東京カイシャハッケン伝!

MENU

カイシャハッケンツアーレポート

東京カイシャハッケンツアーレポート

東京カイシャハッケンツアー/2025年11月27日(木)実施

東京ビッグサイトで行われた国内最大級のトレードショー「産業交流展2025」に合わせて「東京カイシャハッケンツアー」が開催されました。このツアーは学生たちが数人で1グループとなり、キャリアカウンセラーと一緒に、展示会に出展している中小企業のブース3社を訪問するというもの。その中の1ツアーをレポートします。
様々な学年の大学生5人が最初に訪問したのは、「アイデアでものづくりを進化する」というスローガンで、絶縁物加工や医療機器などの設計から製造、販売を行う「吉田電材工業株式会社」。学生たちはパンフレットを手に、同社担当者の説明に耳を傾け、絶縁素材の加工技術や製品の活用現場について理解を深めていました。その後、各自が関心のある製品に注目すると、同席していた別の社員も説明に加わり、活発な交流が交わされました。
次に訪問したのは、インフラ事業向けの伝送・制御装置の受託開発・製造・販売を担う「新協電子株式会社」。超指向性音響技術で音の届く範囲を限定し、話したい人だけとの会話を可能にする介護福祉業界向けの新型スピーカーの説明を受けました。「イヤホンではダメなのですか」との学生からの質問に、「イヤホンや補聴器などをつけることを嫌がる高齢者が多く、需要が見込まれています」と同社担当者が回答。学生たちは、スピーカーの正面から少しずれるだけで音声が聞こえなくなることを体感し、驚きと納得の表情を浮かべていました。
最後に訪問したのは、空調ダクト工事や保温断熱工事を手掛ける「株式会社山久トータルプラン」。学生たちはエネルギーのロスを防ぐという製品の説明に耳を傾けました。同社担当者からの「目指す仕事や業界は決まっていますか」との問いかけに、学生の1人が「インターンシップに参加中ですが、特に決まっていません」と回答。それを受けて、担当者からの「半年後どうなっていたいかを考えて行動することで、自然と自分が何をやりたいのかが見えてくると思います。頑張ってください」という言葉に、学生たち全員がうなずいていました。
ツアーを終えた大学1年生からは、「就職活動はまだ先ですが、中小企業の技術力の高さを知ることができて参考になりました」という感想がありました。また、大学4年生からは「大手企業にはない中小企業ならではの魅力を肌で感じました。半年後になっていたい自分をイメージしながら、将来を再考してみます」という意見が聞かれました。
また、ツアーと並行して開催された「就活役立ちセミナー」も、学生たちから好評でした。その中の1つ「リアルな失敗事例から学ぶ:就活に役立つコミュニケーション術」では、「電車を乗り間違えて面接に大幅遅刻してしまった」「選考スケジュールが重なってしまった」などの具体的な事例を挙げ、どう対応すれば良いのかを参加者全員で考えました。「社会に出ると、仕事は1人でなくチームで進めます。相手に迷惑をかけずスムーズに進めるために、今のうちから、社会人だったらどうするかを考えて行動することが大事です」というキャリアコンサルタントの解説に、聴講した学生たちは納得の表情を浮かべていました。

  • 展示製品を目にしながら絶縁物加工の説明に真剣に耳を傾ける学生たち
  • 超指向性音響技術を活かしたスピーカーの技術とビジネス展開の説明を聞く学生たち
  • ツアーガイドと雑談をしながら会場を移動する学生たち
  • 製品の説明に加え、就活に対する心構えの話に聞き入る学生たち
  • ツアーを終え、ツアーガイドと感想を語り合う学生たち
  • 2テーマ目の「就活お役立ちセミナー」ではコミュニケーションの重要性を事例から学ぶ