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平和商事株式会社

平和商事株式会社 女性や障害者が個性を活かして働く 小さなダイバーシティ経営企業

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多様な人材が輝く町工場ストーリー
女性や障害者が個性を活かして働く 小さなダイバーシティ経営企業

綺麗に包まれた特別なプレゼントを受け取れば、誰だって笑顔になるだろう。平和商事は、贈答品として用いられることが多い、菓子や文房具の函はこを製造し、笑顔を作る一翼を担っている。製造に携わっているのは多様な個性であり、同社には社員全員が活躍できる環境があった。

函の製造開発に欠かせない 女性ならではの視点


 平和商事が作る“ 紙器容器” とは、厚手の紙を用いた函のこと。といっても段ボールのようなものではなく、洋菓子・和菓子といった食品や文房具などを入れるデザイン性の高い紙容器だ。近年はエコの観点から簡易包装が増えているが、同社は函の大きさ、形状、紙の質、箔押しなど特注での製造を受けることで売上げを伸ばしている。
 「私たちが作る函は、それだけで消費者の手に渡るわけではありません。中に入るものがあって初めて成り立つものであり、決して主役ではないのです。だからこそ、中に入るものをしっかりとイメージして作ることが大切だと考えています」と語るのは、竹前代表だ。
 同社の函に入る“ 主役” はケーキやクッキーなどの洋菓子が多く、函の製造開発には男性だけではなく女性の感性が欠かせない。同社の従業員の約半数が女性であり、製造以外の企画デザインでも女性が活躍している。
 「ちょうど自分が社長になった時期に子どもができたということもあって、育児の大変さはわかるつもりです。だからこそ女性が働きやすい職場にしたいという思いがありました」と竹前代表が言うように、同社では短時間勤務制度を導入している。例えば、保育園に子どもを預けてから出社し、午前10 時から仕事を開始、午後3時まで昼休憩を除いた4時間勤務を続けている従業員もいる。ちなみに短時間勤務は男女、正社員・パート勤務を問わず利用できるが、やはり女性から「フルタイムでは働けないのでありがたい」という声が挙がっている。
 入社5年目で製造担当の斉藤さんは「私も短時間で働いています。この会社
の魅力は勤務時間もそうですが、休みに関しても融通が利くところですね。例えば、翌日休みたいなら前日に少し自分で頑張っておくとか、調整ができます。小さな子どもがいる女性従業員もずいぶん助かっているようで、働きやすい会社だと思います」と言う。

body1-1.jpg「女性に働いてもらう上では、子供が熱を出したりして突発的に休むことも当然あると思っています」(竹前代表)

社長と社員の距離が近く仕事がしやすい職場


 竹前代表が気を付けていることの一つに、社員との距離感がある。社員とのコミュニケーションを大事にすることで、働きやすい環境作りを心がけているのだ。
 「当社の規模では、当然社員一人ひとりの顔が見えますから、社内にいる時には何か困ったことはないか、声をかけるようにしています。それと、自分は地元の法人会や商工会に所属しており、その用事で外出することも多いのですが、その際には社員に自分が外で何をしているのかをきちんと説明するようにしています。社長が不在で何をしているのかわからないと、社員も不安になりますから」
 入社1年目の企画デザイン兼営業の清水さんは、代表に直接自分の要望や意見が言える環境を、働きやすいと感じている。
 「やってみたいと思うことを実現しやすい職場だと感じています。実際に実現できるか、できないかは代表の判断になりますが、まず話をきちんと聞いてもらえるのが嬉しいですね。それに試作品のチェックも直接代表にお願いできるので、ダイレクトにコミュニケーションが取れて、仕事が進めやすいです」

body2-1.jpg「社長との距離が近く、仕事の判断をすぐにしてもらえるので助かります」(左:清水さん) 「うちの会社は、とにかく女性が元気ですよ」(右:斉藤さん)

家族も含め信頼関係を作り 障害者に長く働いてもらう


 同社の工場では、二人の知的障害者が働いている。一人は展開図を作る機械から余った紙を取り出す仕事に、一人は機械で貼った糊の部分の検品と梱包に従事している。
 「二人とも、初めて会う人と話すようなことは苦手なのですが、作業面においては、ものすごい力を発揮してくれます。他の人では気付かない汚れや、糊が貼れていない部分に気付いてくれるんですよ」(竹前代表)
 竹前代表は障害者施設に函を折る仕事を提供し、一方では荒川区の障害者雇用セミナーで講演を行うなど、社会貢献にも取り組んでいる。自身が荒川区で育ち、地域に育てられたという思いがあることから、地元に貢献したいという気持ちが強いそうだ。セミナーでは自社の例を紹介しながら「障害者に長く働いてもらうには、その家族や保護者も含めた付き合いが必要で、そこで信頼関係を得ることがとても大切」という話をした。実際に、工場で働く障害者は二人とも勤続20 年以上のベテランだ。このことも、同社の働きやすさを表している。
 女性や障害者の多様な個性を活かすダイバーシティ経営は、大企業でなくても実現できる。同社の一連の取組は、これを示す好例といえるだろう。

body3-1.jpg同社が製作している函の一例。デザイン、色など、中に入る製品のことを考えてオリジナリティのあるものを提案する

本社と工場の連携で顧客の要望に応える


 当社には、埼玉県の戸田市に専用工場があります。本社で顧客とのヒアリングをもとに設計を行い、工場では紙を展開図状に加工します(場合によっては、箔押加工を施したり、グルアーという糊付け機に通すところまで工場で行うこともあります)。大事なことは、設計段階での本社と工場のすり合わせですね。例えば、同じ形状の函でも使用する紙によって線を0.2mm ずらすといった細かい作業が求められるので、そうした情報は本社と工場できちんと共有しておく必要があります。本社と工場の連携なくしては、お客様の望むものは作れません。函は一見するとシンプルですが、そこには使いやすくする工夫、技術や経験が詰まっているんですよ。
(竹前代表)

edit-1.jpg戸田工場では、健常者も障害者も皆が個性を活かして働いている
  • 社名:平和商事株式会社
  • 設立年・創業年:1954年5月
  • 資本金:1,000万円
  • 代表者名:竹前 友勝
  • 従業員数:17名(内、女性従業員数7名)
  • 所在地:116-0012 東京都荒川区東尾久4-53-7
  • TEL:03-3893-6631
  • URL:http://www.heiwapack.co.jp

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