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サンプリント株式会社

サンプリント株式会社 データ加工も働き方も柔軟に対応<br>アナログとデジタルの技術でニーズに応える

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データ加工も働き方も柔軟に対応
アナログとデジタルの技術でニーズに応える

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データ加工も働き方も柔軟に対応
アナログとデジタルの技術でニーズに応える

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デジタル時代に対応する技術革新ストーリー
データ加工も働き方も柔軟に対応 アナログとデジタルの技術でニーズに応える

 精度の高いデータ出力や手作業による製本など、長年培われてきた技術を大切にしてきたサンプリント。近年はアナログとデジタル事業を融合したハイブリットなサービスの実現に挑む。その原動力は、向上心高く、誇りを持って仕事に臨む従業員たちのスピリットにある。

積極的な設備投資で情報のデジタル化に挑む

 五反田に本社を構えるサンプリントは、データ出力やオンデマンド印刷、製本などを手掛け、55年の歴史を持つ。建設会社から依頼される設計図の出力や製本は、創業当時からの主力事業だ。板倉社長は、「建物1つとっても、フロアごとの図面に、ガスや水道の配管図など、いろいろな種類があります。製本すると300ページ以上になることも珍しくありません」と話す。
 図面印刷で培われてきたスキルとノウハウにより、今では業界を問わずさまざまな企業を取引先に持つ。近年はデジタル技術を活用したデータ制作やコンテンツ制作などの情報加工にも力を入れる。
 中でも、紙の情報をPDF などデジタルデータ化する際のスキャニング技術は得意分野だ。積極的な設備投資により、スキャナーはポスターほどの大きさまで一気に読み取れるものや、書籍の読み取りでも影のできにくいものなど、特殊な機材が揃う。
 そうしたスキャニング技術を取り扱うDCセンターの江村さんは、「新しい機材が入れば操作や調整の仕方を覚える必要がありますし、データの仕様や画像ソフトのトレンドも変化し続けています。勉強が欠かせません」と語る。
 他にも図面から3Dデータを作成するサービスなど、建設やものづくりでニーズが期待される分野の開発が進む。

body1-1.jpg「長年の信頼と実績から、顧客との関係も良好です。営業活動は既存顧客とのパートナーシップを重視しています」と語る板倉社長

職人気質でありながら風通しの良い組織

 採用は原則、職種別に行う。印刷、製本、スキャニングと専門的な技術を要する部門が多いためだ。
 「ひと通りの基本動作の習得にも、半年ほどかかると見ています。コツコツと小さく積み上げながら、手に職を付けていくものが多いですね」(板倉社長)
 入社後は専属の教育担当のもと、OJT で仕事を覚える。今年入社した製本グループの福西さんは、ベテラン社員の方に教わりながら、手作業での製本業務に勤しむ。
 「以前は大きな工場で、部数の多いものを機械で製本していました。ここでは自分の手を動かし、1冊ずつ生まれていく実感があります」(福西さん)
 契約書や卒業論文の表紙などでよく見られる箔押しも、今では設備を揃えているところが少なくなった。活字を1文字ずつ押していく作業では、定規を使いながらも感覚的な要素が大きいという。
 全社朝礼では、社員が毎日交代で1分間スピーチを行う。テーマは自由だが、業界の動きや機材の効率的な操作法など、仕事にまつわる小ネタを披露する社員も見られる。入社6年目の両国オフィスの鹿島さんは、「じっくりと取り組むことが好きな人が多い」と自社を評する。“ 職人気質” というと、頑固な印象を持つかもしれない。だが同社には、提案に耳を傾ける風通しの良さがあるという。
 「以前、個人的にメモしていた仕事の進め方やポイントを、少し体裁を整えてマニュアルを作成し、周りにシェアすることを提案しました。ほかの社員が使っている場面を見かけると、役に立てたようで嬉しいです」(鹿島さん)
 売上げなどの経営指標は定期的に発信し、誰が今何に取り組んでいるかを表す進捗管理もホワイトボードを見ればひと目で分かる。透明性の高い経営姿勢は主体性を促す要素の一つだ。

body2-1.jpgスキャニングや出力現場では、最新の機材がズラリと並ぶ。それぞれの特徴や癖をおさえた微細な調節が、画像や出力物の質を左右する

個々の事情に応じて働き方をサポート

 30名弱の従業員が、家族のようなつながりを持つ会社である。働き方や処遇については個々の状況に柔軟に応じてきた。
 「会社側も、従業員の働く意欲をできる限りサポートしたいという考えです。過去には本人の事情で出社できなくなった社員に、テレワークを採用しました。今はオフィスに復帰し、再び社内で活躍しています」(板倉社長)
 前出の江村さんも、パート勤務でありながら出産・育児休業を取得することで、培ってきたキャリアを無駄にせずに働き続けることができているという。
 「“会社”というコミュニティの存在は大きいです。家庭や子どもの世界に留まることなく視界が広がります」(江村さん)
 働き方改革の一環で、業務時間の短縮にも着手している。2018年5月からは、完全週休2日制の導入を実現。取引先の事情に翻弄されがちな勤務体系を一新させた。
 「お客様にも導入の意図を説明し、1年がかりで準備を進めてきました。残業も事前申請を徹底し、時間を区切って働くことを浸透させました」(板倉社長)
 結果、労働時間は短縮したが業績はアップ。生産性向上に成功している。
 創業から55年を迎えた同社。100年企業を見据え、持続的な経営を目指す。必要となるのは、若者の力だという。
 「これから技術もどんどん発展していきます。固定観念にとらわれず、しなやかな発想力で組織をリードしていく人材を期待しています」(板倉社長)
 時代の流れを見極めながら、アナログとデジタル、双方の利点を生かす。その姿勢は、事業だけでなく働き方にも生かされているのである。

body3-1.jpgデジタルサイネージのサービス開発に取り組むDC センターの原さん(右)。商品化に向け工夫を凝らす

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緑のオアシスが張り詰めた気持ちをほぐす


 五反田オフィスには、観葉植物がいっぱい!エントランスや執務室はもちろん、会議室には大小合わせて3鉢のグリーンが飾られています。オフィスは半地下にあるうえ、業務上、窓を開けるのは難しいため、観葉植物が置いてあるとないとでは社内の空気も大違いです。
 仕事では細かな作業も多く、気持ちが張り詰めることも。でも優しい緑色が視界に入ると、良い具合にほぐれていきます。
 社内が緑に囲まれているのは、育てるのが上手なスタッフがいるおかげ。彼女の手にかかれば、植物たちもみるみる元気に。両国のオフィスにも、癒しスポットを作ろうと思います。(鹿島さん)

edit-1.jpgここにある観葉植物はほんの一部。鹿島さんは両国オフィスに持ち帰れるよう、株分けしてもらった。

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