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アイメックス株式会社

アイメックス株式会社 全社員が思いを一つに、つねに挑戦し続ける研究開発型の先端企業

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全社員が思いを一つに、つねに挑戦し続ける研究開発型の先端企業

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人と技術の育成ストーリー
全社員が思いを一つに、つねに挑戦し続ける研究開発型の先端企業

 様々なものづくりの現場を支えるビーズミルやプラスチック押出成形システム装置を開発するアイメックス。人と技術を育てることで新しい価値を生み続ける。

小さな粉体をつくるビーズミルのパイオニア

 「ビーズミル」と呼ばれる超微粒子分散粉砕機のパイオニアであるアイメックス。
同社のビーズミルで粉砕される粉体はナノ(1ミリの100万分の1)単位まで微粒子化、これが様々な分野のメーカーに納入されている。例えばスマートフォンや自動車部品に使用されるセラミック積層コンデンサの素材原料の粉砕に使用されていれば、鮮やかに発色するインク粒子や化粧品づくりにも利用されるなど、人々の生活の至るところで使われている。
 アイメックスの創業は1950年。印刷機部品の加工からスタートし、1963年には日本で初めてビーズミル装置の開発に成功する。その後もプラスチック押出成形引取機や切断機、3本ロールミルなどの開発によって、幅広い分野のものづくりを支えてきた。いうならば研究開発によって時代の先端をいく各種機器を創り出してきたのだ。
 そして2016年には業界に先駆けて低温・凍結粉砕ビーズミル(LNM型)を開発。その原理を簡単にいうと、従来機は、粉砕の際にビーズからコンタミネーション(コンタミ)が発生するが、新開発のLNM型では、液体窒素中でドライアイスビーズを使用して粉砕を行うため、ビーズからのコンタミが発生せず、コンタミを嫌う医薬品の粉砕に適している。また、-196度という極低温下で粉砕されるので脆性破壊の効果があり、常温では粉砕しにくかった、樹脂の微粉砕が可能となり、お客様からは、「今までできなかった事ができるようになった。」と、高い評価をいただいている。技術立国日本が得意とする、新素材、新技術の開発に貢献している。
 「当社の長年にわたって培ってきた技術を進化させることで、低温・凍結粉砕ビーズミルという新しい技術が生まれたと考えています。先輩たちが培ってきた技術を私たちがいかに発展させて新しい価値を創っていくか。それが研究開発型企業の歩む道だと考えています」
 そう語るのは2016年に就任した五十嵐康雄代表取締役社長。伝統を継承しながらも、新しい時代に対応した経営方針を掲げて組織改革に着手する。

body1-1.jpg新しい経営方針を打ち出して社員のモチベーション向上を図る五十嵐康雄社長

社員が一致団結できる 組織改善に挑む

 五十嵐社長が打ち出した新生アイメックスの方針は、社員が一丸となって目指すべき目標を共有できる環境をつくることだった。その達成に向け、まずは目標とすべきテーマを年毎の経営標語として設定し、社員が同じベクトルに向くようにした。就任1年目に掲げた標語は「挑」である。
 「研究開発型企業である当社の基本姿勢を再確認するために『挑戦』としました。もちろん、新しい試みも導入して社内改善にも取り組みました。そして今年の標語は『育』。この言葉を選んだのは、昨年、挑戦して生まれた芽を継続して育てる、そして人と技術を継続して育てるという意味を込めています」
 挑戦によって生まれた芽とは、低温・凍結粉砕ビーズミルをはじめとする、新しい技術や、改良された技術である。昨年から「チャレンジカード」や「改善シート」という仕組みをつくり、研究開発過程での記録や業務改善の提案ができるツールを導入した。これは個々の技術者しか知りえなかったノウハウを全員が共有できるように情報を整理整頓。「見える化」できる仕組みの構築だった。もちろん、こうした情報はファイリングされるので、今後のアイメックスを担う後輩たちへも永続的に引き継げるようにした。
 「当社はこれまでの技術的な蓄積を活かして新しい製品を開発しています。そうした技術継承やノウハウをもっとわかりやすくするためにも情報の整理整頓。一部の技術者に頼るのではなく社員全員が100%の力を発揮できる環境づくりを行いました。約40名の社員の力を結集して未来を切り拓く。そんな経営を目指していきます」

