若手の声も取り入れるフラットな環境。大規模建築を手掛ける意匠設計と生産設計のプロ集団
<カイシャの特徴>
●事業内容:意匠設計と生産設計の両輪で展開
●働く環境:全社員で作る働きやすい職場
●育成制度:BIMも学べる2カ月の独自研修
●仕事のやりがい:設計に自らの意見を反映できる
意匠設計と生産設計の両方に対応でき、大手ゼネコンからの信頼も厚い
大型多目的スタジアムや複合商業施設など誰もが知るような大規模建築や、都内のタワーマンションなど、大手ゼネコンの案件を幅広く手掛けるラムセス。同社には建物の外観や間取りなどをデザインする意匠設計を担う企画設計部と、その設計図をもとに、現場の職人が迷わず効率的に作業できるようにするための、施工図を作成する生産設計部がある。
「生産設計は専門性が高く、様々な現場で重宝されています。建築の方向性を決める意匠設計と、施工図を作成する生産設計の両方に対応できることが当社の強みです」(小杉代表)
さらに、同社では建築業界でも進むDXに合わせ、BIM*の導入を積極的に行っている。
「BIMを使うことで設計図が立体的に可視化され、必要な情報が一本化されます。そのBIMデータを共有することによって、施主、ゼネコン、設計、現場と各所の意思疎通が円滑になります。現在は自社での実習以外に、ゼネコン主催のBIM研修も受講しています」(小杉代表)
*BIM:Building Information Modelingの略。コンピューター上に作成した3次元の建物モデルに、コストや性能、仕上げなどの属性情報を統合した建物情報モデルを構築するシステム
働きやすい環境をみんなで作り上げる月1回の全体ミーティング
同社が設立時から大事にしているのが「大切なことはみんなで決める」こと。企画設計部は本社オフィスでの勤務がメインで、生産設計部は基本技術を習得後、首都圏の大型プロジェクトに常駐勤務をする。そのため、普段顔を合わせることが少ない部署が一堂に会する月1回の全体ミーティングは、同社にとって重要な場。社員同士の交流を深め、社内の課題解決や働きやすい環境づくりについて話し合っている。
全体ミーティングでは、社内レクリエーションを決める「イベント会議」も重要なテーマ。社員一人ひとりが予算内でやりたいことをプレゼンし、全員で投票して開催するイベントを決定する。これまでに富士登山、会社設立20周年記念の沖縄旅行、バーを貸し切って行うDJイベントなど、バラエティー豊かな企画を実現してきた。
「社員全員が本気で取り組む社内イベントは、非常にやりがいがあります」と話すのは、会社設立20周年イベントの一切をチームを組んで取り仕切った、入社8年目、企画設計部の石原係長。
年次に関係なく意見を述べ合う全体ミーティングは、コミュニケーションスキルを身に付ける場にもなっているという。
独自の研修プログラムと同じ部署のサポートグループが新人の成長を支える
同社の新人研修は約2カ月。社外講習でビジネスマナーを学んだ後、社内独自の研修プログラムを使った講義を受ける。先輩社員が講師となり、意匠・構造・施工の基礎、CADやBIMの使い方を学んでいく。配属後は、ベテランから若手まで同じ部署内の3人程度でグループを組み、実務案件に取り組む。業務報告や日常的な悩みなどを相談しやすい体制を整え、新人をサポートしている。
また、同社では国籍を問わず外国人の新卒採用も積極的に行っている。
「日本の建築に興味があり、同郷のミャンマー出身の先輩が働いていたこと、そしてBIMを習得できる点に魅力を感じて入社しました。分からないことは先輩にどんどん質問できる環境も心強いです」と話すのは、入社1年目、企画設計部のワインさん。特に地震に強い建築の構造に興味があるという。
主体的に設計へ関わるやりがいと、着実にステップアップする実感
社内で、意匠設計から生産設計まで一貫して行うことが可能な環境だからこそ、得られるやりがいがあるという石原係長。
「設計に主体的に関われることに魅力を感じています。意匠設計に書かれているコンセプトなどを生産設計に落とし込む段階で、最終的な品質や使い勝手を決定していけるところにやりがいを感じます」
また、設計補助として図面の修正や資料の作成を担当しているワインさんは「以前は分からなかったことが理解できるようになったときや、先輩方に教えていただいた内容を使って、図面の一部修正ができるようになったときは、自身の成長を実感します。また、日々新しい知識を学べる環境にも魅力を感じています」と話す。
挑戦する心で一歩踏み出そう
若手からベテランまで協力してプロジェクトを進めています。新入社員の提案も柔軟に受け入れる風土です。設計に興味がある方はぜひ挑戦してください。
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●第46号 (2026年10月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。


