データベースのスペシャリストを育成。育児と仕事を両立し、技術を高められる
<カイシャの特徴>
●事業内容:データベースの設計から運用を担う
●仕事のやりがい:専門的な視点で顧客の困り事を解決
●育成制度:万全の資格取得支援体制
●働く環境:育児とキャリアを両立できる
データベースの設計・構築・運用・管理で、社会を支える
データベースのスペシャリストとして、データベースの設計・構築・運用・管理を一貫して手掛けているコーソル。
データベースとは、多くの情報を整理して保存し、必要なときに効率的に検索・抽出ができる仕組みを意味する。現代では膨大な量のデータを管理することが必要不可欠であり、システムを構築する上でデータベースは欠かせない存在となっている。
「データベースが正常に作動しないとシステム全体が止まってしまいます。私たちの仕事は非常に責任が大きいといえます。最近では地震や洪水、津波といった大規模災害が起こった際に備えて、データのバックアップをしっかり取っておきたいというニーズが増えていることもあり、データベースエンジニアはこの先も安定した需要が見込まれます」(金山代表)
システムの性質上、24時間365日、常に安定した稼働が求められる同社の業務だが、社員の働き方改革を推進するために、夜間勤務を廃止。2018年にカナダに子会社を設立し、顧客にトラブルがあった際は時差を利用して遠隔で対応をしている。

顧客の課題を見抜き解決するのがやりがい。迅速さも求められる
同社の社員は、営業やエンジニアといった職種を問わず顧客の技術的課題を解決することが求められる。そのため、顧客としっかりと向き合う姿勢を持ち、地道に専門性を高められるスペシャリストが活躍しているという。
「データベースの理解度はお客様によって異なります。かみ砕いて説明し、困り事の解決策を提案することもあります。満足いただいたときはとてもやりがいを感じます」(入社16年目、Oracleサービスグループの青野さん)
「データベースのトラブルは迅速な対応が求められるので、複数のお客様でトラブルが発生した場合は、並行して対応する大変さもあります。先輩にも相談しながら、うまく対応できたときは心からホッとします」(入社2年目、Oracleサポートグループの小野さん)

基礎から学べる社内研修とOJT。資格取得のバックアップも万全
同社では入社後に4カ月かけて、ビジネスマナーやチームビルディング、データベースの基礎などを社内研修で学ぶ。研修終了後は基本的に保守・サポートの部署に配属され、顧客から寄せられる様々な問合せに対応しながら、OJTで技術を高め知見を広げていく。5~10名程度のチーム単位で業務に従事することが多く、経験豊富な社員がフォローし、仲間と共に助け合う風土がある。
どの配属先でも重視しているのはデータベース、インフラに関する専門的な知識を持つこと。そのため、同社では代表的なデータベースシステムであるORACLE MASTERの認定資格を取得することを推奨している。
「入社後に研修を受けながらORACLE MASTERのブロンズを取得し、今年の4月には1ランク上のシルバーも取得しました。刺激し合える同期がいたから頑張れました。資格取得の費用は会社が負担してくれますし、取得後は6カ月間手当も支給されます」(小野さん)
ORACLE MASTERの試験対策本である、通称「黒本」は同社のエンジニアが執筆しており、最上位認定であるプラチナホルダーも多数在籍。勉強会も定期的に開催され、技術的な情報交換の場があるのも、技術力の高いエンジニアが多い同社ならではの特徴という。

育児中のサポートが豊富で女性も男性も安心して働ける環境
同社では短時間勤務とテレワークをうまく組み合わせ、育児と仕事を両立する社員が複数在籍している。同社の短時間勤務制度は、子どもが小学校を卒業するまで適用される。
「現在3歳と5歳の子どもがおり、テレワークや短時間勤務ができるのはとても助かっています。また、短時間勤務によって減った給与のうちの半分を、会社が手当として補填(ほてん)してくれる育児支援制度があり、収入面でも応援してくれるのを感じます。育児をしながらしっかりキャリアも継続できる会社です」(青野さん)
有給休暇取得率は8割を超えており、休みを取りやすい環境。さらに、配偶者の誕生日に取得できるThanks休暇や、勤続10年目ごとに5日間付与される永年勤続休暇などの特別有給休暇もあり、家庭やプライベートも充実しやすいという。

代表からのメッセージ
確固たる技術を持って長く働き続けたい人には、文系理系問わず合っている会社だと思います。堅実なタイプの社員が多いです。

このカイシャが10秒でわかるムービー
ムービーはこちら

●第39号 (2024年12月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。