<中小企業しごと魅力発信プロジェクト>

中小企業しごと魅力発信プロジェクト 東京カイシャハッケン伝 東京カイシャハッケン伝

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  • 時間は大切で有限。活躍する先輩社会人は、どのように効率的に仕事しているの?「時間と仕事」について聞きました。
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就職活動が不安な大学3年生女子が聞く!
「先輩の就活経験を教えてください!」

ハッケンガールズ 大学3年生 佐藤 優帆さん
お名前

佐藤 優帆さん

皆さんこんにちは!私立大学3年生の佐藤優帆です。来年はいよいよ私も就活です。
当たり前のことですが、就活は初めてなので分からないことだらけでとっても不安です。今日はアイテクノの天野栞里さんにご自身の体験をお伺いして、これから始まる就活に備えたいと思います。

何を基準にして企業を選べばいいのでしょうか?
企業選びのポイントとしてよくいわれるのが、事業内容や自分のしたい仕事ができるかどうかということです。
でも、企業選びってそれだけじゃないと思います。私の場合は情報処理系の学校に通っていたこともあって、進路はIT業界と早くから決めていました。ですから事業内容というより社内の雰囲気や社員間で交流が盛んなのかといった職場環境を重視しました。会社の人たちとは長い時間を過ごすことになるわけですから、やはり社風や雰囲気は大切だと思います。その点、当社は社員間の交流を深める社内イベントが多く、皆さん自発的に参加するなどアットホームな雰囲気があって、私に合いそうだと判断しました。その判断に間違いはなかったと思います。
佐藤優帆さん 天野栞里さん
自分に合った企業と出会うためのコツはありますか?
残念ながらコツはないと思います。学生時代に集めた企業情報なんてほんの一部分でしかないんですよね。ですから、あとはできる限り多くの企業を知り、そして比べてみるしかありません。
私の場合は、業界を絞り込んだ就活をしましたが、まだ業界を絞り込んでいないのでしたら、特定の業界に絞り込まずに、幅広く企業の情報を収集して説明会などに参加してみるのもいいと思います。就活って発見の連続ですから、思わぬ出会いがあるかもしれませんよ。それからウェブなどで興味ある企業をピックアップしたら、会社説明会や会社見学などに参加して、社員の方に会ってリアルな情報を知ることも大切ですね。
就活前にしておいたほうが良いことはありますか?
私は面接で苦戦しました。初めての面接では部屋に入った途端に頭の中がまっ白になって、考えていたことが何も話せませんでした。それが就活中、最大の失敗でした。
もともと、人前で話すのが得意なほうではなかったのに、とくに準備もせずに臨んだのがいけなかったんでしょうね。ですから面接前には友達や家族にお願いして面接の予行演習はしておいたほうが良いと思います。ただし、面接では予期せぬ質問もあるので、あくまでも背伸びせずにありのままの自分を伝えるのが良いと思います。
株式会社アイテクノ 天野栞里さん

まとめ&ハッケン

実際に社会人の方にお話を聞く機会がなかったのでとても勉強になりました。何を基準に企業選びをしたら良いのかが分からず不安だったので、自分なりの基準を考える良い機会になりました。確かに仕事内容だけではなく会社の社風やイベントに目を向けてみるのも一つの手だと思います。
私は何か一つのことに取り組む際、何をするかよりも「誰とするか」のほうが大切だと思っているので、コミュニケーションが活発かどうかを基準に企業探しをしたという天野さんのお話がとても興味深かったです。

社会人デビューが不安な
プライベート充実派女子が聞く!
「先輩の社会人生活を聞かせてください!」

ハッケンガールズ 大学2年生 大野彩華さん
お名前

大野 彩華さん

こんにちは。私立大学2年生の大野彩華です。社会人デビューする前に気になっているのが、仕事とプライベートの両立。
そこで本日は、仕事と子育てを両立し、プライベートも充実しているという新日本コンピュータマネジメントの戸塚ゆきえさんにインタビュー。その秘訣を伺いました。

子育てしやすい環境だと伺いました。具体的に教えてください。
当社には、産休・育休を取ることや、その後戻ってくることは当たり前だという考え方が根付いているんです。もちろん女性社員の産休・育休の取得率は100%です。
保育園に入れず、育休期間を延長していただいたときも上司が気に掛けてくれて、その温かさが嬉しかったですね。同僚も同じで、子どもの急な発熱などがあると自然と助けてくれる、そんな社風がある会社なんです。
大野彩華さん 戸塚ゆきえさん
仕事と子育てを両立するコツは何ですか?
育休から復帰後も、それまでと同じく営業事務として、書類の作成やチェックなどをしています。2時間前倒しで退社する時短で働いているので、以前にも増して優先順位には気を配るようになりました。
まず、今日やらなければならないこと、手が空いているときにやれば良いことなどを整理。繁忙期や閑散期も考慮して、長いスパンで計画を立てています。ここでのコツは、「できればやっておきたい」ことを後回しにしてマスト項目だけに絞ること。こうすることで、仕事のことを引きずらずにパッと退社できますし、プライベートモードにすぐ切り替えられるんです。
プライベートはどのように過ごされていますか?
旅行が好きなので、色々な所に出掛けています。これも当社の自慢なのですが、有休消化率が非常に高く、取得日数が少ないと積極的に取るようにと声掛けされるんです。ほかの社員と上手に調整すれば、1週間ほどのお休みを取ることもできます。先日も沖縄旅行を満喫して、とても良いリフレッシュになりました。
仕事とプライベートを両立するには、自分の努力も大事ですが、こうした会社のサポート、制度の充実は不可欠だと思うんです。
休みが取りやすい雰囲気なのか、実際に制度が使われているのかといったところも調べて企業を選ぶのも、両立のポイントかもしれません。
新日本コンピュータマネジメント株式会社 戸塚ゆきえさん 新日本コンピュータマネジメント株式会社
戸塚ゆきえさん

まとめ&ハッケン

話をお聞きして、今まで抱いていた「プライベートと仕事の両立は難しそう」というイメージが変わりました。予想を上回る充実したサポートの数々に驚きましたが、こうしたサポートが、ライフ・ワーク・バランスを保った働き方を実現する上で、大きな役割を果たしていることを実感しました。
私も数年後に社会に出ますが、同社のようなサポートがあれば、皆さんのようにライフ・ワーク・バランスのとれた充実した生活を送ることができると感じ、将来が楽しみになりました。