城東地区 株式会社マサル

株式会社マサル
風雨から建物を守るシーリング技術
ビル建築を支える防水のスペシャリスト

株式会社マサル
風雨から建物を守るシーリング技術
ビル建築を支える防水のスペシャリスト

仕事がカタチに残るストーリー
風雨から建物を守るシーリング技術
ビル建築を支える防水のスペシャリスト
「永く、愛される建物」の建設を目指し、総合防水事業、シーリング事業、リニューアル事業の3つの分野を中心に事業を展開するマサル。ビルの耐久性を高めるために、マサルが持つシーリング防水の技術は欠かせない。
自分の手掛けたビルがカタチとして残る誇り
1957年の創業以来、シーリング防水事業を柱に首都圏の超高層ビルや大規模建設プロジェクトを数多く手掛けるマサル。先進のシーリング技術の評価は高く、都内の約7割の超高層ビルの施工を担当している。
シーリング防水とは、外壁の水密性・気密性を保持し、建物を保全する役割を担うもの。一般人の目には留まりにくいが、建設には欠くことのできない技術だ。勝又取締役は、歴史に名が残る建造物にも関われる点が、社員のモチベーションにつながっていると言う。
「1968年、当社は日本初の超高層ビル『三井霞が関ビル』の施工を皮切りに、名だたる大型ビルや施設などで実績を残してきました。近年では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、新たに建築するオリンピック施設のシーリング防水も担当しています。シーリングの仕事の魅力は、自分の携わった建造物が世の中に残ること。現場で働く一人ひとりの力が結集されることで、国家的なプロジェクトが動き、巨大な建造物が完成していくのです。手掛けた建造物の前を通った時は、『これは私が作ったビルなんだ』と、誇らしげに外壁を見上げる社員も多いですよ」
また、1979年からはリニューアル事業を展開し、オフィスビルや文化遺産建造物、集合住宅などの改修業務も事業の柱の一つに加わっている。

蓄積したノウハウを集約し、教育プログラムを構築
地震や風雨などの自然環境から建造物を守るために、設計段階から技術提案を行う点もマサルの特徴だ。シーリング防水は壁全体の耐久性に影響するため、設計者、建築会社、外装メーカーなどとの調整が必要になる。
入社1年目、営業部の高見さんは、「建築現場では、工程ごとに専門技術を集約させ、建設が進んでいきます。シーリング防水もその専門技術の一つのため、専門家の観点から、防水性や安全性を高める工法などを提案できなければなりません。建築現場では、互いの技術を認め合うことで、信頼関係が生まれ、より良い仕事ができるようになっていきます。早く知識や技能を身に付け、一人前として認められるようになりたいです」と力を込める。
建築現場の専門技術というと、“職人技”というイメージをもつため、個々人にノウハウが蓄積されると思いがちだが、マサルでは体系的な教育体制を構築している。シーリングの知識や技能を継承していくことなどを目的に、技術本部を設置。技術本部に集約された建築現場のノウハウをもとに、実践的な教育プログラムを構築することで、若い世代へ知識や技能を引き継ぐ仕組みを整えている。

女性が働きやすい職場に向け、建築現場も女性の視点で変化
建築現場というと、男性社会の過酷な労働環境を想像する人も多いだろう。また、建築現場には、ベテランの熟練者が多く、若手には働きづらい環境と思う人もいるかもしれない。都内のプロジェクトで現場を体験した入社1年目、営業部の白浜さんは、実情をこう語る。
「女性の人数が建設現場で少ない状況であることは、昔も今も変わりありません。けれども、女性が働きやすい職場環境に向け、更衣室やトイレなどに配慮する現場も増えてきています。女性が少数派である現場では、女性独自の視点が貴重な場面も多いのです。また、現場にはベテランの方々は多いですが、距離を置かずに、一歩相手の懐に入り込むことで、一気に親しみやすくなることは多いですね。そこから現場の一体感が生まれてくるところが、この仕事のおもしろさなのかもしれせん」
「女性の皆さん、若い皆さん、一緒に建築現場で働きませんか」と、白浜さんは笑顔をこぼした。
建造物を守るため技術とノウハウを磨き続けるマサル。世界有数の多雨国、地震大国の日本にとって、建物の耐久性を高める技術は今まで以上に求められていくだろう。

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夢は心が躍る大冒険
冒険部とマサルランズの2つの社内サークルが、合同でバーベキュー大会を開催しました。冒険部の主な活動は、都内近郊の山を中心としたトレッキング。冒険部の名に負けないように、いつかは壮大な冒険にチャレンジすることを夢見て活動しています。マサルランズはジョギングの愛好仲間が集まり、体力づくりも兼ねて、定期的に走ることを楽しんでいます。
どちらのサークルも家族での参加も大歓迎なので、家族同士の交流の場にもなっています。サークル活動は、会社では知ることのできないプライベートの部分が発見できるため、社員同士の距離を縮めるのにも役立っています。
(第3営業部 家子主任)

- 社名:株式会社マサル
- 設立年・創業年:1957年9月
- 資本金:8億8,569万円
- 代表者名:苅谷 純
- 従業員数:118名(内、女性従業員21名)
- 所在地:135-8432 東京都江東区佐賀1-9-14
- TEL:03-3643-5859
- URL:https://www.masaru-co.jp