<中小企業しごと魅力発信プロジェクト>

中小企業しごと魅力発信プロジェクト 東京カイシャハッケン伝 東京カイシャハッケン伝

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  • 仕事の効率を上げるためにも重要な息抜きの時間。仕事の休憩中、休みの日などリラックスタイムの過ごし方を聞いてみました。
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限られた時間をうまく使って、
自由な働き方を選択

サイエスト株式会社 町田花奈さん
お名前

能藤 香菜子さんのとうかなこ

電子カルテや企業年金のシステム開発からその運用・保守、さらにはサイト運営会社のITコンサルテーションなど、幅広い分野の事業を手がけるプレスク。残業が多く激務の印象が強いIT業界にあって、仕事環境整備にも積極的に取り組み、さまざまな制度を作るなど、ワークライフバランスの充実化を図っています。
そんな制度・取組に惹かれて他業種から転職してきたと話すのは、入社2年目の能藤香菜子さん。昨年は有給休暇を100%取得したといい、仕事をしっかりこなしながらプライベートも充実したと満足気。
そこでワークライフバランスのとり方やプライベートの過ごし方についてお聞きしました。

同社に転職された理由を教えてください。
以前勤めていた会社では、残業も多く、有給もなかなか取れませんでした。プライベートの時間をとるどころか、日々の業務に追われて、ステップアップを考える時間もなかったんです。
そんな生活から脱却しようと転職活動を始めたので、ワークライフバランス推進企業などの認定を受けている当社はとても魅力的でした。実際、休暇を取得しやすい雰囲気や制度が充実していて、働きやすいですね。
能藤さんのプライベートでのリラックスタイムはどんな時間ですか。
自然を求めて登山やハイキングに出かけたり、テニスやゴルフを楽しんだりとアクティブに過ごしています。もともと体を動かすのが好きだったのですが、社会人になってから、休みの日はとにかく体を休めることに使っていたんです。
そんなある日、友だちの誘いで運動をしてみたら、ひとり家で過ごしているよりずっと元気になれたんです。以来、休日は積極的に体を動かすようにしています。
プライベートでは親子でゴルフに行くことも。
休みを取りやすくする同社の制度について教えてください。
当社には、「E-vacation」という制度があります。これは、有給をどう充実させたかを発表しあうもので、いわば自分の休みの自慢大会です。特に良い休日は「E-vacation」として表彰されます。私はまだ2年目なので、参加したことはありませんが、こういった制度があることで、有給取得についてオープンに話せる空気感が生まれているのだと思います。
いつ休みを取りたい、休みに何をしたいといったことを気兼ねなく話せるので、誰かが休みを取るときにはお互いに協力しあうのが当たり前になっています。
仕事中にリラックスできるときはありますか。
仕事で行き詰ったときは、簡単なミーティングを開いてもらうなどしています。ひとりで悩んでいると見えなかったことが見えたり、考えが整理されたりするので、リフレッシュできますね。
こんなふうに、自分が何かをしようとしたときや困っているときに、自然と周りが協力してくれることが、働きやすさや、プライベートの充実につながっているのだと思いますね。

休日はアクティブに。
その充実感が仕事のモチベーションになる。

株式会社ピーアール・デイリー 清水かおりさん
お名前

清水 かおりさんしみずかおり

ピーアール・デイリーは、求人情報誌専門の広告代理店としてスタートし、現在は求人専門誌・求人サイトだけでなく、人材紹介や採用関連のホームページ制作、イベントの企画など、採用に関するビジネスを幅広く取り扱っている企業。それだけに社員に対する考え方も進歩的で、人材育成やライフ・ワーク・バランスの実現に力を入れています。
2016年4月に同社へ入社し、中途採用の求人広告営業を務める清水かおりさん。環境が変わったばかりの慌ただしい中でも、オンとオフとでうまく頭を切り替えて、プライベートを充実させています。その秘訣に迫りました。

