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株式会社テクノメイト

株式会社テクノメイト 社員から社長まで切磋琢磨 日本の半導体製造を陰で支える

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社員から社長まで切磋琢磨 日本の半導体製造を陰で支える

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販路拡大に全社で取り組む町工場ストーリー
社員から社長まで切磋琢磨 日本の半導体製造を陰で支える

JR八高線で八王子から2駅目。小宮駅からすぐの場所に本社と工場を構えるテクノメイト。社員17人の小さな町工場は、半導体メーカーや製薬会社で使われる装置にはなくてはならない機器を製造している。近年では自社ブランド製品の開発にも力を入れ、販路がアジア各地に拡大しつつあるという、まさに発展途上の会社だ。

装置の受注生産に加えて 自社ブランド製品も柱に


 例えば、SuicaやPASMOなどのICカードには、50~70ミクロンという極薄のICチップが入っている。チップは、半導体を削り、鏡面仕上げを施してから切り出すことでつくられる。その鏡面仕上げの際に、薬液を供給する必要がある。その供給装置を製造するのがテクノメイトだ。
 「研磨装置は各メーカーが製造していますが、その装置を動かすには我々の供給装置が不可欠。なくてはならない付帯設備の製造に特化してきました」と芦田春幸社長は話す。
 創業してからの24年間、こうした供給装置を主力に製造してきたが、これらはOEM(Original Equipment Manufacturing)の製品だ。相手先から提供された仕様に基づいて設計・製作・納品し、相手先のブランドの装置として使われている。
 一方で、同社の経営方針に掲げている「独自の製品開発」にも取り組み、売上げが伸びている。
 「具体的には、半導体を高圧ジェットで洗浄する装置の心臓ともいうべき製品を開発、15年前から自社ブランドの高圧ポンプ「SSBLシリーズ」として売出しました。今や装置の必需品になっており、需要が高まっています。国内だけでなく、台湾や中国といった国々の企業にも導入されるようになりました」(芦田社長)
 販路が海外にも広がっていることから、今年、自社ブランド製品の売上げが、OEM製品の売上げを上回る月もあったという。これは創業以来初めてだ。
 「現在、次の自社ブランド製品を開発中です。今後は技術、製造、営業の3部門すべてを強化して、これまでの受注製品との二本柱で展開していきたい」と芦田社長は意気込んでいる。

body1-1.jpg「2018年はタイで行われる見本市にも初めて出展します。海外展開など、営業も強化していきたい」と話す芦田社長

社長室は常時オープン 全員と意見を言い合える


 「この仕事の一番の魅力は、お客様とセッションをして、ものづくりの企画段階から携われること。意見交換を重ねながら、互いに理想とする設計ができたときにやりがいを感じます」
 そう話すのは、技術部に所属する入社2年目の齋藤透さんだ。技術部は製品の設計業務を担っており、ハード、ソフト、電気と担当分野が分かれている。その中で齋藤さんはハード設計の担当だ。しかし、お客様との打合わせでは、担当分野以外の知識も必要とされる場面がある。そのために、他の社員や部品メーカーなどから逐一情報を仕入れていると齋藤さんは言う。
 製造部の浜野智也さんは入社1年目。入社当初はOJTや外部研修で基本的な知識と技術を学び、3か月目に正式採用となった。浜野さんは毎日、会社で購読している業界紙から最新情報を仕入れることを日課にしている。
 「毎朝、社長のところに届きます。以前は社長が読むだけだったので、『私も読みたい』と申し出たところ、回してくれるようになりました。それ以来、毎日の日課です」
 担当する製造分野に限らず、製品の設計から検査までの様々な知識や技術を持ってマルチタスクに働ける人を浜野さんは目指している。芦田社長にもその話をし、新聞閲覧の希望を受け入れてもらったという。
 「相談には社長も社員も気軽に乗ってくれます。社長室の扉は常に開いていて、帰宅時には社員全員、社長に挨拶してから帰ります。特にルールというわけではなく、皆、自然とそうしていますね」と、営業部の並木徹さん(入社1年目)は話す。
 社長を含め、社員全員が分け隔てなくコミュニケーションを取れる。そして、個人の裁量に任せながら、互いに切磋琢磨できる。社員一人ひとりが働きやすく、かつ成長しやすい環境が整っているといえそうだ。

body2-1.jpg設計図の作成にあたる齋藤さん。後ろの本棚と壁の向こうに社長室があるが、「相談したいときにいつでも行けます」と言う

インターンシップを実施し 社員も仕事を再認識する機会に

 同社では、ものづくりの現場への就職を希望する学生のインターンシップを積極的に受け入れてきた。2005年に2人の学生を皮切りに、今年までに19人が同社で仕事を体験した。「近隣にある大学や高等専門学校から依頼があって受け入れるようになりました。今年は工業高校の生徒も受け入れました。仕事に対する考え方など、学校では学べない知識や実体験を得てほしいです」と芦田社長。将来有望な人材を育てるだけでなく、教える機会を設けることで、教える側に立つ社員にとっても自分の仕事を再認識するよい機会になっているという。

body3-1.jpg自社ブランドの高圧ポンプの生産ライン。インターンシップでは生産ラインでの製造業務も体験できるという

ハツタロウー・ケンジロー・なびでんちゃんのもっと知りたい!


“憩い”の搬入口



 普段はシャッターが閉まっている搬入口ですが、すぐ隣に通用口があり、近くに飲み物の自動販売機も設置されているので、休憩時には社員が自然と集まり会話がはずみます。世間話から仕事の話まで、ざっくばらんに話していますね。
 1階に製造部の生産ライン、2階に技術部や営業部の仕事スペースがありますが、ここには部署に関係なく、いろいろな人が集まってくるので、仕事に関するプチ相談会になることもあります。
(並木さん)

edit-1.jpg搬入口付近で世間話をする芦田社長(左から2人目)ら。通用口はシャッターの左隣にある

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