年目 経営管理部 主任 澁井 広子(しぶやひろこ)

株式会社スポーツマリオ

入社4年目
スポーツ事業部
奈須 日向郎 さん

株式会社スポーツマリオ 奈須 日向郎さん

責任がやりがいになれば、
自分のポテンシャルも広がる

後輩を見ていると、優れたポテンシャルを秘めていながら、「責任」という言葉にプレッシャーを感じる人が多いように見えます。確かに、自分は責任を果たせるのか? 期待されていることに見合った働きができるのか? と問うと、不安を感じるかもしれません。でも実は、責任はやりがいでもあります。私も商品の仕入れを決定するという責任ある立場を任され、それはプレッシャーでもありますが、自分で悩み抜いた末に仕入れた商品が売れたときの喜びは格別です。仕事を任されることをやりがいと捉えれば、仕事はどんどん楽しいものになります。できることの範囲が広がって、さらに自分のポテンシャルを発揮できるようになると思います。