金融業界などの業務システム開発を手掛ける。柔軟な働き方が可能な環境で成長支援も充実
<カイシャの特徴>
●事業内容:業務システム開発やインフラ構築
●働く環境:社内イベントで親睦を深める
●育成制度:充実した研修や資格取得支援制度
●仕事のやりがい:個々のやりがいを追求できる環境
金融などのシステム開発で実績。ワンストップサービスの提供を目指す
システム開発、ERP(企業の生産管理や人事給与管理など各部門の情報を一元管理するシステム)やサーバー、データベースの構築などを手掛けるシオステクノロジー。生命保険や損害保険、証券、ネットバンク、カード決済などの金融業界を中心に、通信や電力など多岐にわたる業界での業務システム開発に豊富な実績を持っている。
「現在はシステム開発をSES(システム・エンジニアリング・サービス)や請負で行っています。確かな技術力と納期厳守の姿勢でお客様から信頼をいただいた結果、事業を拡大し、設立以来連続で黒字経営を続けています」(李代表)
ERP事業では、業界業種問わず各企業の根幹となる業務システムや財務パッケージの導入支援とカスタマイズを行うことで、様々な業界の業務知識を蓄積している。
また、同社ではサーバーやネットワークの設計・構築を行う専門のインフラ部門を擁しており、現在強化を進めている。
「インフラ構築は、今後ますます重要性が高まる分野だと考えています。将来的には要件定義やコンサルティングといった上流工程にも対応できる人材を育成し、顧客のビジネスに深く入り込んでいきたいと考えています。課題解決へと導くワンストップサービスの提供を目指しており、そのための人材育成にも力を入れています」(李代表)
希望と適性に応じた配属で、社員それぞれがやりがいを追求できる環境
社員それぞれの適性と希望に応じた配属で、やりがいを追求できるのが同社の特徴。入社2年目、システムソリューション3部の江嵜(えさき)さんは「要件定義から設計、開発、テストというように、トータルでプロジェクトに関わりたいと思い入社しました。希望通り、請負開発の部署で全体の流れを見ながら仕事をすることができ、やりがいを感じています」と話す。現在は大手企業の社内システムのツール開発に携わり、今後は顧客とのコミュニケーション力も強化していきたいと考えているという。
入社5年目、システムソリューション1部の鵜澤リーダーは、リーダーになって感じるやりがいを笑顔で語る。
「リーダーになって1年です。チームのメンバーとコミュニケーションを取ることを大事にしていて、意見を頭ごなしに否定することは絶対にしないと決めています。以前のプロジェクトを離れたときに、メンバーから『いつも笑顔で接してくれて何でも聞きやすく助かりました』とメッセージをもらえたことがとても嬉しかったです」
取得しやすい有給休暇でプライベートも充実。イベントで親睦を深める
勤務形態は顧客先への常駐が中心。多くの現場で週1〜2日はテレワークというハイブリッド勤務が採用されているという。有給休暇も取りやすく、土日とつなげて長期の休暇を取得する社員も多い。
「旅行や推し活遠征のために有給休暇を使っています。プライベートもしっかり充実させることができています」(鵜澤さん)
「周囲と調整をし、この夏は8月の月曜日を全て有給休暇にしました。毎週三連休になり、心身ともにしっかりリフレッシュできました」(江嵜さん)
また、交流会や忘年会などの社内イベントは、社員同士がつながりを深めるための貴重な機会として機能し、社員一人ひとりの会社への帰属意識やチームワークの醸成に貢献しているという。
充実した研修と資格取得支援でスキルアップ。若手の意欲向上にも注力
同社では技術力向上のためにオンラインで自由に受けられるeラーニングが用意されており、社員は基本情報技術者試験、応用情報技術者試験を受けるときなどに利用している。資格取得にかかる受験費用や合格時の登録料は一部会社負担で、合格後は資格の難易度に応じて報奨金が支給されるという。
また、年初のキックオフイベントの際には、若手社員の活躍をたたえ、各部署から2人を表彰し報奨金を支給している。これは、難しい仕事をやり遂げた、チームメンバーから著しい成長を認められた、難易度の高い資格試験に合格したなどの活躍や努力を評価するもの。若手の意欲向上にも役立っている。
代表からのメッセージ
適性と希望に応じてやりたいプロジェクトに参加できるようにしており、社員の満足度を上げています。この柔軟性は中小企業ならではです。
このカイシャが10秒でわかるムービー
ムービーはこちら
●第43号 (2025年12月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。


