装置制御技術やAI技術を活用して世の中に貢献。成長したいという気持ちが実を結ぶ職場環境
<カイシャの特徴>
●事業内容:各種ソフト開発、AIの研究開発
●育成制度:入社6カ月の研修で基礎を習得
●働く環境:男性の育休取得率8割。行事も盛ん
●仕事のやりがい:最先端の技術を常に習得できる
「AIの社会実装」を軸に半導体製造・検査装置制御システム等を開発
コンピュータマインドは設立以来、製造業を中心にシステム開発を直接請け負い、高い技術で信頼に応えてきた。半導体製造・検査装置制御システムや、バイオ・医療分野のシステム開発で実績を積んでいる。
「取引先企業と直接やり取りして課題を見つけ、設計から納品までワンストップでお客様に伴走する。それが当社の大きな強みであり、魅力だと思っています」(萱沼社長)
10年以上前からAIのディープラーニングに注目し、オリジナル製品を開発しているほか、工場内の検査・計測などの効率化に貢献する3次元点群データ処理にも注力。「AIの社会実装」をキーワードに、これまで培ってきた装置制御技術と、AI技術やLiDARセンサー*などを活用し、より精度の高い検品システムなどの研究開発を目指している。
今後は、海外展開も視野に入れていると話す萱沼社長。
「国内は少子高齢化で産業規模も縮小していきます。日本企業の海外進出のサポートや、海外企業とのビジネス展開で、若い人材の技術力を生かす場を広げていきたいと考えています」
* LiDARセンサー:レーザー光を使ったセンサーの一種で、対象物までの距離や形状を測定する技術

6カ月の研修で基礎をしっかり習得。先輩のもとで実務を経験
新入社員は、ビジネスマナー研修などの座学に参加した後、約2カ月かけてプログラミングの基礎を学ぶ。その後は、新人同士でチームとなってプログラムを開発し、先輩社員にプレゼンテーションするなど、約1カ月の実践的な研修に参加。さらに3カ月間、配属先で先輩についてOJT研修を進めていく。
同社では社員同士のコミュニケーションを重視しており、2~3年目の社員が「コーチャー」となり、マンツーマンで新人をフォロー。入社4~5年目の社員が「チーフコーチャー」として各コーチャーをフォローしていく 。こうすることで、社員全員で力を合わせて成長していこうという風土が育まれるという。
「覚えることがたくさんあって大変ですが、先輩たちは良かった点や強み、できていない点などを的確に指摘してくれます。一人ひとりの進化がチームの活躍につながっていると肌で感じています」(入社1年目、開発第2Gr.の竹内さん)
また、資格に関しても基本情報技術者試験をはじめ、統計検定、AI・ディープラーニングの活⽤リテラシー習得のためのG検定などに合格すれば、毎月資格手当が支給される。
「私は技術職ではないですが、現場を知ることも大切と考えてG検定を受験し資格を取得しました」(入社2年目、HR推進室の田中さん)

有志参加の「夏フェス」などイベントも盛ん。男性社員の育休取得率は8割
同社は、社内イベントも活発で、歓迎会や忘年会、社員旅行などは任意参加だが8割以上の社員が参加するという。また、有志による「夏フェス」があり、都内のライブハウスを借り切って、我こそはと思う社内バンドが腕前を披露する。
有給休暇の取得率は70%と休みを取りやすく、女性社員の育児休業取得率と復職率はそれぞれ100%。男性社員の育児休業取得率は80%で3カ月取得した人もいる。
「子育て中の先輩や管理職の女性エンジニアが活躍していて、技術者が安心してスキルアップし続けられる職場だと思います」(竹内さん)
また、キャリアパスに関しては、マネージャーとしての道と技術を極めるエキスパートとしての道を用意しており、本人の意思と適性に応じて柔軟にキャリアを選択できる。

若手の「成長したい」という思いに応えるハイレベルな技術基盤
同社は、数学や統計の専門知識に長けた社員も在籍し、高度な技術力に定評がある。常にこうした最先端技術を習得していける点もやりがいにつながっている。
「AI技術の知識を身に付けて、産業界に貢献する製品を作りたいです。先輩たちは私の良さを引き上げるような指導をしてくれて、誰もがその人らしく働ける会社だと思います」(竹内さん)
「いろいろなことを任せてもらえる点が、やりがいにつながります。今考えているのは、ビジネスマナー研修の改善と社内のDX化。社長との距離も近いので、参考意見も聞けてスムーズに仕事を進めることができます」(田中さん)

社長からのメッセージ
「ソフトウェアを通じ世界の人々を幸せに」が当社のパーパスです。技術者として成長したいという意欲と覚悟のある人を心から応援します。

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●第41号 (2025年6月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。