<中小企業しごと魅力発信プロジェクト>

中小企業しごと魅力発信プロジェクト 東京カイシャハッケン伝 東京カイシャハッケン伝

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城南地区
フロンティアコンストラクション&パートナーズ株式会社

フロンティアコンストラクション&パートナーズ株式会社 会社は人生を輝かせるための「ステージ」 当事者意識が、自分も会社も成長させる

フロンティアコンストラクション&パートナーズ株式会社

会社は人生を輝かせるための「ステージ」 当事者意識が、自分も会社も成長させる

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フロンティアコンストラクション&パートナーズ株式会社

会社は人生を輝かせるための「ステージ」 当事者意識が、自分も会社も成長させる

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やりがいと働きやすさの調和ストーリー
会社は人生を輝かせるための「ステージ」。当事者意識が、自分も会社も成長させる

フロンティアコンストラクション&パートナーズは、建設プロジェクトの事業主側に立ち、事業主が直面している様々な問題解決をサポートする建築の「トータルパートナー」である。

建築のプロとして 事業主と建設会社の溝を埋める

 マンションやビル、街作りといった建設プロジェクトには大きく分けて、二つの立場がある。一つは企画発注する事業主、そしてもう一つは設計や工事を請け負う建設関連会社だ。
 「同じプロジェクトを進める企業同士、協力し合うのが当然なのですが、実はその両者の間には大きな溝があるんです」と語るのは、フロンティアコンストラクション&パートナーズの松村力社長だ。
 松村社長はかつて、大手ゼネコンで営業や人事を経験してきた。事業主がゼネコンから提示された工期や見積りをそのまま受け入れてしまうこともあれば、反対に事業主側が無理な納期や価格を要求するような場面を何度も経験してきた。その主な原因は、事業主が建築について熟知していないことにあったと松村社長は分析する。そうした知見から、両者の間を取り持つ存在が必要と感じた松村社長は2001年、事業主側に立って建設プロジェクトを適切にマネジメントする会社を立ち上げた。
 「建築のプロとして、事業主が求めるあらゆる場面をサポートしています」と松村社長が語るように、同社の事業内容は幅広く、大きく分けて二つの部門がある。一つは一級建築士などが建設プロジェクトをまとめ、企画から設計、デザイン、コスト、品質、スケジュール管理等を行う「CRE/PRE(コーポレートリアルエステート/パブリックリアルエステート)」部門。そしてもう一つが、竣工前の品質検査やマンションなどの内覧会の運営、住まいの修繕やリフォームといったカスタマーサービスを担う「CS(カスタマーサティスファクション)」部門である。今後、新築マンション建設は減っていき、いわゆるストック市場が広がると予想されている。そんな中、同社は建設プロジェクトの川上だけでなく、居住者向けや買換えに伴うサービスといった川下までトータルに手掛けるよう、事業内容を変化させている。また、公共施設を民間企業が運営するケースが増えているが、そうした官民連携のプロジェクトへの参入も進めつつあるという。
 「設計事務所や設備会社とグループを組み、公立の小中学校に空調設備を設置するプロジェクトも実施しました。今後も当社が得意とする技術的サービスを中心に提供できるプロジェクトに積極的に参入していきます」

body1-1.jpg「建設業界の将来を見据えた事業展開をしていきます」と語る松村力社長

仕事は人生の大きな部分を占める だからこそオンとオフの充実が大切

 松村社長は、働きやすさを後押しすることの重要性も認識している。
 「社員には『会社はステージだ。歯車になるのではなく、会社を使ってどう自分を表現するかを考えてほしい』と伝えています。仕事は自分がやりたいことをするほうが楽しいし、そのほうがおのずと生産性も上がります」
 例えば毎週木曜日はノー残業デーとし、18時になると全社の電気が切られる。プレミアムフライデーもいち早く導入した。また、給与やボーナスの原資となる業績も等しく公開。利益が一目瞭然のため、社員全員で会社を運営しているという当事者意識が持ちやすく、働く意欲にも繋がっているという。
 「仕事は人生の多くの時間を占めますし、自分の人生を形作るものだと思うんです。だからこそ自分で時間を上手にコントロールして、オンもオフも充実させてほしいと思っています」
 松村社長自身、平日は自分でスケジュールを組み立て、基本的には残業しない。土日は仕事をしないと決めていて、テニスに山登り、グライダーと趣味で忙しくしているという。
 「最近は肩こりがなくなりました。自分の理想の働き方を具現化できているからでしょうね」

