<中小企業しごと魅力発信プロジェクト>

中小企業しごと魅力発信プロジェクト 東京カイシャハッケン伝 東京カイシャハッケン伝

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TOKYO SHIGOTO WAGON REPORTトーキョー・シゴト・ワゴン 実施レポート

社員とその家族。取引先や地域。関係者に幸せを提供する企業特集

1社目 アクトインディ株式会社/6名参加

 最初に訪問したのは子育て世代のお出かけ情報サイトを提供するアクトインディ。代表から会社の歩みと同社が提供するウェブサイト「いこーよ」の内容及びサイト運営の理念についてお話を頂きました。その後、執務スペースを見学、更に新企画立案ワーク、そして若手社員たちとの座談会を行いました。

同社入り口にはメイン事業となっている「いこーよ」のロゴが設置

ツアー内容

会社説明 子育て世代を支援し、次世代につなげる文化を築く
 子育て世代を支援する事業を展開するアクトインディは、従業員とその家族、取引先、お客様など、かかわりを持つ全ての人々に幸せを提供することを理念に掲げています。
 「私たちが快適な環境で幸せいっぱいに生活できているのは、私たちの祖父母、父母、そして先輩などの先達があって初めて成り立つもの。それを忘れることなく、感謝の気持ちを常に持ち、その恩を私たちの次世代に返していくという心を育むため、親と子2世代の共通の思いと思い出を作るお手伝いというのがアクトインディの基盤です」と下元代表は説明。同社ではその理念を礎に子どもたちが親と一緒に過ごすことで、その時の感動と思い出、幸せなひと時を心に残せるためのサービスを提供し、2019年10月時点で子育て世代のお役立ちサイトとして年間6,700万人以上もの利用者を数えるほどの支持を得ているといいます。

 更に同社では「6歳になったら机を作ろう」というプロジェクトも立ち上げています。これはその土地で育った木を材料に、子どもが6歳になったら親子で一緒に机を作り、その体験を通じて山の大切さを知るというプロジェクトです。木に触れることで、樹木が生育する山の環境、山が与える海の環境、そして地球の環境に子どもたちが関心を持つきっかけとなり、次世代により良い環境を継承する一端となるという思いから立ち上がった企画だといいます。

  • 下元代表の熱弁に参加者も真剣なまなざし

執務スペース見学 間仕切りのない空間が社員間の連携の基盤
 代表の話を聞いた後、参加者一行は社内を見学してまわりました。見学中に盛り上がったのは「6歳になったら机を作ろう」プロジェクトで作られた机も利用されているという話。参加者は、目を皿のようにしてどれがそれなのかと興味津々に探していました。また、入口横のスペースには付箋がたくさん貼られたシートがあり、現在進行しているプロジェクトの進捗を全社員が把握できるようになっていました。更に、間仕切りがない、明るく開放的なスペースで仕事をする社員の中には、椅子の代わりにバランスボールに座って仕事をする人もいるなど、自由な雰囲気が漂っていました。

  • 付箋を使ったプロジェクト管理シートに見入る参加者

新企画立案ワーク 子どもに価値ある体験を探る
 次に社員2名から同社が手掛けた「子どもに海を身近に感じてもらうためのプロジェクト」について説明があり、その中で新企画を立案するというワークを行いました。今夏、同プロジェクトでは、海に関する14種類の仕事体験や、親子の海デビュー応援イベントなどを実施したそうです。今回は、海を繰り返し訪れてもらうこと「海リピート」をテーマに、毎年、海に遊びに連れていってもらうためにはどうしたらいいかという課題が参加者に与えられました。親子で海に出かけ、海水浴、釣り、磯遊びなど、それぞれが思い思いに海で過ごし、海の楽しさを知ってもらうというプロジェクトの実態をヒントに参加者たちは話し合い、その結果を発表していきました。
 「海に行くことがあまりない」、「海、そしてそこに生息する生き物が嫌い」という意見が出る一方で、「海にはいろいろな生き物がいるから大好き」、「父と釣りに行った楽しい思い出がある場所」という意見もありました。また、「海で捕まえた魚に名前をつける。そのことでその魚が身近なものに感じられるようになるのでは」というユニークなアイデアや「親子で楽しめる釣りを教える企画がいいのでは」といった意見もありました。話し合いの結果、「海で泳いだり、魚を釣ったり、磯で貝を拾ったりと、海でできることが多いということを動画配信などで親と子どもたちに教える」という話にまとまりました。

  • 同社が手掛けるプロジェクトの意義を丁寧に参加者たちへ説明
  • 与えられたテーマに闊達なアイデアが飛び交った

座談会 入社を決めた理由を聞く
 次に若手女性社員2名を交えた座談会が行われました。アクトインディに入社した理由を聞かれると、「もともと子供が好きだったので、自分にとっては最高の仕事だと思えた」、「会社の飾らない雰囲気が心地良く、事業内容にワクワクしたから」といった回答がありました。次に飛び出した質問はやりがいについてでした。それに対して「自分が関わった企画がカタチになり、親子の笑顔や思い出に繋がっていると感じられること」、「自分が立てた集客プランが利用者に喜ばれ、また集客につながったと施設の人に喜ばれるのがやりがいに繋がっている」など、提供したサービスに対する評価や喜びの声が仕事の糧になっているようでした。

