<中小企業しごと魅力発信プロジェクト>

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株式会社 クボプラ

株式会社 クボプラ プラスチック加工を幅広くカバーするプロフェッショナル集団<br>多摩川上流の豊かな自然環境と和気あいあいとした職場から、優れたプラスチック製品の数々が生まれる

株式会社 クボプラ

プラスチック加工を幅広くカバーするプロフェッショナル集団
多摩川上流の豊かな自然環境と和気あいあいとした職場から、優れたプラスチック製品の数々が生まれる

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輝く技術 光る企業

株式会社 クボプラ

プラスチック加工を幅広くカバーするプロフェッショナル集団 多摩川上流の豊かな自然環境と和気あいあいとした職場から、優れたプラスチック製品の数々が生まれる

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  • 社名:株式会社 クボプラ
  • 設立年月:昭和42年4月
  • 資本金:20,000,000円
  • 代表者:代表取締役 久保安宏
  • 本社所在地:〒198-0052 東京都青梅市長渕4丁目239番地
  • 連絡先:Tel:0428-24-5511 Fax:0428-24-4121
  • 営業内容:プラスチック総合加工および関連事業
  • 工場敷地面積:666平方メートル
  • 工場建物面積:二階建 延620平方メートル
  • 取扱品目:精密機械加工製品および、カバー、水槽などの曲げ加工および溶接加工品、その他
  • 公式HP:http:// www.kubopura.com
  • 1966年創業のプラスチック加工メーカー。機械加工(旋盤やフライスと呼ばれる)、職人の手作業による加工(溶接、接着、曲げ)と、プラスチック加工全般を行っているのが強み。長い間蓄えてきたノウハウと融合された匠の技が、新素材プラスチックやオーダーメイド品の加工といった新しい挑戦を支えている。
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業種

プラスチックの総合加工および関連事業

事業紹介

旋盤、フライス、3次元MC加工、曲げ、溶接、接着、研磨、オーダーメイド

先代から引き継いだチャレンジ精神で、プラスチック加工を広く深く

クボプラは社員20人弱、青梅線河辺駅からほど近いのどかな風景の中にある。取材に訪ねると、二代目久保社長が気さくに迎えてくれた。 先代の創業から約40年。プラスチック加工の対応範囲は広く深く、クボプラで働くプロフェッショナルたちは樹脂のことを知り尽くしている。このノウハウと匠の技で、「他社で断られた案件」に積極的にチャレンジしている。先代社長から引き継いだチャレンジ精神だ。 近年は、熱や薬品、衝撃に強い新プラスチック素材(スーパー・エンジニアリング・プラスチック)の加工で、従来は不可能とされてきた分野へプラスチック部品を提供したり、一昨年末に開設したネットショップから受注を行い、主に個人顧客へオーダーメイド品の提供をしたりするなど、時代に合わせた新しい挑戦を続けている。

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社員は一緒に生きていく仲間。楽しく仕事が出来ることが一番

代表取締役 久保 安宏 さん 取材してまず、気さくな人柄に驚かされる。久保社長の哲学は、「社員は仲間としてとらえ、一緒に生きていく」「仕事はお客様に喜ばれて初めてお金を頂けるのだから、好かれること、カリカリしてはいけない」 人柄がうかがえる話だ。 プラスチックの加工は、機械加工(丸いものを作る旋盤加工、四角いものを作るフライス加工)と、手加工(溶接、接着、曲げ)に分かれる。久保社長は、自社の強みについて「機械加工と手加工を社内一貫で製作出来るところが当社の特徴です。両方出来るところはなかなかない」と語る。 社員に対しては「社長と社員というよりも、仕事をしつつ一緒に生きていく仲間としてとらえている。」とのこと。人材の入れ替わりはほとんどないそうだ。 久保社長のチャレンジ精神は、プラスチック加工にとどまらない。 仕事も趣味も「面白くないことばかりやっていたら面白くない。楽しまなくてはダメ」と語るように、趣味のスカイダイビングへのチャレンジも人一倍で、豊富なテレビ出演経験やギネス記録(!)もお持ちである。

ttv-kubopura-a04.jpg 久保 安宏 社長

多くを経験してなお「まだまだ勉強することはいっぱいあります」


入社6年目
荻野 清昭 さん
入社6年目の荻野さんは、クボプラでプラスチック加工を一通り経験している若き匠。そのことに自信を覗かせる一方、入社当初は当然不安もあったと語る。難しく厳しい短納期の仕事もある中、成長を続けていく荻野さんに、仕事をしていくこと、生きていくことへの男らしい姿勢を垣間見た 。 手作業による加工、フライス加工、旋盤加工、それぞれを2年ずつ経験している荻野さん。 これは誰でもが出来ることではないそうだが、「どの工程も2年では一人前にはなれない。まだまだ勉強することはたくさんある」と謙虚に語る。プラスチックは温度や湿気によって、寸法・精度の出方が変わるため、短時間で作りながら不良を少なくする、品質へのチャレンジが続く。 少々意外だが、荻野さんは「昔から図工が得意だったわけではない」とのこと。入社当初は本当に自分にやっていけるのだろうかという不安があったそうだ。しかし「不安なんてみんなありますよ。でも仕事をしていくことは生きていくこと、甘えてはいられない」という。成長の原動力はこの力強い意志なのだろう。

ttv-kubopura-b01.jpg 入社6年目
荻野 清昭 さん

新しい事にチャレンジするのは楽しい。大切なのは諦めない事


入社3年目
須崎 玲之央 さん
須崎さんは、以前はパンフレットやWebの制作をしていたという、クボプラ社内では変わった経歴の持ち主。 入社後、製造を1年経験し、今は営業を担当している。そんな須崎さんに、入社のきっかけや仕事のやりがい、後輩へのメッセージを伺った 。 入社のきっかけは、「地元青梅の町で消防団をやっており、近い職場を探していたから。」クボプラの面接で久保社長の人柄に惹かれたという。 入社前には初めての製造業に対する不安もあったが、教えてくれる先輩の存在や、温かい社内の雰囲気のおかげで、不安はすぐになくなったそうだ。 「いろいろなお客さんとやりとりしている時はテンションが上がる、やっぱり人との付き合いは楽しい」と語る須崎さん。新規顧客の獲得にチャレンジし、それができた時は本当にうれしいそう。ものづくり分野に挑戦する後輩へのメッセージは「仕事には波があり、つらくなる時もあるけれども、それを乗り越えた時に面白さが見つかるので、諦めてほしくない。」

ttv-kubopura-c01.jpg 入社3年目
須崎 玲之央 さん