当社は大手企業などの情報システムを構築する、いわゆるシステムインテグレーターです。私は自社のホームページの担当で、お客様の業務システム構築にも少しずつ携わるようになりました。
入社1年目ですから覚えることばかりですが、自社ホームページを一人でリニューアルしたときの充実感はいまだに忘れられません。最新のウェブデザインの技術を駆使して制作したホームページを見た先輩社員から「見やすくなった」とか「カッコいいね」という言葉を頂いたのが嬉しかったですね。
普段はカジュアルな服装で靴もスニーカーなどの動きやすい格好を心掛けていますが、今日はアポイントがあったのでお気に入りのスーツスタイルです。さらに気分やモチベーションを高めるためにメガネやノートといった小物にも私なりのこだわりがあります。

そば打ち職人にあこがれて入社3年。やっと何とか自分のそばが認められて、お客様にふるまえるようになりました。そば打ちは気温や湿度に左右されやすく、いつも同じようにやっていたのでは微妙に出来上がりが変わってしまいます。特にさらしなそばは繊細なので、毎日の気温や湿度によって微妙に水の量を調整しています。そば打ちに欠かせないのが、こね鉢、のし棒、そば包丁。写真のこね鉢は直径60cmはあります。これで20人前、そば粉1.8kgを1回で打ちます。もっとも気を使うのが＂のし＂の工程です。ここでいかに均等に薄く伸ばせるかで、仕上がりに差が出ます。そば包丁は、それ自体の重さを利用してリズミカルに切っていきます。先輩職人は皆さん、マイ包丁をそろえているので、近いうちに僕も手に入れたいですね！

自動車整備の仕事では、技術力と整備工具の精度のコンビネーションが非常に大事になります。私が専門とするトラックやトレーラーといった大型車でも、一つひとつの部品は緻密ですから、整備の際には各部品にフィットした工具で丁寧に緩めたり、締めたりする必要があります。いうまでもなく、ここで使用する道具はどれも繊細そのもので、例えば、メガネレンチは力を加えると微妙にしなりますし、ワイヤーやネジなどを挟むプライヤーや、ネジを回すドライバーも微妙な力の入れ具合に絶妙に反応するものを使用します。整備の腕の見せどころは、その一つひとつをいかに使いこなすかです。このメガネレンチもプライヤーもドライバーも先輩から譲り受けたものです。徐々に自分の手になじんでいる感覚があり、これからも大事に使い続けていきたいです。

有料老人ホーム「鶴の苑」でケアスタッフとして働いています。鶴の苑は、元気な高齢者が暮らす住宅型有料老人ホームと、認知症になった方が生活される介護付き有料老人ホームを併設しています。そんな入居者の健康状態に合わせて身体的な介護をするのが私の役割です。当然、入居者一人ひとりの健康状態は異なりますので、状況に応じたケアを心掛けています。また、スタッフ同士の連携も不可欠です。そんな仕事をしている私に不可欠なツールが、入居者の日々の健康履歴を記すためのタブレット、ケアスタッフ同士の連絡に不可欠なインカム、入居者の健康状態をチェックするための体温計、血圧計、聴診器などが入ったバイタルセットです。こうしたツールがあるおかげで入居者に対して適切で迅速なお世話ができていると思います。