  • 参加者からの質問にも丁寧に答えてくれた

参加者の声

 参加者からは「次世代を担う子どもに感動を与え、思い出を作る手伝いをし、更にその子どもたちが将来に何かを残すという事業に感動しました。」「社員の幸せを考えていて、この会社で働いてみたいと思えた。」という声が上がりました。

2社目 エム・ケー株式会社/14名参加

 次に訪問したエム・ケーは、土地の開発や建物、不動産の管理、企業や工場、商業施設などを誘致する事業を展開している会社です。会社説明、グループワーク、社内見学、そして座談会を行いました。

総合受付前で代表の挨拶を受ける参加者

ツアー内容

10年単位で展開する事業について学ぶ
 創業32年のエム・ケーは、ヘッドリース、ディベロッパーといった参加者にとって余り耳慣れない事業を展開しています。ヘッドリースは不動産といった資産のリース管理を主とした事業、ディベロッパーとは、土地開発を主とした事業です。具体的には過疎化した地域や高速道路のインターに隣接する土地などの区画整理事業、大規模開発事業、分譲事業、そして仲介、設計といった事業で、地域経済の活性化にも貢献しているといいます。
 「私たちは土地を手放した地主、そこに新たに住む人々が一様に幸せを感じ、笑顔で暮らせるような街をつくることをモットーとしています。更に、お客様や土地の所有者、建設を請け負う会社、開発された土地で働く人、住む人とのネットワークづくりを大切にし、「ともにまちづくり」をスローガンに信頼される会社であることを理念として、少数精鋭で事業に携わっています」と小林常務があいさつ。手掛ける事業の中には土地の取得から始まり企業誘致まで、1つのプロジェクトが完了するまでに10年から15年掛かるものもあるといいます。この話に、参加者たちからどよめきが上がりました。

  • 事業内容はスライドで紹介。参加者は真剣に耳を傾ける

グループワーク 敷地面積300坪の建物を運営シミュレーション
 参加者は3つのグループに分かれ、「大きな会社や商店街のない地域に、大学が進出してくる」という条件のもと、300坪の敷地面積の駅前ビルの管理運営を企画するというテーマを与えられました。ビルの1、2階は商業ゾーン、3階より上は居住者ゾーンという設定でどんなテナントや入居者を募るかアイデアを出し合いました。
 3つのグループで共通したのは、スーパーや書店の誘致でした。活字離れしている世代の参加者からの意外なアイデアに、社員からも驚きの声が上がりました。その他、ファミリーレストラン、クリーニング店、ファストフード店などを誘致するというプランもありました。
 居住スペースの入居者は、学生、若い家族をターゲットにするという意見が多く、若者が暮らしやすい街づくりという意見にまとまりました。
 社員の方からの講評は、「スーパーなど日常生活に欠かせない施設の誘致は、住民の生活をそこで完結させることができるという視点でも必要」と、合格点をつけて頂きました。ファミリーレストランやファストフード店などは、排気臭が住民にとってデメリットとなることや材料の搬入などのスペースが必要となることから、駅前という立地を好まない会社もあるとコメントがありました。しかし総合的には若い世代のための街づくりというアイデアは素晴らしいという評価をもらいました。参加者たちは、社員の方の思いもよらない着眼点を聞き、メモを取っていました。

  • 与えられた課題に真剣に取り組む参加者
  • 執務室見学中に、グループでまとめてアイデアを発表

座談会 新しい街を築く壮大な事業の実態をヒアリング
 次に社員6名と学生が3グループに分かれ座談会を行いました。参加者の多くが入社のきっかけを質問。ビルの建設に携わるゼネコンから転職したという社員の一人は、「建物だけでなく街全体をつくる事業に魅力を感じて」、また、外食産業から転職した社員は、「モノを残す仕事にやりがいがありそうだと思って」と入社動機を話していただきました。
 一方、新卒として入社した社員は、「学部が分野違いで不安もありましたが、一つの街をつくるというスケールの大きな仕事ができるということで入社を決断。抱えていた不安も周りの先輩から丁寧な指導を受け、今では仕事が楽しい」と笑顔で話してくれました。

  • 入社のきっかけから仕事内容、就活のアドバイスまで笑顔で答えてくれる先輩社員
  • まだまだ聞きたいことが沢山ある、と途切れずに質問が続いた

参加者の声

 ツアー終了後、参加者からは「何もないところに街をつくるという壮大な仕事はとても魅力的に感じた」、「どんなテナントが求められるのかなど、その地域に関わる人の幸せを考えるのはとても楽しそう」といった感想が聞かれました。

まとめ

 1社目のアクトインディは、子育て世代の生活を応援する事業を展開し、2社目のエム・ケーは地域社会の活性化を進める事業を展開する会社でした。最初はどんな仕事をしているのかイメージできなかった参加者たちも、社内見学や社員交流を通し、実は私たちの生活やこれから先の将来と密接に関わるということを知りました。また、どちらの企業も関わる様々な方に幸せを提供していることを実感することができました。

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