body2-1.jpg休日をしっかりと取るために制度が整っていることも、働きやすさに繋がっている

建設業界を見渡す 広い視野を養いたい

 入社1年目の沼舘佳さんは、大学と大学院で建築や都市計画を学び、就職は建設業界にと考えていたという。しかし、一口に建設と言ってもデザインや構造設計など幅広いため、何をしたいかまでは決められないでいた。そこで、まずは建設業界を広い視野で捉え、やりたいことをじっくりと探すという姿勢で臨み、その結果、同社と巡り合えたと喜ぶ。
 「技術系からカスタマー部門まで幅広い業務がそろっていますし、色々なことにチャレンジできそうなところにひかれて入社しました」
 入社後半年間は建築メディアグループに所属し、新築マンションの購入者向け工事レポートの制作に携わった。
 「デベロッパーから依頼を受けて、建築現場を取材して原稿を書いたり、誰が見ても分かりやすいように図面に色を付けて掲載したりしました。おかげでマンションがどのようにつくられるかが一通り分かるようになりました」
 その後、松村社長が推進する官民連携プロジェクトのプレゼンテーション準備に参加。設計会社などと協力しながら、提案書をまとめ上げた。
 「設計や工事、設備、運営などそれぞれの専門分野の企業が協力し合って詳細まで詰め、一つのものを作り上げることに感動しました。自分一人でプロジェクトの提案書を作っていた大学時代とは大違いで、これが社会で働く醍醐味だと思いました」
 そんな沼舘さんの今後の目標は、一級建築士の資格を取ることだ。
 「一級建築士になるには、大学卒業資格とともに2年以上の実務経験が必要なのですが、ちょうど入社2年目から3~4年間、建築現場で施工管理の経験をすることになっています。期限付きながらも建築現場を経験できる貴重な機会なので、しっかり学んで技術を身に付けたいですね。また、経験を積んで広い視野を身に付け、いつかプロジェクト全体をまとめられるようになりたいです」

body3-1.jpg「建設業界の全体を見てみたい」と語る沼舘佳さん

お客様のために力を尽くす。 それが評価に繋がる

 沼舘さんが働きやすさの大きな要因になっているというのが、同社のオープンな社風だ。役職の階層が少ないフラットな組織で、社長から新入社員まで同じフロアで机を並べて仕事している。
 「部署の違う先輩の方々が『頑張ってるね』『仕事が終わったら早く帰りなさいね』などと気軽に声をかけてくださるんです。そのおかげもあって会社になじむのも早かったです」
 また、休暇も取りやすいと喜ぶ。
 「休日出勤をすると代休が取れるのですが、スケジュールを上手に調整して代休を2日以上連続で取ると手当がもらえるんです。私は夏期休暇と代休・土日を組み合わせて10日間の夏休みを取り、海外旅行を楽しみました。入社1年目から気兼ねなく休めているおかげで、オフは存分にリフレッシュできますし、その分、オンは仕事に集中できます」
 沼舘さん同様、社内の雰囲気の良さを感じているのが、入社2年目の井上寛隆さんだ。井上さんはもともと電気会社に勤めていて、電気工事の現場で15年間、営業として3年間働いた後、同社に転職した。
 「前職とは異なり社長が同じフロアでバリバリ仕事をしている姿に初めは驚きましたが、大いに励みになっていて、自分ももっと頑張ろうと思えますね」
 現在は技術アドバイザリーとして、新規物件の購入を検討している不動産会社にその物件の問題点を指摘したり、修繕計画といった問題の解決案を提示したりしている。
 「建築に関する幅広い知識が不可欠な仕事なのですが、最初は分からないことだらけでした。電気工事を通じて建築のことを少しは知っているつもりでいましたが、それがほんの一部だったことを痛感しています」
 幸い井上さんが配属された部署はベテランぞろいのため、井上さんは分からないことに直面するたびに質問しているという。どんなに質問攻めにしても「そんなことも知らないの」などと責めたりせず、快く答えてくれる方ばかりのため、知識がなくても困ることはないそうだ。その環境に感謝しつつも、井上さんは決して満足していない。
 「お客様から建築に関する質問をされたときにその場できちんと答えたいんです。そのためにも勉強は欠かせません」
 知識を増やすことが肝要だと実感したため、入社後から資格取得に励んでいる。多忙な毎日を送っているにもかかわらず、すでに消防設備士など複数の資格試験に合格している。
 「通勤時間や土日を使って勉強しています。仕事に必要な知識を吸収するのは楽しいですよ。仕事の幅も確実に広がりますしね」
 こうした井上さんの真摯で前向きな姿勢は取引先企業にも確実に伝わっていて、「御社と直接取引をしたい」「他社との取引は辞めて、御社一本にしたい」といった声も届いているという。「お客様のために力を尽くし、それが評価に繋がる今の仕事が本当に楽しい」と明るく話す井上さんは、働くやりがいに満ちている。

body4-1.jpg「仕事に必要なことを勉強するのは楽しいです」と語る井上寛隆さん

編集部メモ

部活動で社内が繋がり働きやすく

 井上さんと沼舘さんが声をそろえるのが、社内の雰囲気の良さ。それを実現しているのが任意参加の部活動だ。平日の就業後やノー残業デー、プレミアムフライデーなども利用し、バドミントン部やワンダーフォーゲル部、綱引き部、映画部、ペン字部と様々な内容で活動している。
 「部活動でほかの部署の方とお話しできるのがうれしいですね」(沼舘さん)
 「横の繋がりができたおかげで断然働きやすくなりました。お酒の誘いが増えたのも喜ばしいことですね」(井上さん)

  • 社名:フロンティアコンストラクション&パートナーズ株式会社
  • 設立年・創業年:設立年 2001年
  • 資本金:3,300万円
  • 代表者名:代表取締役社長 松村 力
  • 従業員数:272名(内、女性従業員数87名)
  • 所在地:108-0014 東京都港区芝5-33-1 森永プラザビル本館12階
  • TEL:03-5484-7700
  • URL:http://www.fc-p.co.jp
  • 採用情報:ホームページよりお問い合わせください