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株式会社ユニトラスト

株式会社ユニトラスト 「社員を守り、育てる」社長の信念が社員に伝わり会社の成長力を生む

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「社員を守り、育てる」社長の信念が社員に伝わり会社の成長力を生む

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組織の成長ストーリー
「社員を守り、育てる」社長の信念が社員に伝わり会社の成長力を生む

 2010年の設立以来、黒字経営で成長を続けるユニトラスト。その成長を支える「社員を守り、社員を育てる」仕組みについて紹介する。

成長が停滞する業界に、一石を投じる組織を

 システムの提案・開発から運用保守に加え、ウェブサイトのデザインやスマートフォン向けアプリの開発と手広く事業を展開するユニトラスト。ひとつの型に囚われることのない企業姿勢を貫く背景には、かつて某システム会社の子会社の社長を務めたことのある野田敦幹社長の体験がある。
 きっかけは2008年のリーマンショック。景気は冷え込み、当時の野田社長も大規模なリストラを余儀なくされた。社員を救いたいという思いはありつつも、子会社である以上、親会社の方針には逆らえなかった。
 「仕事が多いときには人をたくさん雇って、必要なくなれば解雇。言葉を選ばずに言えば、人を使い捨てにしていたんです」
 常に社員が入れ替わるような状況では、人材育成どころか、会社組織、そして業界全体としての成長も望めない。業界全体の成長が停滞していることによる一番の弊害は、提供する価値とその対価がつりあっていないことだと野田社長は言う。期待される水準が低いままで、「こんなにやってもらった」と評価されて高すぎる対価が支払われることもあれば、SEに対する評価の低さから、「これだけ払えば充分だろう」と対価が低すぎることもある。
 なんとなくこなしての高評価、どんなにがんばっても低評価。どちらにしても、正当な評価が得られなければモチベーションは下がる一方で、ますます成長が停滞するという悪循環だ。
 「そんな業界に一石を投じたくて、起業を決意しました。周りが成長しないなら、成長できる場と、それが正当に評価される場が整っている組織を作ろうと考えたんです」

body1-1.jpg「組織の成長によって、業界全体を変えていきたい」と野田敦幹社長

真の働きやすさの実現を目指し、会社として社員を守る

 この考えから生まれたのが、同社の「精勤手当」である。これは、残業の実績に関わらず、社員全員に残業代10時間相当分を支給するものだが、仕事の質は維持しながら、スキルと努力で残業時間を減らしたことに対する報酬だと野田社長は言う。実際にこの制度を導入後、年間の残業時間削減に成功し、成果が顕れているそうだ。
 とはいえ、仕事柄、就業時間は客先に左右される部分も大きい。残業時間が11時間以上の場合は別途残業代を支払っているが、
残業時間が改善されない原因が客側にあれば、それを解決するのは社長や取締役など、上に立つ者の役割だと野田社長は言う。
 「残業せずともいいように、お客様と仕事量や納期などを相談します。それでもだめなようなら、今後お仕事はできませんと断ることもあります」
 同社の残業月平均は15時間前後と、非常に短い。社長の思いを受けて、社員一人ひとりが努力した結果だ。
 社長自ら解決に当たるのは、残業時間削減に限った話ではない。社員のミスを謝罪して解決策を提案することもあれば、客先での人間関係で押しつぶされてしまった社員の代わりに「私が行きます」と交渉したこともあったという。
 「会社として、社長として、社員を守るのは当然。お客様と同じくらい、社員に対しても誠実でなくてはならないと考えています」
 そう言ってはばからない社長だからこそ、社員と顧客両方の信頼を得て、同社は成長を続けてこられたのだろう。

