日々の穏やかな暮らしの中にも、突然訪れる災害。特に火災は生命を脅かす可能性が高く、日頃の消防・防災への備えが重要です。そんな消防設備の設計、販売、メンテナンスをトータルで展開するスエヒロで、しごと体験ワークショップが行われました。
参加したのは大学1~4年生の12名。まずは2グループに分かれ、自己紹介や当日の意気込みを話し合いました。続いて行われた会社紹介では、道畑社長から「火災は毎年4万件前後発生しており、約1,500名が亡くなられている。こういった被害を減らしたいという想いで仕事をしています」というお話があり、学生たちは真剣に耳を傾けていました。
その後、ビルの上階から脱出するために使用する「垂直式救助袋」と「煙感知器の点検」の消防設備を体験しました。まずは2階から垂直式救助袋に入り、1階まで滑降し脱出します。学生からは「ゆっくり降りることができた」「先が見えないので少し怖かった」といった感想がありました。煙感知器の点検では、専用の器具で煙感知器を覆って煙を発生させ、正常に作動するかを確認します。「天井に器具を押し当て続けることは、思ったよりも力が必要だった」と、リアルな点検作業を実感した様子でした。また、普段は触る機会のない発信機(火災通報ボタン)を押す体験も行われ、学生たちは熱心に取り組んでいました。
体験後は、社員との座談会を実施しました。「仕事のやりがいは」「現場で大変なことは」といった質問から「女性でも安心して働けるか」「ストレスを感じた時はどうするか」「休みは取れるか」といった具体的な話題にまで及び、活発なやり取りが行われました。ワークショップ終了後には「社員一人ひとりを大切にするのが中小企業らしさだと理解できた」「社会貢献ができる仕事と福利厚生が充実しているところが素晴らしいと思った」「ニッチな分野で安定した事業が魅力的と感じた」といった感想が寄せられました。防災機器を実際に扱う貴重な体験を通して、仕事への理解を深めるとともに、防災への関心も高まったワークショップとなったようです。
