日本の宇宙開発をITで支える技術力。個々に寄り添う働き方が可能で学びの場も充実
<カイシャの特徴>
●事業内容:衛星運用や実験支援で宇宙開発に貢献
●仕事のやりがい:宇宙への夢を技術でかなえる
●働く環境:めりはりのある働き方ができる
●育成制度:先輩社員の伴走や社内研究で成長
人工衛星の運用計画や生命維持システムの開発で日本の宇宙開発を支える
宇宙システム開発は、人工衛星を運用するためのソフトウェア開発や、宇宙環境における「生命維持システム」の開発支援、国際宇宙ステーション(ISS)での実験支援などに携わっている。打ち上げから軌道に乗せ、地上とデータを送信するという人工衛星の運用の中で、同社は「計画立案システム」の開発を得意としている。このシステムは、目標を観測するタイミングや、観測データを受信する地上アンテナとの通信の最適な機会を計算し、スケジューリングするもの。「衛星コンステレーション」という、複数の小型衛星を連携させることによって一体となって運用されるシステムにも対応している。
同社は、2005年に広崎代表と有志の「生命維持システムを開発したい」という強い思いにより設立された。生命維持システムとは、宇宙や宇宙船などで人間が生存するために必要な環境を維持するもの。閉鎖された環境の中で、酸素の供給、二酸化炭素の除去、温度や湿度の調整、水の管理、気圧の維持などを担う非常に複雑で重要なシステムだという。
「およそ半世紀ぶりとなる有人月面着陸を目指す『アルテミス計画』が進む中、設立以来、当社が開発を目指してきた『生命維持システム』に注目が集まっています」(広崎代表)
2026年にはJAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙戦略基金事業において、同社の「有人宇宙輸送の安全確保に資する与圧キャビンECLSS技術の確立」が採択され、生命維持システムの研究開発が進んでいる。
「生命維持システムは宇宙のみならず、地球上の災害対策や環境問題を解決するヒントにもなり得ると考えています。自分たちの住んでいる地球にも貢献していけたらと思っています」(広崎代表)
宇宙に関わる夢をかなえる。IT技術で宇宙開発の土台を支える達成感
宇宙に関わる仕事がしたいという入社動機を持つ社員が多い同社。入社9年目、有人宇宙ミッション事業部の須田主任は、週に3日JAXA筑波宇宙センターで生命維持システムの地上試験で得られたデータの解析支援などに携わり、残りの2日はテレワークなどで別のシステム開発に従事している。
「実験データや温度などの計測データを解析・可視化するシステムを開発し、処理精度向上と効率化を実現するための解析基盤の強化に取り組んでいます。成果が検証作業で生かされる場面を見ると、技術者として嬉しく感じます」
入社2年目、研究開発ソリューション事業部の築地原さんは「大学院では宇宙に関する分野を学びました。プログラミングにも興味があり、その双方が生かせる新規衛星向け地上システムの開発などは、とてもやりがいがあります」と話す。
安心してキャリアを重ねられる環境で、めりはりのある働き方ができる
同社では女性社員の比率が約3割、育児休業は対象社員の100%が取得し、男性社員の取得実績もある。
「個々の状況に応じて働き方が相談できる環境です。安心して働き続けられると感じています」(須田主任)
また、有給休暇も取りやすく、オンとオフを切り替えて働くことができる。
「週4日テレワークで勤務をしています。1日の中でもめりはりのある働き方ができています」(築地原さん)
全社員が顔を合わせる、年に4回の全体会議や宇宙に関する展示会・イベント、計画中の社員旅行などで社員同士の交流を深める機会を作っている。
入社後1年間のサポートで成長し、社内研究会や講義でスキルアップ
同社に入社後は数日間の基礎研修を行い、その後、配属先の先輩社員からの指導を受けながら実務を身に付けていく。入社後1年間は先輩社員がOJTトレーナーとして付き、業務のサポートも行っている。
また、同社は社員のスキルアップにも力を入れており、社内研究会として現在、宇宙輸送、環境制御・生命維持システム(ECLSS)、ロボット、AIの4テーマの研究会が立ち上がっている。社員自らがテーマを提案し、研究活動を行うもので、この活動は勤務時間内に行われ、会社から活動費用として予算が付く。
さらに ベテラン社員が若手社員向けに宇宙に関する講義を開催。国内外含めた最新の宇宙に関する情報や技術に触れることができる。
人類の宇宙進出に貢献する
当社の掲げる「人類の宇宙進出に貢献する」という大きな目標に共感し、情熱を持って共に挑戦する方と出会いたいと思っています。
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●第46号 (2026年10月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。