body2-1.jpg会社が社員を守る仕組みがあるからこそ、余計なことに煩わされることなく仕事に集中できる

組織全体で思いをひとつにし、成長を続けていく

 もうひとつ同社の要となっているのが、コミュニケーション重視の社員育成だ。新人研修では、なんと新人と研修担当が車座になって毎朝1時間雑談をしているという。
 「研修中に毎朝1時間、恋愛のことから政治の話まで、なんでも話します。はじめは、上司というとなんだか近づきがたい存在だったのですが、毎日コミュニケーションをとることでより近い距離で話せるようになりましたし、質問もしやすくなりました」こう話すのは、入社2年目の鈴木卓也さん。プログラミングは全くの未経験で入社し、研修ではとても苦労したという。それでも、あらゆることを学び取ろうと集中して取り組んできた。
 「雑談とはいえ、その中で、会社のビジョンや社長はじめ上司の考えを知ることができたので、現場で働くイメージを持って研修に取り組めたのだと思います」
 研修というと仕事に関する基礎知識の詰め込みや個々の目標設定など、堅苦しい印象は免れない。その点、日常会話の延長線上にある雑談なら、素直に耳を傾け、理解できる。それは、研修への取組方や仕事の成果に間違いなく良い影響を与えているのだ。
 マネジャーとして、採用や社員育成に取り組む久賀宏貴さんも、普段のコミュニケーションを最も大切にしているという。
 「一人ひとり性格や考え方は違いますから、これをすれば伸びるという正解はありません。コミュニケーションを交わしていると、この人はどういうアプローチをすれば伸びるのかが見えてくるものなんです」
 会社で顔を合わせるときには、挨拶プラス一言の声掛けを欠かさない。そこから会話が広がることもあるし、誰かが気に掛けていてくれるという安心感にもつながるという。そうしたちょっとしたことの積み重ねが、社員同士の信頼やチーム力につながっているのだ。
 「研修も毎年ブラッシュアップされていますし、そのなかで得られるものも少なくありません。そうした育成スキルもしっかり後輩に引き継いでいきたいですね」
 そう話す久賀さんは、業界経験こそ10年目だが、同社ではまだ3年目。また、今年度の新卒採用の主担当は鈴木さんが務める。採用や研修を担当するにはキャリアが短いようにも思えるが、短い期間でも、密にコミュニケーションをとり、会社の理念や信念を伝える環境が同社にはある。それを活かして努力すれば、若手でもどんどん活躍できるというわけだ。
 「自分が研修で受け取ったものはもちろん、日々の仕事の中で得てきたスキル、喜び、そして人間として大事なものを後輩たちにしっかり伝えたいと思います。そのためにも、いっそう気を引き締めて仕事に取り組んでいきます」と話す鈴木さん。研修などを通してスキルを身につけた社員が、それを後輩に伝え、育てていく。成長が成長を生む良いスパイラルが同社には生まれている。
 「初めは小さな組織の中での話でも、信念を持ち、それを社員とも共有して行動し続けていれば、いつかは業界全体を巻き込む大きな波が起こせるはずです。当社もこれからどんどん大きくなっていくでしょうが、どんなに社員が増えても信念を曲げずに、成長し続けていきたいです」と、野田社長は力強く語ってくれた。

body3-1.jpg日々のコミュニケーションの積み重ねが、社員の、そして会社の大きな成長につながる

編集部メモ

ワークライフ“ミックス”

 ワークライフバランスという言葉は浸透してきたが、野田社長が理想とするのは「ワークライフミックス」という耳慣れない言葉だ。
 「“バランス”というと、仕事とそれ以外の生活がはっきり分かれ、天秤に乗っているようなイメージですが、そうではない。両者ははっきりと分けられるものではありませんから、それをうまくミックスして調節できる人が魅力的なのではないかと思うんです」
 状況に応じて仕事重視またはプライベート重視といったように、どちらかに偏ることがあってもいい。また、プライベートでの経験が仕事に生きることは大いにあるし、逆もまた然り。うまく混ぜ合わせることができれば、より豊かな人生につながるのだ。
 「会社に属するとなると、どうしても『社員として』どうあるかばかり考えがちです。でも、大事なのは上手にミックスすること。これから就活をするみなさんも、『一人の人間として』どうありたいかを考えて、進む先を決めてください」

  • 社名:株式会社ユニトラスト
  • 設立年・創業年:設立年 2010年
  • 資本金:1,000万円
  • 代表者名:代表取締役社長 野田 敦幹
  • 従業員数:59名(内、女性従業員数12名)
  • 所在地:101-0038 東京都千代田区神田美倉町7-1Daiwa神田美倉町ビル 4F
  • TEL:03-6260-8885
  • URL:http://www.unitrust.co.jp
  • 採用情報:ホームページよりお問い合わせください

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