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北川電機株式会社

北川電機株式会社 高性能トランスの開発で業界をリード。100年企業を目指して若手育成を進める

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高性能トランスの開発で業界をリード。100年企業を目指して若手育成を進める

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高性能トランスの開発で業界をリード。100年企業を目指して若手育成を進める

国内外で求められる厳しい安全規格を満たし、小型化のニーズに応えるトランスを製造することで、医療機器及び半導体メーカーに選ばれてきた北川電機。100年続く企業を目標に、若手の育成やライフ・ワーク・バランスの充実を図っている。

医療機器用小型トランスで強みを発揮

 1969年の創業以来、一貫してトランスの開発・製造・販売を手掛けてきた北川電機。トランスとは電圧をコントロールする電子部品のことで、大規模な発電所から、数センチの基盤まで、電気を扱うあらゆるシステムや製品に組み込まれている。
 「電気を利用するには、用途に応じて電圧の大小を変えなければなりません。その役割を担うのがトランスです」(北川代表)
 同社が製造したトランスは、超音波診断装置やレントゲンなどの医療機器、半導体を作る際に必要となる製造・検査機器の2つの分野で用いられている。どちらも高度な技術が求められる。少人数だからこそ技術力を生かした高性能のトランスで勝負してきた同社。国内外で求められる非常に厳しい安全規格を満たす製品を提供できることが強みの一つになっている。
 「30年前に海外から安全規格という概念が持ち込まれた段階で、同業他社に先駆けて英語文献の翻訳や設備導入に取り組みました」(北川代表)
同社のトランスを購入した医療機器メーカーは自分たちで安全規格を取得する手間や費用をカットできるという。
 更に強みとするのが、トランスの小型化を可能にする技術。10年前から、検査設備の導入や技士の育成に取り組み、技術開発を進めてきた。
 「前例のないものを作るため、実験して試すしかありません。他社にはない評価設備を持っていることでより確かな製品を生産しています」(北川代表)
 こうした取組が実を結び、医療機器のトランスメーカーとしてトップの位置にあると北川代表は自負する。

body1-1.jpg「お腹の赤ちゃんを診る装置は、スマホサイズのものも。更に小型化を進めたい」と北川代表

100年続く会社を目指し社員に選ばれる会社に

 創業50年を迎える同社。掲げる目標は、「100年続く企業」である。
 「親の代から50年かけて事業を確立し、医療機器による人命救助や半導体による技術革新など、社会的にも大きな存在意義を担えています。今後はこの会社を存続させることに注力していきたいです」(北川代表)
 そのために、社員に選ばれる会社にしていきたいと雇用環境の整備にも注力。最初に取り組んだのが、残業時間の削減。作業日報を取り入れ、無駄な業務の削減に取り組んだ。
 「以前は20時過ぎても働く社員がいましたが、やるべきことの取捨選択をしたことで生産性を落とすことなく残業時間が減りました。今では17時半に退社する社員も少なくありません」(北川代表)
 更に、連続3日間の有給休暇取得を推進。そのために、個々が担っていた業務を複数人で担える体制づくりを進めてきた。入社9年目、製造課で巻線係のリーダーを務める大川原さんは趣味のバンド活動を満喫できると喜ぶ。
「複数人体制のため仕事に穴をあけずにすんでいます。遠慮なくライブ遠征時に有給休暇を取得できるので、その後の仕事にも張り合いが出ます」
 そのほか、産前産後休業・育児休業・介護休暇を整備し、一人暮らし手当、新婚手当、子供手当なども次々と導入。会社を挙げて、社員に選ばれる会社づくりを進めている。

body2-1.jpg小型化を可能にする高周波技術の研究に注力。検査設備や人材などを整備してきた

幅広い業務を経験し会社経営を担う人材を育てる

 今後は、若手社員に会社の中核を担ってほしいと考える同社。全業務に精通した人材になってほしいと取り入れたのが、子弟制度とジョブローテーションである。入社後、3カ月間、新人が1週間ごとに異なる先輩社員に弟子入りして、業務内容や実技を教わる。その後、本人の希望と適性を受けて、製造、設計、営業、総務といった部署を1~2年ごとに経験して回る。幅広い業務経験を得た上で部署を選び、専門性を磨いていくという方針である。
 入社5年目、製造課の藤沼さんもこの制度の経験者。
 「15名近くの先輩社員から指導を受けるため、会社の全体像が分かり、先輩社員と話すきっかけにもなりました」 
 3部門を回った藤沼さんは、現在の部署に魅力を感じている。しかし他部署での経験は無駄にはならないと話す。
 「他部署の業務や動きを把握できたことで連携やフォローができるようになりましたし、課題なども把握でき、会社全体の運営にも興味を持つようになりました」
 藤沼さんは、製造課での業務のかたわら若手社員が中心となって会社運営を考える「NEXT20」と呼ばれる活動に参加している。
 「30~40代の社員が少なくスキル継承が課題になっているので、僕らの世代が中心となって技術を受け継いでいきたいです」
 同社には、一分野で専門性を磨くだけでなく、幅広い業務経験を通して会社運営の視野を養い、成長していく道筋が築かれている。

body3-1.jpg一からものづくりに携わりたいと入社した藤沼さん。巻線のスペシャリストを目指している

ここがポイント!働くやりがい!

様々な業務を通して、ものづくりの醍醐味を味わえる


 同社では、ジョブローテーションを通して幅広い業務に携わることができる。製造業務では、機械を操作して材料を加工し、製品に仕上げる。「ものづくりを実感できる仕事」と大川原さん。また、設計業務では、顧客のニーズを踏まえて製品の材料や工法を考え、図面に落とし込んでいく。「裁量が大きく工夫のしがいのある仕事」と藤沼さん。幅広い分野で腕を磨き、製品の完成に貢献できることがものづくりの醍醐味になっている。

edit-1.jpg医療機器用のトランスユニットを2018年に開発。新製品の開発にも余念がない

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