2024年度
2023年度
第一回:企業×学校関係者就職情報交流会/9月12日(木)実施
2024年9月12日、新宿NSビルイベントホールにて『令和六年度第一回企業×学校関係者就職情報交流会』が開催されました。厳しい残暑の中、163社の企業担当者、50校の学校関係者が参加。学校関係者からは、「就職活動を続けている学生に少しでも良い情報を持って帰りたい」という声や、企業担当者からは、「新卒大学生の求人倍率が上がり、採用環境は厳しい。まだ就職先が決まっていない学生の情報を知りたい」といった声が聞かれる中、積極的な情報交流が図られました。
就職活動をしている学生の動向と、2026卒学生の意識などの情報交換
交流会がスタートすると、学校関係者と企業担当者が10分を目安に対面で話をし、次の企業担当者と入れ替わっていきます。有意義な10分間にしようと、真剣に交流を図っていました。
企業担当者に感想を聞くと、「2025年度採用予定人数に達しましたが、複数内々定を持っている学生も多く、歩留まりが読めないので不安もあります」(IT系企業担当者)と言った声や、「例年通りの採用活動を進めていましたが、なかなか内々定に結び付きません。現時点の学生の動向を詳しく知りたいです」(建設系企業担当者)という声がありました。
学校関係者からは、「現時点で内々定取得率70%を超えています」というコメントがある一方、「内々定取得率は昨年と同じで60%超ですが、内々定を持っていない学生や、内々定を持ちながら就職活動を継続している学生もいます」という意見も聞かれました。
さらに「2026年卒の学生の動向や、就職に対する意識や考え方を知りたい」(製造系企業担当者)といった声もあるなど、現時点の情報はもちろん、2年後を見据えての情報収集や情報交流が活発に行われていました。
まとめ
企業担当者からは、「学生の動きが早く、今年は採用人数減も仕方ないと思っていましたが、まだ就職活動をしている学生の動向を聞いて、希望が出てきました」(物流系企業担当者)、「2026年卒の学生動向が聞けたので、さっそく次年度の採用計画を作成します」(情報通信系企業担当者)といった感想が届きました。また、学校関係者からは、「来年のインターンシップ情報を収集できたので、学生にフィードバックします」「就職活動している学生に、各企業の情報が得られて良かったです」という声があがり、双方にとって有益な情報交流の場となったようです。