社員同士で専門知識を深めながら 企業活動を支えるシステムを開発
<3つの特徴>
●幅広い業界の基幹システムなどを開発
●定期的な面談で社員の悩みを解決
●月1回の勉強会を通してスキルを磨く
受託開発から自社サービスまで展開
ハワイ語で「友情・幸福・平和」を意味する「ラウレア」を社名にしたラウレアソリューション。財務管理、顧客管理、在庫管理、ECサイトなど、企業の基幹となるシステム開発を得意としている。社員の多くは大手システム開発企業に常駐し、開発に従事している。
「当社では多彩な分野のシステム構築・運用・保守を行っており、配属は社員の興味や志向性に沿う形で決定しています」(大粒来代表)
同社では受託開発のほか、IT案件に適切な人材を募集したいという企業と、フリーランスのエンジニアをマッチングさせるサイトなどの自社サービスも手掛けており、今後、一層の拡充を目指すと大粒来代表は抱負を語る。
このマッチングサイトは、より使いやすいようにと、デザインや機能のフルリニューアルを行い、2020年12月に再スタートを切った。
その他にも、自社サービスとして、スマホを使って、人事考課を手軽に行えるアプリも開発した。上司、同僚、部下など、一緒に働く現場の声を集めて、リアルな働きぶりを評価できるというサービスで、各企業が使いやすいようにカスタマイズして販売している。
「こうした自社サービスを積極的に展開することで、社員がしたい仕事を選べる自由度がさらに広がりますし、多彩なシステム開発にチャレンジすることで社員のスキルアップも図れます。今後も新たなサービスに挑戦していきたいです」(大粒来代表)

コーチングを活用して 社員との対話を重視
同社では取引先と頻繁に調整を行い残業時間の削減に努めてきた。そんな努力が功を奏して、現在、社員の平均残業時間は月8.9時間だという。
また、社員が一人で悩みを抱え込まないようにと、社員一人ひとりとの対話にも力を注いでいる。コーチングの資格を持つ大粒来代表が、1~3カ月に一度、社員と面談して、職場での不安や仕事の悩みなどをヒアリングし、アドバイスを送る。この面談はテレワークが主体になった現在もオンラインで行っているという。
入社1年目の大住さんはシステム開発部に籍を置き、取引先に常駐してホームページの制作に携わっている。
「今年入社し、すぐにテレワークでの業務になったので不安も大きかったのですが、代表との定期的な面談で悩みを相談することができ、安心して働くことができました。また、お客様へ要望があれば、代表が直接交渉してくれるのもありがたいです」
また、同社では社員の希望に合わせて、同じ職場で長く働けるように取引先と交渉も行っている。例えば、あるシステム開発のプロジェクトが終了したら、引き続き同じシステムの運用や保守の仕事を継続できるよう交渉。希望をかなえてくれる環境がモチベーションアップにつながっていると多くの社員が口をそろえる。

月1回の勉強会で社員同士が得意分野を教え合う
幅広い分野のシステム開発を行う同社だけに、社員それぞれが非常に高い専門知識を有している。その知識を有効に生かそうと、社員が一堂に会する月に一度の帰社日に勉強会を開催。そこで社員それぞれが持ち寄った新しい開発言語や最新技術、さらにはプロジェクトマネジメントのノウハウなどについて教え、学び合っているという。
「当社には、お互いに教え合うという企業文化が根付いています。自分が所属しているプロジェクトでは扱わない言語や技術を知る機会にもなるので、見聞を広める絶好の機会です」と語るのは、入社2年目、システム開発部の茂木さん。自身もプログラミング言語の知識を深め、社員の前で発表した経験があるという。
「調べることも、発表を聞くことも勉強になります。また、講師を務める先輩方を見ていると、様々な知識やノウハウを身に付けているので目標にもなります」
そう話す茂木さんは、勉強会をフル活用し、将来は幅広い分野に精通したマルチな活躍ができるSEを目指しているという。

採用担当からのメッセージ
主体的に働ける方に期待しています! 当社の経営理念は「本気で楽しみ、自分らしく働く」というもの。この理念を実現するには、自分がしたいことや学びたいことを主体的に見付けることが不可欠。そうした主体性と向上心を持った人を求めています。当社が手掛けるシステムのジャンルは幅広いので、やりたいことが見付けやすいと思います。また、スキル向上が図れる初期Java研修をはじめ多くの研修を用意していますから、求める技術を伸ばす環境もあります。こうした環境を最大限活用して、自分らしい働き方を見付けてほしいと思います。


●第24号 (2021年3月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。