令和7年度(2025年度)学生アンバサダーによるプロモーション企画発表!

2回の学生アンバサダー会議を経て、2025年9月末に学生アンバサダー(2チーム)から、ディスプレイ広告用のバナーが提出されました。提出物を複数の軸で審査した結果、各チームの以下バナーを採択することに決定しました!こちらのバナーは、2025年11月頃より1カ月間、順次広告配信されます。

チーム名:クイックインパクト

ディスプレイ広告用バナー

●コンセプト

中小企業は少数精鋭。一つひとつの経験が若手の成長につながり、やがて会社全体の成長を生み出すと考え、この好循環を中小企業の魅力として表現しました。キャッチコピーは「わたしの一歩、カイシャも一歩。」。わたしが一歩前に進む=成長することで、会社も一歩前に進む=成長するようにという気持ちを込めました。

チーム名 : 魅力ひろめるん団

ディスプレイ広告用バナー

●コンセプト

中小企業は「小さな会社」ではありますが、大企業にはない「さらなる機会」があり、「主体性」をもって「活躍」できるという魅力があります。この魅力を広めることを目指しました。多様性が重視されている中小企業で、様々な業種や性別の人々が、ステップアップしていく様子を写真や矢印で表現しました。

学生アンバサダーの紹介

学生アンバサダーの役割

  1. ①公式宣伝員として、若者や女性に向けた広報を立案する
  2. ②公式宣伝員として、本事業公式サイト「東京カイシャハッケン伝!」などのPR活動に参加する

チーム名:クイックインパクト

  • Leader

    池田さん(大学3年生)

    中小企業の存在を正しく周知するために、積極的に活動していきます。

  • Sub-Leader

    川合さん(大学2年生)

    誰にどう伝えるかを意識しながら、相手に届くような企画を目指します。

  • 河野さん(大学3年生)

    今までにない経験を積みたいと思い、アンバサダー会議に参加しました。

  • 趙さん(大学1年生)

    活動を通してアイデア力・行動力・リーダーシップを発揮したいです。

  • 大島さん(大学1年生)

    見た人が新たな扉を開くきっかけになるような素敵な企画を作りたいです。

チーム名:魅力ひろめるん団

  • Leader

    栗原さん(大学3年生)

    中小企業が強みを多くの人に伝え、企業と若者の架け橋になりたいです。

  • Sub-Leader

    森谷さん(大学2年生)

    広告業界志望なので、「これしかない」と思って会議に応募しました。

  • 鴨井さん(大学2年生)

    若者が中小企業の魅力に気付き、選択肢の1つになるきっかけを作りたいです。

  • 工藤さん(大学1年生)

    自分でアイデアを考えて実行する経験をもっと積みたくて参加しました。

  • 益田さん(大学1年生)

    女性の働きやすさや多様な働き方がある中小企業の魅力を広めたいです。

●第1回学生アンバサダー会議

2025年8月19日(火)開催

はじめに

事務局から概要説明とスケジュールの確認が行われました。まずはチームメンバーが互いを知ることから始め、メンターのサポートを受けながら、バナー作成のための発注指示書を完成させることを目指しました。最初のプログラムはチームビルディング。チーム内で自己紹介をした後、チーム名・方針を決め、発表を行いました。話し合いで決めるチーム、AIを活用しながら決めるチームと、各チームの個性が出ていました。

  • 「皆の意見を大事にしながら中小企業の魅力を広めます」(リーダーの栗原さん)
  • 「インパクトを与える広告をスピード感を持って作ります」(リーダーの池田さん)

会議が本格的にスタート!

次に広告を作るにあたっての行動計画を立てていきます。用意されたプロジェクトシートを使い、「本日中に広告のラフ制作まで終えるためにどう行動するか」を各チームで話し合いました。メンターからはラフ案作成に必要な要素についてレクチャーがあり、それをヒントに時間配分や担当者を割り振りました。

  • 企画を立案する前に決めるべきことがたくさんある、と驚きの声が聞かれた

午後は東京都港区でシステム開発、クラウド事業を営むエス・エー・エス株式会社の青山代表から、中小企業や情報通信業で働く魅力をテーマに講演していただきました。また講演後は同社で働く若手社員のお二人が、各テーブルに付き仕事の紹介やアンバサダーからの質問に答えてくれました。

