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大金工業株式会社

大金工業株式会社 伝統の金属加工技術を若手に継承し 新しい時代のものづくりを目指す

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伝統の金属加工技術を若手に継承し 新しい時代のものづくりを目指す

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伝統の金属加工技術を若手に継承し新しい時代のものづくりを目指す

葛飾区で金属プレス加工を営む大金工業は、トラック部品などの製造を得意分野に掲げ、品質の高いものづくりで顧客の信頼を得てきた。2年前に会社のかじ取りを任された二代目の代表のもとで社内改革に積極的に取り組み、若手への技術継承を進めている。

金属プレス加工で トラック部品などを生産

 葛飾区は、都内の代表的な工場地帯の一つ。創業63年目を迎え、金属プレス加工を専門とする大金工業もそんな葛飾区生まれのメーカーである。現在は社員を28名抱えているが、かつては家族経営の小さな工場だった。
 「父である先代は母と二人で仕事を始めて、少しずつ従業員を増やしてきました。私は自宅も兼ねていた今の本社の敷地内で、プレス加工の音を子守唄に育ちました」と平田代表は幼い頃を振り返る。
家族経営からの脱却は、高度経済成長期の頃、大手メーカーの照明器具の部品を作ったのがきっかけだった。一気に受注が増え、会社規模も大きくなっていったという。だが、メーカーの生産拠点が中国に移っていくと、会社経営は厳しくなった。そこで新たな領域を開拓するべく、社員一丸となって営業を開始したところ、トラックの部品製造にたどり着いた。一般的に3万種類あるといわれる部品のうち、120種類ほどを生産している。
 トラック部品をきっかけに普通自動車のクラクションなど、別の領域でもチャンスが広がっていった。現在、新小岩の本社のほか、つくば工場の2拠点で生産体制を敷いており、重量のある物を持ち上げる手動ウインチやキッチン用品など、ラインアップが拡大した。近年はつくば市で閉鎖した別会社の人材を受け入れたのを契機に、スポット溶接やロボット溶接といった分野にも進出している。
 「溶接に関わる人材が加わり、複合の溶接加工品の生産に着手すると、売上は伸びていきました。新たにロボット溶接関連の後継者を育成するとともに、つくば市に新たなラインを整備した第二工場の立ち上げを計画しています」
 下町の家族経営だった小さな工場は、一歩ずつ進化を遂げてきた。

body1-1.jpg平田代表は数年前から社内改革に着手。より品質の高いものづくりを進めている

品質向上に努めるとともに 積極的に若手を抜てき

 長年にわたって陣頭指揮をふるってきた先代が亡くなり、平田代表が会社を引き継いだのは約2年前。それまで平田代表は経理担当を20年間務め、数年前からは営業としても活動しつつ、取引先の求めに応じ国際的な品質管理システムISO9001の導入を推進してきた。社内改革にも取り組み、組織構成や育成方針などを見直すとともに、全員参加での「レベルアップ会議」を毎月開催。クレームの共有や再発防止策の考案などをテーマに、社員全員が平等に議論できる場を作り上げてきた。
 人材育成に関しては昔ながらの「見て覚えろ」から脱却すべく、指導に関するチェックシートを作り、OJTで細かく学べる制度を作り上げた。更に資格取得なども、費用を会社が負担することで積極的に推奨している。
 「私もクレーンや玉掛といった資格を取得済み。また、入社年次の浅い時から金型を担当させてもらってきたので、関連資格の取得も目指したいです」
そう話すのは、現場の最前線で生産管理を手掛ける入社20年目、生産管理部の斉藤部長。先代が若手の抜擢に積極的で、斉藤部長は入社2年目から金型というものづくりの根幹を担う部分を任せられてきた。ほかにも20代で工場長として抜てきされた社員もいる。会社後押しのもと早い段階から大きな仕事に挑戦でき、ベテランからも技術を継承できる環境が整っている。

body2-1.jpg斉藤部長をはじめ、若いうちから責任あるポジションに抜てきされた社員が多い

若手もベテランも 長く安心して働ける環境

 同社には勤続年数10年、20年という社員も多く、中には50年以上というベテランもいる。入社23年目、総務部の結城部長はこう語る。
 「周囲が丁寧に支えてくれたおかげで頑張ってこられたと感謝しています。和気あいあいとした雰囲気の良い職場環境だから、長く働き続けられるのだと思います」
 結城部長は産前産後休業や育児休業も取得し、高校生になる2人の子どもを働きながら育ててきた。保育園が見付からずに大変な思いもしたが、会社と相談して一時期は雇用形態をパートに変えるなどして、今日まで頑張ってきたという。同社には周囲の理解とサポートによって、性別や年次にかかわらず長く安心して働ける環境が整っている。

body3-1.jpg20年、30年と長く働き続けているベテランが多い。若手も長い目で育てる

ここがポイント!働くやりがい!

自分が作ったものが、生活の身近な場面で役立つ


 社員の一人は以前、自社工場に横付けされた得意先のトラックに、自分が作ったバンパーが取り付けられているのを発見して感激したという。更に大手通販サイトで売れ筋No.1に輝いたキッチン用品の部品が、自社製品だったとエピソードを語る社員もいた。金属プレス加工で手掛けるのは、一部品ではあるものの、日常生活の身近な場面で役立てられていることや、製品の品質を支えていることに多くの社員が誇りを感じている

edit-1.jpgスポット溶接の技術を用いた部品(左)や、キッチン用品(右)なども手掛ける
  • 社名:大金工業株式会社
  • 設立年・創業年:設立年 1956年9月
  • 資本金:1,000万円
  • 代表者名:代表取締役 平田 眞由美
  • 従業員数:28名(内、女性従業員数8名)
  • 所在地:124-0023 東京都葛飾区東新小岩8-1-1
  • TEL:03-3691-4151
  • URL:http://daikin.sakura.ne.jp

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