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株式会社ソフト開発

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高品質なソフトウェアを生み出し お客様から信頼を得る

技術に留まらず、ヒューマンスキルも育むストーリー
高品質なソフトウェアを生み出し お客様から信頼を得る

各種通信機器を制御するソフトウェアの受託開発企業として産声を上げ、以来、通信・ネットワーク監視、IOT関連のアプリケーション開発事業を展開しているソフト開発。社員一人ひとりの確かな技術力と誠実な対応で、時代のニーズに合わせた新たな価値の創造に挑み続け、お客様から高い評価と信頼を得ている。

テクニカルだけでなくヒューマンスキルにも注力

 携帯端末や各種通信機器の情報を制御し、医療、食品、エネルギー関連のメーカーや通信キャリア向けのソフトウェア開発をメイン業務とするソフト開発。これまで培ってきたノウハウを生かし、現在は食品や医薬品工場の生産管理システムや在宅介護支援システム、アプリケーション開発など事業を拡大している。携帯電話の基地局装置にも同社が開発したソフトウェアが搭載されており、大手電気通信事業者や電機メーカーからの信頼も厚い。その理由を、「高い技術力はもちろん、社長を始めとする全社員の“人柄” にある」と話すのは、総務部の佐藤部長だ。
 「社員は素直で誠実な人ばかり。思いやりある対応で業務に従事しています。更に、会社からも“人間性が大事”と伝えているため、それがお客様からの信頼につながっているのでしょう」
 社員教育においても、技術だけでなくヒューマンスキルの向上にも注力している。例えば新入社員は、毎朝新聞を読み、気になる記事について自分の考えを発表する。一般常識を身に付けるとともに、相手の言うことを理解する訓練になるという。また、入社1~3年目の社員が「福利厚生」、「設備・環境美化」、「広報」のいずれかの委員会に所属し、健康診断の手配やウェブサイト管理などを担当する「委員会制度」を導入。会社や社会の仕組みが学べ、後輩指導や効率の良い仕事の進め方などが身に付くため、普段の業務にもプラスの影響が生まれている。

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「会社にとって、一番大事なのは社員」と話す大野社長。社長の人柄も、同社の信頼につながっている

豊富な行事や同好会で新入社員も打ち解けやすい

 客先で業務に従事する社員もいるため、全員が集まれる機会を多く設けている同社は、花見やバーベキューなど社内行事が豊富。行事以外に皆で集まる機会も多い。
 「社内に同好会があり、私はボードゲーム同好会に所属し、終業後に盛り上がっています」と話すのは、入社4年目、技術開発部の家倉さん。入社10年目、技術開発部の安松さんは、「スノーボードに行ったり、バドミントンやフットサルをしたりなど、休日に遊びに出掛けることもあるんですよ」と話す。社員同士仲が良く、仕事が終わればまるで学校の放課後のよう。入社1年目、技術開発部の花田さんは、そんな和気あいあいとした社風に惹かれて入社した。
 「文系の学部出身でプログラミング未経験でしたが、研修と先輩方の親切な指導で、少しずつスキルを習得しています。就職を機に上京してきたため、慣れない環境での生活と仕事に最初は不安がありましたが、職場は話しやすい方ばかりなので、会社の雰囲気にはすぐに溶け込めました」

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「自分の書いたプログラムが、想像通りに動いた時がこの仕事のおもしろさです」と話す社員の皆さん

早朝フレックスなど個々の最適な働き方を推奨

 “社員が長く働ける環境作り” にも力を入れている同社は、出産、育児など、一人ひとりのライフステージに合わせた柔軟な働き方を取り入れている。
 「仕事が好きなのに辞めなければならないのはもったいないですよね。社員に寄り添い、続けられる方法を一緒に考えることが会社の役目です」と話す佐藤部長の言葉通り、これまで体調がすぐれない社員に「週4日勤務」、育児中の社員に「残業しない宣言」、朝集中して仕事がしたいという社員に「早朝フレックス」などを取り入れてきた。その成果もあり、近年の離職率はゼロ。安松さんは、同社で2度の育児休業を取得している。
 「保育園の送り迎えの時間があるので、現在はほかの社員より15 分早く出社し、その分早めに退社しています。個人の意見を聞き入れてくれるのでありがたいですね。業務では、プロジェクトのメンバーが楽しく円滑に開発が進められるよう、リーダーを支えながら一人ひとりとコミュニケーションを取る役割を意識していきたいです」と、子育てをしながらでも、仕事における自身のキャリアアップや役割も忘れてはいない。
 一人ひとりが働きやすい環境の中で、技術力と人間性を育むことが、信頼と高いクオリティのソフトウェア開発につながっている。

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佐藤部長は、「制度を作っても利用されなければ意味がない。社員のニーズに合わせて制度作りをしています」と話す

ハツタロウー・ケンジロー・なびでんちゃんのもっと知りたい!

採れたて野菜で料理対決!
 会社の近くに、社長が借りている畑があり、毎年忘年会で行うビンゴ大会には、そこで育てた新鮮な野菜を“欲しい時期に届けてくれる” という景品があります。
 また、夏頃に畑で収穫できる野菜を使って新入社員が料理対決するのが、ここ数年の恒例行事です。料理は頭と時間を使うので、時間配分や手際の良さを身に付ける練習になりますし、収穫や耕作などを一緒に行う体験を通して、同期の親睦も深まると考えています。
 何を作るか、メニューはそれぞれ考えてもらうのですが、オムライスやブリ大根、ジャガイモをすりおろして作るチヂミなど、一人ひとりの個性が表れていて面白いですよ。
(佐藤部長)

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収穫をし、耕して新しい苗を植えるまでを皆で行う
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採れたての野菜は新鮮そのもの!

●第16号 (2019年2月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。

企業情報

社名
株式会社ソフト開発
設立・創業年
1984年10月
資本金
1,000万円
代表者名
大野 純一
従業員数
30名(内、女性従業員数4名)
所在地
194-0004 東京都町田市鶴間8-4-30クレインドビル4階
TEL
042-795-7613
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