body2-1.jpgつねに新しいことにチャレンジするのがアイメックスの伝統だ。

若手でも装置開発に 挑める環境に感謝

 新しい経営者の下、新しい仕組みを導入して船出した2016年に入社したのが村松卓也さんだ。村松さんは大学時代に粉体工学の研究に関わり、アイメックスのビーズミルを使用して実験をしていたという。
 「大学の研究と関連する分野で働きたいと考えていました。ビーズミルメーカーならば装置を開発する際にいろいろな種類の粉体を実験できるだろうと考えて入社を決意しました」
 そう語る村松さんは、本人の希望が叶いビーズミルの開発に当たる。顧客がビーズミルを購入する前の検討材料として自社に来て粉砕・分散実験の立ち会いを行うことがあるが、それらの実験を担当するとともに、自社の技術を結集して新しいビーズミルの開発に励む。新しい装置開発では、研究開発センターで装置の形状や仕様を企画して社内の設計部門に、試作品づくりでは製造部門に依頼。完成した試作品で実際に顔料、セラミックなど様々な粉体で実験を行う。こうしたいくつものプロセスを経て、それでいい結果が導き出されれば製品化される。
 「若手社員でも開発プロセスすべてに関わらせていただけるのが嬉しいです。新製品の開発は簡単ではありませんが、トライアンドエラーを繰り返して経験を積むことが技術者としての引き出しを増やしてくれています。また当社の場合は風通しがよく、先輩や上司にも相談もしやすくアドバイスも多々いただきます。それも技術者として成長できる大きな要因だと感じています」
 将来の会社を背負う覚悟でビーズミルの装置開発に挑む村松さんを見ていると、五十嵐社長の想いが社員一人ひとりに伝わっているのがよくわかる。

body3-1.jpg新入社員の村松卓也さんも責任ある仕事を任されて新製品開発に挑む

任される仕事が 増えるのが喜びにつながる

 村松さんと同じく2016年に入社した金山晃子さんは、業務部に所属して事務職として活躍する。営業職からの転職とあって事務職は初めての経験。しかも機械メーカーということもあって右も左もわからない状態だったと苦笑する。
 「私の仕事はビーズミルや押出成形引取機を製造するのに必要な部品の手配、納入業者の方の受付、部品検品などを行うこと。ビーズミルなどの装置には何千種類という部品が使用されますが、知識がまったくないところからのスタートでしたので正直にいえば苦労しました。それでもわからないことは先輩社員が常にアドバイスしてくれるので部品の知識も増えて、任される業務の幅も広がっています」
 わからないことが出てくれば先輩に聞くなり、自らインターネットで調べるなりして知識を広めていった。そんな金山さんが配慮しているのは、「素直であること」と「できることは何でも実践する」ということ。時間があれば部品資料の整理整頓を行い、わからないことは正直に伝えて教えを乞う。わからないまま放っておくと重大なミスにつながりかねないからだ。
 そんな金山さんの将来設計は結婚・出産・育児をしながら働き続けること。実は同社に入社した理由の一つに、残業がほとんどなくONとOFFのメリハリがつけやすいというのがあった。明確な将来像を描きながら自らのスキル向上に励む金山さんの表情も充実感にあふれている。

body4-1.jpgまったくのゼロからスタートし、部品の種類を覚えながら業務に励む金山晃子さん

編集部メモ

幅広いものづくりを支える社会貢献度の高い事業


 アイメックスのビーズミルは幅広い分野のものづくり企業に供給され、小さな電子部品や顔料インク、新聞紙や高級紙、農薬といった製品の素材加工にその微粉砕技術が使われている。
またプラスチック押出成形システム装置は、ボールペン軸やストロー、各種配管から窓枠やウッドデッキなどの建材、医療用チューブやカテーテルなどの医療用品まで幅広い製品作りで活用されている。
 各種装置や製品の材料は、普段の生活で目にすることはないが、アイメックスの事業は、ものづくり大国である日本を支える縁の下の力持ちともいえるだろう。今回登場いただいた五十嵐社長はじめ社員の方々は、そんな社会貢献度の高い仕事への誇りを胸に抱きながら、より良いものづくりに全力で挑んでいる。

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