  • 「社員をはじめとする全ての関係者が幸せになる会社を目指しています」(青山代表)

講演や若手社員との交流で新たに得た中小企業に対するイメージを元に、中小企業の魅力を洗い出していきます。キーワードを付箋に書き出し、模造紙にカテゴリ別の分布図のようなイメージで貼り付けていきます。ここで出たキーワードが広告のクリエイティブの軸になるということで、各チーム熱が入りました。

  • 事業内容、福利厚生、働き方など、様々な角度から魅力をピックアップ

各チーム内で抽出したキーワードを元にいよいよ広告のキャッチコピーを決め、バナーのデザインラフ案を作ります。アンバサダーそれぞれの得意分野で業務分担して、手探りしながら各チームとも形にしていきました。途中、メンターと事務局に中間報告を行い、客観的なフィードバックを受けて、さらに企画をブラッシュアップ。本日の目標だった発注指示書を両チーム無事完成させ、第1回のアンバサダー会議は終了となりました。

  • 各チームからの提案を聞いた上で、メンターたちがフィードバックを行った

●第2回学生アンバサダー会議

2025年9月16日(火)開催

会議がスタート!

第2回の冒頭では、第1回およびウェブミーティング等を経て完成したバナーを提出するための資料作成が行われました。資料の内容は、制作を通して分かった中小企業の魅力、バナーのコンセプト、バナーのポイントとその理由について記載するというもの。なぜそのデザインになったのかを裏付ける資料であり、採択される上での説得力に大きく影響するため、各チーム真剣な打合せが行われました。資料作成後はメンターと事務局からのフィードバックを受け、ブラッシュアップ。最終的に時間内に両チーム提出資料を完成させることができ、両チームが登壇し作成したバナーについて発表が行われました。

  • 白熱する議論。それぞれが力を発揮できる役割を見つけて貢献した
  • メンターがしっかりとタイムマネジメント。時間を意識しながら進行する
  • クイックインパクトによる企画の発表
  • 魅力ひろめるん団による企画の発表

アンバサダー会議の最後は、総括となるワークを実施しました。これまでの活動を通して感じた「私が選んだ中小企業の魅力ベスト3」を抽出してもらい、「東京カイシャハッケン伝!」の冊子の中から魅力ごとに一番と思う企業を選出。そして、自分の大切にする魅力にもっとも合致する一社を選び発表しました。また、今回のバナー以外にどのような方法で中小企業の魅力を訴求したら良いかのアイデアを一人ずつ発表しました。

最後に、アンバサダー会議に参加して得たものや、今後にどのように生かしていきたいか等、アンバサダーからのコメントを紹介します。

クイックインパクト

  • 「チームでゼロからイチを作るという経験は難しかったですが、リーダーシップを取る力を鍛えられました」(池田さん)
  • 「時間を意識してものづくりをすることや、サブリーダーとしてのチームをサポートする役割がとても新鮮な経験でした」(川合さん)
  • 「いろいろなバックグラウンドのメンバーが集まるチームで、進行の仕方や自分の意見の伝え方についてとても勉強になりました」(河野さん)
  • 「大学1年生で最年少での参加でした。中小企業の経営者や社員の方のお話しを聞いたこともとても貴重な経験でした」(趙さん)
  • 「議論を通して一つの物事を完成できたことの達成感がありました。まだ大学1年生なので、この経験を大切に今後に生かしたいです」(大島さん)

魅力ひろめるん団

  • 「会議を通して様々な中小企業を知ることができました。視野を広げ会社の大小に関わらず就活をしていきたいです」(栗原さん)
  • 「相手の意見を尊重し、どう折り合いをつけるかということを工夫しました。仕事の進め方はこんな感じなのかなと参考になりました」(森谷さん)
  • 「チームで中小企業の魅力を伝えるプロジェクトに参加したことは、とても有意義でした。ここで得た経験を就活にも生かしたいです」(鴨井さん)
  • 「広告は、細かい設計と段取りで作られていると知ることができました。こういった機会があればまた参加したいです」(工藤さん)
  • 「東京都から任命されたアンバサダーとして、中小企業の魅力を発信するという役割を果たすことができて良かったです」(益田さん)

こちらをもって、学生アンバサダー会議は無事閉会となりました。学生アンバサダーの皆さん、お疲れ様でした!