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中央・城北地区 株式会社ケンファースト

株式会社ケンファースト 「働きやすさ」と「やりがい」が若手の成長に繋がる。若手の成長は、会社の未来を作る

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「働きやすさ」と「やりがい」が若手の成長に繋がる。若手の成長は、会社の未来を作る

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「働きやすさ」と「やりがい」が若手の成長に繋がる。若手の成長は、会社の未来を作る

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未来を担う社員育成ストーリー
「働きやすさ」と「やりがい」が若手の成長に繋がる。若手の成長は、会社の未来を作る

新卒・未経験者採用を始めて5年。会社の、そして何よりも社員のためにより働きやすい環境作りに乗り出したケンファースト。その取組の中で、若い力は着実に育っている。

やりがいを感じながら技術を伸ばせる環境がある

  銀行口座やクレジットカード、保険の顧客管理など、金融系を中心にした企業のウェブシステム開発やコンサルティングサービスを展開するケンファースト。社長をはじめ、役員には金融業界の出身者が多く、業界の知識やノウハウを持った技術者集団として定評がある。
 「業界の知識を蓄えながら、SEとしての技術も身に付けられるので、とても恵まれた環境だと思います」と話すのは、入社6年目の宇田川竜宏さん。
元々コーディングに興味があり、大学も情報系を選択。それでも入社当初は自分の知識や技術に不安を覚えていたというが、OJT(On the Job Training)などが充実していて、安心して仕事に臨めたと話す。
 「分からないことは自分でも調べますが、実践的な知識のある先輩に聞いたりしながらしっかり身に付けてきました。現在はプログラミングをするだけでなく、お客様と直接会って要件定義をしたり、チームのリーダー的役割を担ったりと、仕事の幅が広がっています」
 同社には、ステップアップの指標となる評価制度もあり、目標を持って仕事ができる環境が整っている。さらに、上司や先輩が部下や後輩をきちんと見てくれているという実感も、やる気に繋がっているという。
 「聞きたいことがすぐに聞けたり、仕事の進捗を気にしてくれたり、私自身とても助けられました。今は私がそうすべき立場。プログラミングの技術はもちろん、リーダーとしての力も養っていきたいですね」

body1-1.jpg「これからも知識を増やしていきたい」と宇田川竜宏さん

未経験でも力をつけられる研修制度

 宇田川さんのように、情報系の知識を持って入社した人もいる一方で、近年は新卒や未経験者の採用も行っている。その一人が、入社1年目の原凛さんだ。
 原さんの前職はエステティシャン。新卒で就職したが、将来を考えたときに物足りなさを感じて転職を決意したという。
 「前職ではお客様ごとに接客も施術も変える必要があったので、あらかじめ勉強したり、技術を磨いたりといった余地があまりないように思えてきたんです。そこで自分がやりがいを感じられる仕事は何かと考えた末に、ずっと勉強し続けられるIT業界が思い浮かびました」
 日々新技術が生まれるIT業界なら、学びに終わりがない。さらに、同社の充実した研修制度も、入社を後押しした。
 「1か月は外部のプログラミング教室で学び、本社に配属になってからは、システム改修の課題を頂いてそれを解決するという研修を受けました。今はOJTの中でさらに学びを深めています」
 まだまだ分からないことも多いというが、学べば学ぶほどにできることが増え、楽しみが広がっていると話す。現在は、会社の資格取得支援制度を使って、プログラミング言語の一つであるJavaの資格取得を目指している。
 「まずは初心者向けのブロンズを、来年にはその上のシルバーを受験する予定です。自分のためはもちろん、受験費を負担してくれたり、参考書を購入してくれたりと会社のサポートも手厚いので、それに応えるためにも、できるだけ高い点数で合格したいです」と目を輝かせる。

body2-1.jpg風通しの良い社風の中、新卒・未経験者が次々と育っている

未来に向けて、社員も会社も成長し続ける

 実は、原さんの受けている研修制度が整ったのはここ5年ほどのこと。それまでは外部研修などは利用しておらず、OJTのみだったという。
入社5年目、人事・購買部で研修などの制度作りのサポートや営業事務を行う坂尾綾香さんは入社後、研修制度の立ち上げに携わった。
 「私はあくまでサポートですが、他の企業の制度も参考にしながら、当社に合わせて整えていきました」
 きっかけになったのは、同社が新卒・未経験者の採用を始めたことだった。当時、リーマンショック(世界的経済危機)の傷が癒え始めたIT業界は景気回復傾向にあった。そんな中で課題となったのが経験者不足。業界全体のパイに対して経験者が少なく、仕事はあるのに受けられないという状況にあった。そこで同社は、経験者のみの採用から、新卒や未経験者を採用し、育てていく方向に舵を切ったという。
 「滑り出しは順調で、先輩・後輩が教え合う中で社内に活気も生まれています。そのおかげか社員同士の繋がりも強くて、とても居心地が良くなりました」と、坂尾さんは笑顔を見せる。
 現在、月に1回の会議や、社長主催の社員意見交換会など、様々な施策にも取り組み始めているという同社。社員が増えてきたこともあり、より意見が言いやすく、働きやすい環境作りに注力している。
 「こうした未来に向けた取組もそうですし、産休や育休から復帰したロールモデルもいて、将来も働き続けるイメージができるんです。現在はサポートの立場ですが、今後は会社の補助制度を使って法務に関連する資格を取って、マネジメントなどもできるようになりたいです」
 やりがいを感じながら将来を明るく見つめる社員がそろう同社。今後どのような輝きを見せてくれるのか楽しみだ。

body3-1.jpg坂尾綾香さんも、異業種から転職して一から業務を学んできた

編集部メモ

社内イベントで絆を深める


 社員同士はもちろん、社長との距離も近くて、何でも言い合える風土があるんです」と坂尾さん。それを如実に物語るのが、様々な社内イベントだ。
 「社員主催のバーベキューやダーツ大会など、何かにつけて集まっては盛り上がっています。あるときは社長が突然キャンプを企画して、社員の家族や退職された方も招待して、みんなで楽しみました」
 2年に1度は社員旅行も開催され、ゆっくり温泉を味わうという。そんなアットホームな空気も働きやすさの一因であるに違いない。

edit-1.jpg社員の働きやすさのために、これからも新しい施策を打ち出していく
  • 社名:株式会社ケンファースト
  • 設立年・創業年:設立年:2004年
  • 資本金:資本金:2,900万円
  • 代表者名:代表取締役社長 畠山 憲一
  • 従業員数:従業員数:52名(内、女性従業員数4名)
  • 所在地:101-0021 東京都千代田区外神田4-7-7ソフト99ビル3階
  • TEL:03-6206-0592
  • URL:http://www.ken-first.com