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愛知産業株式会社

愛知産業株式会社 社員の自主性を重んじて、スキルアップの場を広く提供 <br><br>常に時代のニーズをとらえ、革新し続ける技術商社

愛知産業株式会社

社員の自主性を重んじて、スキルアップの場を広く提供
常に時代のニーズをとらえ、革新し続ける技術商社

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輝く技術 光る企業

愛知産業株式会社

社員の自主性を重んじて、スキルアップの場を広く提供
常に時代のニーズをとらえ、革新し続ける技術商社

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  • 社名:愛知産業株式会社
  • 設立年月:昭和12年9月
  • 資本金:8,500万円
  • 従業員数:140人
  • 代表者:代表取締役社長 井上博貴
  • 本社所在地:東京都品川区東大井2-6-8 〒140-0011
  • 公式HP:http://www.aichi-sangyo.co.jp
  • 国内はもちろん海外からの最先端技術に独自のノウハウを入れ、溶接業界及び産業機械業界に貢献している愛知産業株式会社。常に新しいニーズに対応できる人材育成に力を注ぐ企業の取り組みについて伺いました。
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業種

技術商社、メーカー
溶接機器、産業機器及び関連製品等の製造(設計・開発)、輸入、卸、販売

事業紹介

世界の溶接技術を紹介しながら、独自の技術開発で、ものづくりの現場で省力化、省エネルギー、環境対策などのニーズに対応すべく取り組んでます。最近は、アスベスト無害化問題・代替品の研究拡販、異種金属の接合、新資源のチタン溶解炉等々、次代の要請に応える事業を展開。第19回中小企業庁長官賞、2007年東京都ベンチャー技術東京都知事特別賞、日本機械工業連合会会長賞、日本発明協会奨励賞などを受賞。

新入社員に担当してもらう仕事の内容について

営業・技術担当共に当社技術の研修・習得をしてもらいます。
営業に関しては先輩に同行した上で、モノづくりの最先端市場で要請されている困難な問題解決の調査をし、お客様と相談しながら、解決に向けた業務を担当してもらいます。
技術陣に関しては、次代のニーズに応える技術を研究開発し、新たな環境問題、省エネルギー、省力化等の現場対応の第一人者になれるよう頑張っていただきます。

経営者からのメッセージ
経験と技術力が、日本のモノ作りをリードする

今年で72周年を迎える弊社は、グローバルな技術商社として情報と技術力、経験とノウハウを蓄え、内外の独創性豊かな新技術と新資源を導入し、日本のものづくりの先端技術を支えてきました。例えば、原子力、航空機、自動車産業、新エネルギーに加え、最近では医療分野へのモノづくりに貢献する技術を提供しています。今後は、更なる技術開発と付加価値の追求を目標としつつ、ステークホルダーに信頼される企業となることを目指していきたいと考えております。

aichi_ph01.jpg 代表取締役井上 博貴

顧客のニーズに応える「人間」=「技術力」

元々、資源のない日本が経済大国として発展した理由は、先人たちの技術力があったからです。技術力というと、難しいようですが要は人間のこと。顧客の立場に立って、顧客のニーズにいち早く対応する商品を提供する、言い換えれば「お客様に買ってもらいたい」と、努力したり工夫したりする所に技術力が生まれます
不況と言われる時代においても、顧客のニーズに応える技術力がある限り、勝ち残ることは可能です。ニーズは常に進化するため、その変化に適応していかなくてはいけません。そのため、多様化するニーズに対応できる柔軟性とやる気のある方に、弊社で活躍していただきたいですね。

中堅社員からのメッセージ
実際に商品を実演して技術を学ぶ

世界の最先端技術を取り扱う弊社では、商品に関する知識や技術はもちろんのこと、それを顧客である各種メーカーに伝えるための高いコミュニケーション能力が求められます。また、営業職や技術職の区別なく、社員1人1人が会社の代表として顧客と接することができるような幅広い対応力が必要です。
そのため弊社の研修は、商品知識だけでなく金属全般の知識や、金属加工にまつわる幅広い知識までフォロー。さらに、実演場で実際に商品を取り扱うことで、顧客の立場に立った商品説明や、デモンストレーションに必要な技術を修得できます。

aichi_ph02.jpg 山本 次郎さん
営業 接合システム部 第3課 課長
1993年入社

コミュニケーションの現場で活きる老舗の力

コミュニケーション能力の向上については、OJTを含めた顧客への同行を実践しています。長年付き合いのある顧客だからこそ、若手の育成を温かく見守っていただけることが、老舗企業ならではのメリットといえるでしょう。
一方社内でも、コミュニケーションを密にして、情報の共有化や営業ツールの導入に対応しています。そもそも弊社は、営業先や取扱い商品について、それぞれの社員の意思を優先しているのが特徴。特定の商品を極めるか、あるいは多様な商品を手広くカバーするかなどを個人が判断して、会社側が必要なスキルアップの場を提供する体制を今後も強化していきます。

若手社員からのメッセージ
モノ作りとしての揺るぎないプライドに共感

愛知産業株式会社との出会いは、大学の会社説明会。気さくな雰囲気でありながら、「高級品とは必ずしも値段の高いものではない」として、低コスト、高品質を追求する会社の姿勢にモノ作りのプライドを感じました。その場で人事担当者から会社見学のお誘いを受けたのですが、見学当日、寝坊で遅刻したために怒られてしまいました。採用通知を貰った時は、正直「どうして私が?」と不思議だったのですが、今になって、当時の担当者から「型にはまらず、何かをやりたいという熱意を感じたから採用した」という話を聞きました。

aichi_ph03.jpg 大石 候多さん
営業 接合システム部 第2課
2004年入社

何よりも自主性とチャレンジ精神を大切に

入社してから実感したことは、とにかく自主性を大切にしてくれる会社だということ。何かやりたいという気持ちさえあれば上司が背中を押してくれるので、自分の意思で動く習慣が身に着き、責任感を持てるようになりました。課題に直面した時には、上司からアドバイスを受けて解決にあたっています。現在、就職活動中の方には、ぜひ「失敗を恐れずに、チャレンジする心を持って」と伝えたいですね。知識は入社してから学べますが、チャレンジする気持ちは、いわば自分自身の可能性。失敗を恐れずにチャレンジしてください。上司がフォローしてくれるから大丈夫ですよ。

aichi_ph04.jpg 大石さんが現在担当している抵抗溶接機。
営業マンは自社製品についてきちんと研
修を受けた後、企業を廻ってコスト削減、
省エネルギー性を訴えています。