全国にサロンをフランチャイズ展開し、女性の理想のプロポーションづくりをサポートするダイアナ。
　同社はこれまで94万人以上の顧客の「プロポーションデータ」を蓄積し、それをもとに導き出した理想の体型へと近づけることを目標に、補整下着や栄養補助食品、ボディケア化粧品といった多様な角度からコンサルティングを行っている。
　「お客様の『なりたい私』に近づけるために補整下着などの提案だけでなく、『測る』『学ぶ』など複数の手法によってお客様の理想を実現していきます」（徳田社長）
　さらに、同社のプロポーションコンサルタントは、顧客が自身について理解することを促すため、「プロポーション」「ヘルスケア」など５つの視点でアドバイスを行い、顧客の抱く理想のゴールへと伴走している。
　「私たちが目指すのは、生活を整え、体のケアをし、理想の体型を手に入れることで、お客様のQOLを上げること。そしてそのサポートをすることが、社員のQOL向上にもつながると考えています」（徳田社長）
　1986年に設立された同社は、「第２の皮膚」をコンセプトに補整下着を開発した創業期を「ダイアナ1.0」と呼んでいる。「プロポーションギャラリー」の全国展開、研修センターの設置などチャレンジを重ね、現在は「ダイアナビジネス5.0」のフェーズに入っているという。具体的には、同社が持つ膨大な「プロポーションデータ」をAIと組み合わせ、顧客ごとの理想のプロポーションの仮説を立てるなど、効果的なカウンセリングを目指している。
　さらに、「頭のてっぺんからつま先まで全身なりたい私を実現する」というコンセプトを持つ同社では、足のトラブルケアや、健康を切り口としたカフェレストランなど、これまでに培ったノウハウを生かした事業を展開し、顧客のQOL向上をサポートし続けていくという。

　同社に入社して５年間、配属部署とは別に所属する「美来（みらい）塾」では、同社が行う社会貢献活動の企画運営や、新しいビジネスプランを考えるといった活動を行っている。
　当初は同社社員のみがメンバーだったが、その活動を目にした他社から「自社の新人も参加させてもらいたい」との申し出があり、現在では異なる会社の様々な人材が集う刺激ある場となっている。
　「美来塾ではいろいろな人と関わることができ、人脈づくりという点でも非常に重宝しています。当社は自分の意見ややりたいことを聞いてくれる社風で、年次関係なく若手でも挑戦できるため、成長を実感しています」（入社３年目、ブロードキャスト事業部の山本さん）
　そのほか、フランチャイズ加盟店向けに月１回商品説明などのライブ配信を行っており、同社の新人はもとより年次を重ねた社員も積極的に視聴し、知識を深めている。
　「仕事に向き合う姿勢があれば、自然と自己成長していけるような環境が整っています。社員には、それらを活用しながら自己実現を図ってほしいと願っています」（徳田社長）

　企業が積み上げてきた社風や理念に共感できるかなどをしっかり見極めて、自分に合った企業を選んでください。