<中小企業しごと魅力発信プロジェクト>

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TOKYO SHIGOTO WAGON REPORTトーキョー・シゴト・ワゴン 実施レポート

若手が成長&活躍。若手社員を大切にする企業特集

1社目 東京反訳株式会社/7名参加

 今回は、午前中に東京反訳を訪問し、午後は「ライフ・ワーク・バランスEXPO東京2020」を訪問するツアーとなりました。まずは東京反訳で、会社概要、雇用環境の取組を紹介いただき、座談会を実施。その後、社内見学を行いました。

参加者は、社長や若手社員の方と、笑顔で交流することができました

ツアー内容

会社説明 文字起こしの可能を知る
 まずは吉田代表から、文字起こしを始めて14年になる東京反訳のビジネスについてお話しいただきました。
 「1時間の録音データをPCに打ち込むのに、どれだけの時間が掛かるか想像できるでしょうか。慣れた人でも8時間掛かってしまうこともあります。これはプロとして特化した方が良いというところから当社は始まりました。また、最近では情報管理意識の高まりから、会議をはじめとした社内情報をテキストにして保管したいというニーズが一般企業でも増えています」
 同社が手掛けるのは、インタビューや座談会、講演会、シンポジウム、会議などの音声データのテキスト化。豊島区を拠点に、約600名のワーカー(文字起こし技術者)が在籍し、年間1万件以上の原稿を作成。強みの一つがワーカーの質だといいます。
 「録音データをテキスト化するには、専門・業界用語を聞きとるための耳の良さや専門知識、漢字や文法を整えるための国語力などが求められます。当社では、独自の試験を設けて人材を選抜。採用後も原稿をフィードバックするなどして教育しています」
 時には機密データを扱うこともあります。そこで情報管理にも注力。秘密保持契約書類を交わすとともに、作業室にカードキー、防犯センサーを設置し、専用PCのみを置いたセキュリティルームも完備しているといいます。
 「一般企業や官公庁・地方自治体、法律事務所、大学の研究者など、幅広いお客様からご依頼いただいています。今後も安心安全を第一にした環境でデータを扱い、信頼いただけるよう努めていきます」
 吉田代表に続いて、役員の方から、新サービスの紹介がありました。
 「『アノテーションサービス』という新規事業に取り組んでいます。会話などをテキスト化し、音声認識技術を開発したい、あるいはビッグデータを活用したいという企業に提供しています。」
 また、雇用環境についてもお話しいただきました。
 「楽しく働けるというのを大事にしています。例えばフリートークと称して、趣味やプライベートの目標などを共有する時間、16時から15分間の夕方休憩、チーム内での連携をうながすチーム退社制などを導入しています」

  • 文字起こしビジネスの可能性を紹介
  • 独自の取組、「昼礼」の様子を視聴

座談会 助け合いの精神に触れる
 その後、若手社員の方を交えての座談会を実施しました。
 同社の魅力について、「上司との距離が近く、分からないことは教えてもらえる。やりたいことを気軽に提案できる」、「残業削減対策がしっかりしていてプライベートも充実できる」、「社風が良く、居心地がいい。困った時は助けてもらえるという安心感がある」とアットホームな社風が伝わるお話をしてくださいました。
 また、就活のアドバイスもいただきました。「実は元々、志望していた業界と当社は異なります。ところが入ってみたら雰囲気が自分にぴったり合っていて、日々働く楽しさを感じています。仕事内容にこだわりすぎず、自分と似たタイプの人がいる会社を選ぶのも一つの選択肢だと思います」

  • 社員の方々による自己紹介
  • 社風や人柄が分かる座談会となりました

社内見学 情報漏洩防止の取組を見る
 その後、オフィススペース、会議室、セキュリティルームなどを見学しました。
 20~30代が半数以上、女性が6割をしめるという同社。オフィススペースは若手社員の方々がいきいきと働く、フレッシュな雰囲気でした。
 特徴的なのが、セキュリティルーム。文字起こしにあたって、機密情報を預かることのある同社ならではの設備です。室内にはPCや監視カメラが設置されています。社員の方から、「PCはインターネットに接続することができません。情報漏洩を防ぐためです」と説明がありました。

