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株式会社プリントバッグ

株式会社プリントバッグ 印刷技術に一日の長。老舗企業に根付く支え合いの精神

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印刷技術に一日の長。老舗企業に根付く支え合いの精神

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社員同士の絆を深める助け合いストーリー
印刷技術に一日の長。老舗企業に根付く支え合いの精神

 オフィスで使うファイルやバインダー、クリアファイル、カレンダーなどを製造するプリントバッグ。同社は、大見和男代表の祖父が始めた本の表紙製作を起源とする。その時代から受け継がれてきた加工技術は現在、自社のオリジナル製品にも生かされているという。

祖父と父の技術を受け継いだオリジナル製品

 プリントバッグの基幹製品であるファイルやバインダーは、報告書や請求書を挟んでまとめておくのが一般的な使い方だが、他にも、顧客に持っていく提案書を高級感のあるファイルにまとめたい、企業案内や学校案内をオリジナルのポケットファイルに入れたい、あるいは卒業証書や認定証などのホルダーをシックなスウェード生地のものにしたいなど、需要は枚挙にいとまがないほどに多岐にわたる。そうしたオリジナルオーダーに応えていくためには、紙、ポリプロピレン、ビニール、クロス表紙などの材料から色、文字の書体、更には金具など、顧客が心置きなく選べるようそろえておかなければならない。
 「社名やロゴを入れたり、生地やとじ具を選んだりすると、高くついたりもしますが、満足度が違うとお客様は納得されますし、また100部以上であれば文具屋で既製品を購入するよりも安く仕上がることも少なくありません」と話すのは大見代表だ。
大見代表の祖父の代からとりわけ得意としてきたのが、ボール紙に布地などを張った表紙などにタイトルを金箔で印字する箔(はく)押しという技術。その技術は、高度成長期に飛ぶように売れたテレビや洗濯機、冷蔵庫のカタログをとじるファイルにも応用されるようになった。これが大いに消費者に受け入れられ、同社は徐々にファイル製造へと事業転換していったのだという。大見代表の父が練り上げた箔押しの技術は現在自社で販売しているオリジナル製品に生かされている。
 「スーパークリスタルカレンダーという名前の製品で、箔押しをした上にインクを載せることで様々な色を表現する事ができ、キラキラと輝くデザインを実現しています。箔押しに詳しい人が見れば、一朝一夕にはできない加工と脱帽しますよ」(大見代表)
 価格競争による値崩れを避けるために、現在納品しているのは銀座にある老舗文具店のみ。繊細かつきらびやかなカレンダーは一枚一枚が美術作品のようで、毎年購入していく多くのファンを生んでいるという。
 「受注生産ばかりでなく、こうした自社のオリジナル製品を世の中に送り出していきたいと思っています。私のモットーは日々是青春。いつまでも若い気持ちで果敢にチャレンジしていきます」

body1-1.jpg会社の変遷を語る大見和男代表

営業の面白さ

 自社製品の開発とともに多品種短納期も経営戦略の一つに掲げ、一人の従業員が断裁、箔押し、留め具の装着、カレンダー製本など様々な作業ができる多能工化を進める一方で、営業部でも心掛けていることがあるという。
 「見積り依頼などの問合せを頂いたら、なるべくその日のうちに回答をするようにしています。シンプルなことですが、レスポンスの速さは信頼にも繋がるんです」と話すのは営業部の工藤一茂課長。同社の営業は割り振られた担当企業を電話や訪問で、相手のニーズに合わせて製品を提案していく、いわゆるルート営業。
 「お客様の要望に合わせて材料や値段を決め、それを自社の足立工場に指示を出して自らが納品する。つまり一から十まで自分で責任を持って担当するわけですから、やりがいのある仕事です」
 また、営業の立ち位置もユニークだ。営業だけに数字は付いて回るが、前年の売上数値が一つの指標としてあるだけで、日や月のノルマは課されることはないというのだ。
 「営業にとって売上げは大事ですが、それをノルマにしてしまうと、そればかりに気をとられ、仕事がつまらなくなってしまいますよ。それよりも自分が主体となって積極的に動いていった方が、モチベーションも上がるのではないでしょうか」
 自らを根っからの営業マンと評する工藤課長。ルート営業が基本だが、自らの意志で飛び込み営業をすることもあると話す。
 「ファイルやバインダーを扱っているので、言ってみればどんな業種にも需要はあるはずです。ですから取引先に行った後に、ちょっと気になった会社があれば飛び込みで挨拶することもあります。要は自分の頑張り次第でいくらでも可能性の広がっていく仕事なんです。更に、訪問先を含めて任されている裁量が広いので、自分で考えて自分で動けるというのも面白さの一つです」

body2-1.jpg「一緒に働ける仲間を増やしたいです」と語る工藤一茂課長

助け合いの精神

 同社は若手社員も少なくない。経理課の森重明南さんもその一人。営業や製造など現場の最前線に立つ社員をサポートする役割を担いたいと経理を志望したという。「困っている人がいたら助け合う社風があるところが当社の良さ。団結力があります」と話す。
 年末が近付くと自社の足立工場が繁忙期に入る。森重さんはその時期に工場に行ってファイルの金具の取付けやポケット貼付などの製造作業を手伝い、その経験を通じてたくさんの収穫があったという。
 「普段の業務では分からない当社の本業の製造工の仕事を知ることは経理の仕事に生かせる点もあるし、またみんなで一つの目標に向かっている雰囲気が心地良いんですよね。本当に良い経験になりました」
 その一方で、森重さんも他の社員に助けてもらうこともある。
 「昨年の1月は予想以上に忙しく、余裕がなくなってしまうほどだったのですが、他の部署の方や代表も手伝ってくれて何とか乗り切れたことがありました。代表自らが経理の仕事を手伝ってくれる会社なんてなかなかないと思います。今後は経理の仕事をもっと効率的にこなせるようにして、余った時間で他の部署のサポートもできるようになりたいです」
 こうした助け合いの精神を持った社員が少なくないのだという。新入社員には新しい環境でうまくやっていけるだろうか、あるいは仕事を覚えられるだろうかといった不安がつきまとうものだが、同社のように助け合いの精神が社風として根付いている職場であれば不安なく入っていけるのではないだろうか。

編集部メモ

まずは個人や家庭を優先させる


 大見代表は3KMという考えを大事にしているという。三つのKは「個人」「家庭」「会社」で、三つのMは「目標(Mark)」「管理(Management)」「意欲(Motivation)」だ。
 「特に3Kの順番が大事です。会社のために個人や家庭をないがしろにするのは時代錯誤の考え方で、会社で成果を上げるには個人や家庭がうまくいっていないといけません。ですから、まずは個人の幸せ、そして家庭の幸せがあって、最後に会社がくるわけです」
 会社の代表自らが、まずは個人や家庭を尊重すべきと話すプリントバッグ。社員個々人のライフ・ワーク・バランスに配慮した職場だといえるだろう。

edit-1.jpg和気あいあいとした雰囲気の職場というedit-2.jpgスーパークリスタルカレンダー。特殊な加工が施されているため、見る角度によって光り方が変わる
  • 社名:株式会社プリントバッグ
  • 設立年・創業年:設立年 1964年
  • 資本金:5,000万円
  • 代表者名:代表取締役 大見 和男
  • 従業員数:42名(内、女性従業員数12名)
  • 所在地:110-0008 東京都台東区池之端 2-9-3
  • TEL:03-3821-2151
  • URL:https://printbag.co.jp
  • 採用情報:ホームページよりお問い合わせください

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