2025年度
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2025年度第一回 企業×学校関係者就職情報交流会/9月11日(木)実施
学生の就職活動が「早期化、長期化へと二極化している」と言われる中、2025年9月11日、『令和7年度第一回企業×学校関係者 就職情報交流会』が、新宿NSビルイベントホールにて開催されました。学校関係者からは、「就職先が決まっていない学生はもちろん、就職活動を継続している学生に役立つ情報を持ち帰りたい」といった声や、企業担当者からは、「現在、就職活動を進めている学生の動向だけでなく、就職に対する考え方や企業選びのポイントを知りたい」といった声が聞かれる中、就職に関する情報交換が盛んに行われました。
2026卒学生の採用活動の現状と2027卒学生の動向に関して情報交換
企業担当者に向けたオリエンテーションから始まり、その後、交流会がスタート。企業担当者は足早に各学校のブースへと進まれました。10分を目安に、次の企業担当者と入れ替わる方式のため、真剣な表情で交流を図られていました。
「2026卒採用は充足しました」(情報通信業の企業担当者)という声がある一方、「2026卒採用が厳しく継続中です」(製造業の企業担当者)と正反対の声もある中、学校関係者からは「内々定がない学生だけでなく、内々定を持ちながら就職活動を継続している学生も多いです」という声が聞かれました。また、「学生の夏休みにインターンシップを開催したいが、採用活動と重なるので余力がない。冬や春のインターンシップで学生が興味を持つポイントを知りたい」(情報通信業の企業担当者)、「ここ数年、内定後の辞退や採用後の早期退職者が増えています。やりがいの伝え方や研修体制を見直し中です」(サービス業の企業担当者)といった声もありました。
2026卒および2027卒採用に向けて、就職活動と採用活動を効果的に進めるための情報収集や交流が、活発に行われました。
まとめ
交流を終えた企業担当者からは、「採用活動の早期化と言われていますが、必ずしも早くから行う必要はなく、自社の魅力を正しく伝えることが大切だと感じました」(建設業の企業担当者)、「学校との関係構築のきっかけになり、とても良い機会でした」(情報通信業の企業担当者)といった感想がありました。学校担当者からは、「まだ採用活動を行っている企業の情報を、学生にしっかりフィードバックできそうです」「2027卒に向けた企業の考え方を知ることができました。今日得られた情報で、学生の就職活動をサポートしていきたいです」という声があり、双方にとって有益な情報交流の場となりました。