入社して1年目はどんな仕事をしていましたか?
人材ソリューションを扱う営業部で、求人媒体や転職イベントなど、さまざまなソリューションを用いて、企業の採用支援を行っています。前職でも営業をしていたのですが、今とはかなり勝手の違う営業だったので、覚えることはたくさん。新鮮な気持ちで仕事に臨んでいます。
入社から半年くらいまでは慌ただしく過ごしましたが、ここ最近では徐々にお客様にパートナーとして選んでいただく機会が増え、多くのお客様にお仕事を継続して任せていただけるようになってきたという感じですね。
休日はどのように過ごしていますか?
当社は、土日祝日はしっかり休める職場なので、金曜の夜から日曜までは完全なリラックスモードに切り替えています。金曜の夜には友達と食事に行き、土日は季節ごとのイベントに出かけていくなど、アクティブに過ごしています。
趣味が旅行、映画・音楽鑑賞なので、それにちなんだ計画を立て、過ごしているという感じですね。例えば、夏だったら海でバーベキューをしたり音楽フェスに参加したり。秋なら紅葉を見に箱根や京都へ旅行に行ったり、冬には都内各所にイルミネーションを見に行ったりしています。
家で映画や海外ドラマを観てのんびりと過ごすこともあるのですが、さすがに一日中家の中にいると休日の充実感がなくて気持ちを消化できないので、必ず一度は外出するように心がけています。日曜の夜からでも街へ出ていき、友達と晩ご飯を食べるとか、映画のレイトショーを観るとか、ちょっとしたことでも気分転換になります。
休日は、季節のイベントに海外にとアクティブに飛び回る
仕事が残っていると、うまく休日モードに切り替えられない人もいます。
気持ちを切り替えるのに気をつけていることはありますか?
理想は平日に終わらせることですが、どうしてもうまくいかないときは日曜日を「プレマンデー」だと思って、月曜日からどう仕事を段取りしていくかを考える時間に充てています。また、当社は土日祝日がお休みですが、もしイベントなどで休日出勤した場合は、平日に振替休日の取得ができる制度があるので安心です。ですので仮に日曜日に出勤するとしても、金曜の夜から土曜までは、仕事の事はすっぱり忘れて遊びます。きっちり時間を区切ることで、気持ちが切り替えられるのだと思います。
これから挑戦したいことはありますか?
海外旅行が好きなんですが、最近はあまり行けていないので、遠出したいですね。まずは以前よく行っていたハワイ。それから学生時代に留学していたニューヨーク。このあたりは思い出の街なので、そろそろもう一度行きたい。今まで一度も行ったことがないヨーロッパにも興味が湧いていて、本場ドイツのクリスマスマーケットは見てみたいですね。 どこもまとまった休みが取れないと行くのが難しいので、より効率的に仕事ができるようがんばって、うまく調整していこうと思っています。

仕事場の仲間との
おしゃべりタイムでリフレッシュ

サイエスト株式会社 町田花奈さん
お名前

清水 まどかさんしみずまどか

店舗やオフィスの家具、什器の設計・製造から施工まで一貫して行う株式会社絆。これまで採用は中途に限ってきたといいます。しかし、後継人材の育成に力を入れ始め、2016年に初めて新卒を採用しました。
その第1号となった清水さんに、職場の印象とリラックスタイムについてお聞きしました。

株式会社絆に就職された理由を教えてください。
高校時代にアルバイトとして働いていて、卒業後に正社員として採用されたんです。居心地がよくて、雰囲気のいい会社というのが決め手ですね。「卒業したらうちにくるか」と社長に誘われたときは、もう迷いはありませんでした。
仕事中にリラックスできる時間はありますか?
お昼休みや休憩時間中の女性の先輩たちとのおしゃべりタイムですね。お茶と甘いものがあれば話題は尽きません。ドラマの話に朝のワイドショーのネタといった他愛のない話題でも、社会経験者な先輩たちが話すととても面白く、笑っているうちに疲れも消えていく気がします。
休憩時間になると話題に花が咲く
プライベートではどんなリラックスタイムを過ごしていますか?
家に帰って、大好きな音楽をヘッドホンで聴いている時間が一番ですね。
すっかり歌の世界に入ってしまって、家族の声とかも聞こえなくなるくらいです。
休日はどんな過ごし方が多いですか?
ショッピングに出かけることが多いですね。近くのショッピングモールとか、ずっといても飽きません。
そうそう、この間、越谷市の商業施設で当社製の家具があったんです。思わぬ発見で、ちょっとびっくりしましたが、みんなに使ってもらえるものを作っていると思うと誇らしい気持ちになりましたね。