  • オフィスの雰囲気を見学

参加者の声

 会社訪問後、参加者から次のような感想があがりました。
 「社長の細やかな配慮があたたかい社風につながっていると感じた」、「大規模なビジネスを手掛けていることを知り、中小企業のイメージが変わった」、「ベテランと若手社員が気さくに話す様子に、フラットな社風を感じた」

2社目 ライフ・ワーク・バランスEXPO東京2020/18名参加

 午後は、ライフ・ワーク・バランスの先進企業が取組事例を展示するイベント「ライフ・ワーク・バランスEXPO東京2020」に参加しました。ここでは、参加企業の社員の方をむかえて交流会を実施。その後、企業ブースを自由にまわるフリータイムとなりました。

会場となる国際フォーラムに到着

ツアー内容

交流会とフリータイム 取組と効果を知る
 参加者を4つグループに分け、社長や社員等の1名が加わり、1回15分間、計2回の座談会形式でお話をうかがいました。
 4つのグループの内、初回に密着させていただいたのは189名の社員が働き、ソフトウェアの開発を行うグリフィンでした。まずは社員の方から会社概要やライフ・ワーク・バランスの実践例について紹介がありました。
 同社では2011年から社内に「環境改善委員会」を設置。若手から管理職まで有志が参加して課題や改善策などを協議。残業削減や休暇取得の推進につながっているといいます。
 「社員主体で改善しようとの考えから導入に踏み切りました。会社全体の意識に変化があらわれるとともに、管理職が率先して退社するなどしたことで、他の社員も遠慮せずに退社ならびに休暇取得できるようになりました。2016年から2018年で約55%、残業削減を達成。プライベートを充実させることがパフォーマンス向上にもつながり、売り上げは年々上昇しています」
 その後、質疑応答の時間を設けていただきました。
 「教育環境は?」という質問には、「新人、中途ともに研修制度があります。未経験で入社し、エンジニアとして活躍している社員がたくさんいます」、「社風は?」との問いには「何でも相談できる雰囲気で、仲が良いです」と答えていただきました。

 2回目は、70名の社員が働き、書籍や販促ツールなどの印刷物の制作を行う木元省美堂に密着させていただきました。
 以前は、残業が恒常化し、若手社員や出産をむかえた女性社員などを中心に離職率が高かったといいます。
 「2014年に代表が全社員と個人面談を実施して不満をヒアリング。改善の姿勢を強く伝え、意識を変革することから始めました。2016年にフレックス勤務、2017年にアニバーサリー休暇とテレワーク、2018年にノー残業デーなどを導入。その結果、残業の削減や業務の効率化、離職率の低下が進みました」

 続いて、質疑応用の時間に入りました。
 「現在も面談は行っていますか?どのような内容ですか?」との質問には、「実施しています。どのようなキャリアを描いているかから聞きます。それを踏まえてどんな仕事をするか、子どもができたらどうするかなど、会社としての支援の仕方を考えます」との回答がありました。また、「最近始めた取組は?」との問いには、「サンクスカード。ひとことコメントを書いて渡すもので、社員の交流につながればと思っています」といった事例をお話してくださいました。
 最後に、各々自由にEXPO会場内を見学するフリータイムが設けられました。
 企業のブースには、ライフ・ワーク・バランスの取組を紹介するためのパネルや動画、支援ツールなどが展示されていました。参加者は資料などを受け取りながら、社員の方から会社概要、取組などをうかがっていました。

  • 交流会の様子
  • 取組を紹介する企業の方

参加者の声
 参加者から次のような感想があがりました。
 「大企業と変わらない、あるいはそれを上回るような福利厚生がある中小企業もたくさんあると知れた」、「ネームバリューだけでは働きやすいかどうかはわからない。実際に会社を訪問し、社員の方とふれあうなかで理解を深めることが大切だと感じた」

  • 企業ブースに訪問し、直接お話を伺う
  • フリータイム中の訪問先を考える参加者

まとめ

 東京反訳では、テープ起こしビジネスを様々な分野で展開することで成長するとともに、社内交流などをうながすことで社員がのびのびと働く様子を見学。また、ライフ・ワーク・バランスEXPOでは、社員の声に耳を傾け、仕事も私生活も充実させながら働ける雇用環境を整える中小企業と知り合うきっかけになりました。参加者たちはツアーを通して、仕事内容だけでなく、社風や福利厚生などが若手を含む社員の働きやすさにもつながることを実感できたようでした。

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