- あらすじ
- 任される仕事の範囲が広い、成長できるチャンスがたくさんある、社長との距離が近いなど、中小企業で働くメリットを解説。
- おすすめポイント
- 中小企業ならではの魅力を発見できるほか、社会人一年生にありがちな悩みや失敗の克服法を経営学の先生がやさしく教えてくれます。

私たちの生活に身近な小説やマンガでも中小企業は舞台として登場します。
社員同士のつながりが強い、成長できるチャンスがたくさんあるなど、中小企業の魅力を知ることができる本・コミックを紹介します。
小さな会社でぼくは育つ
神吉 直人 著 [インプレス]

幸せをつくるシゴト
山川 咲 著 [講談社]

- あらすじ
- 完全オーダーメイドのウェディングという、業界では不可能と言われたビジネスの実現に向けて著者ががむしゃらに挑戦していく物語。
- おすすめポイント
- 著者が小さな組織を立ち上げ、新しいビジネスを開拓していく姿に、自信が持てなかったり不安を募らせている就活生も背中を押されるはず。

ブランドマネージャー
山川 咲
私が新卒で入社した会社は僅か20名のベンチャー。その後、起業に挑戦し、業界で存在感ある会社にまで成長しました。未完成の企業で働くことは、自分の力や存在が会社の未来を左右するというライブ感のある選択です。20代にどれだけ成長できる環境を自分に与えられるかが、理想の人生への鍵であり、未来の自分自身への貢献だと思います。
下町ボブスレー 東京・大田区、町工場の挑戦
細貝 淳一 著 [朝日新聞出版]

- あらすじ
- 大田区の町工場がボブスレーのソリの生産に挑戦し、オリンピック出場チームに採用されることを目指した奮闘記。
- おすすめポイント
- 世界で活躍するような製品を作っているのは、大企業ばかりではありません。下町の町工場が一致団結し、オリンピックを目指した下町ボブスレープロジェクトには、中小企業の夢が詰まっています。
下町ロケット
池井戸 潤 著 [小学館]

- あらすじ
- 小型エンジンが主力商品の佃製作所は、ある日突然競合メーカーから特許侵害で訴えられてしまう。
- おすすめポイント
- 資金繰りに奔走する経理担当者や降りかかる火の粉を追い払う弁護士など、チーム一丸となって難局を乗り越えていく人間ドラマに、ものづくりに賭ける情熱や小さな組織だからこその結び付きの深さを学べます。
いつも月夜に米の飯
小森 江莉 著 [講談社]

- あらすじ
- 新米設計士の倉沢カナコは、仕事のしすぎで身体を壊したことから、小さな設計事務所に転職。様々な事情を抱える施主・建物に触れながら、カナコは自分の生き方を見つめ直していく。
- おすすめポイント
- 働くとは自分の時間や生活を犠牲にすること?仕事でやりがいを得ることと自分らしく働くことについて、カナコと一緒に考えさせられます。
●第17号(2019年6月発行)掲載