社員が活躍するための 充実した制度を整え、 自動車アフターマーケットをITの力で支援
<カイシャの特徴>
●事業内容:車業界の業務効率をIT技術で解決
●仕事のやりがい:個人の努力をしっかりと評価する
●働く環境:テレワークや直行直帰を推奨
●育成制度:独自プログラムで社員を育成する
自動車アフターマーケットに向けて、業務を効率化するソフトウェアを提供
自動車販売後に生じる、整備や車検、修理、各パーツの販売など、多岐にわたる自動車アフターマーケット。EBEはそれらに関わる法人に向けて、業務効率化のためのソフトウェアを開発・販売し、サポートまでワンストップで行っている。
「例えば、整備工場は全国に9万社以上あります。ほかにも鈑金・塗装やガラス商、部品商など、車の専門分野ごとに特化した中小企業があり、自動車アフターマーケットの市場規模は約20兆円といわれています。当社はこれらの企業に向けて、顧客情報管理や工程管理など、事業支援を行うパッケージソフトウェアを提供し、好評をいただいています」(尾上会長)
同社の特徴の一つは、ソフトウェアの種類が多く、多種多様な業態に対応していること。そして自社開発を行っているため、顧客の細かいニーズに合わせてカスタマイズできるという大きな強みがある。
「法改正や制度改正があってもすぐ対応しプログラムを修正できますし、IT導入をためらっていた企業様にも安心して使用していただけるよう手厚いサポート体制を整えています。ただパッケージを販売して終了するのではなく、自動車に関わる中小企業のコンサルタント的な役割を目指しています」(尾上会長)
今後はSDGsへの対応も重視し、電気自動車に関連したリサイクル業向けのソフトウェア開発にも力を入れていく予定だという。

努力がしっかり評価されるインセンティブ制度がやりがいにつながる
ITに慣れていない顧客には、とことん丁寧なサポートをすることで信頼関係を築くと話すのは、入社9年目、営業事業部の齋藤サブマネージャー。
「ソフトの使い方が分からないお客様には、同じことを質問されても何度でもサポートしています。お客様に『これを導入して良かった』と思っていただけるように、こちらも力を尽くします。『ありがとう、とても便利になった』と言っていただけるのが最大のやりがいです」
また、営業部門にはインセンティブ制度があり、自己目標を達成すればきちんと収入に還元される。OJT期間中で顧客を持たない入社1年目の社員には、給与に加えて固定インセンティブの3万円が全員に支給される。
「頑張ればきちんと評価してもらえるので、やりがいがあります。今後は、販路をさらに広げて自分の力で支社を立ち上げてみたいです」(入社2年目、営業事業部の佐久間さん)

テレワーク環境の整備や直行直帰の推奨など、効率的に働ける
同社ではテレワーク環境が整備され、特に効率的な働き方が求められる営業職は、テレワークの積極的な活用や顧客への直行直帰が推奨されている。
「会社から貸与された自動車で営業活動をしています。ガソリン代や自宅付近での駐車場代など全て会社が負担してくれますし、長い通勤時間もなく快適です」(佐久間さん)
また、シーズンを問わない商材で繁忙期がないため、社員自らスケジュールを調整して希望する日に有給休暇を取得でき、オンとオフのメリハリもしっかり付けられる。
長く働くことができる制度も整え、65歳の定年以降も正社員として働くことが可能。70歳以上の社員も複数名在籍しており、若手社員にとって頼れる存在になっているという。

独自の育成制度で未経験者も不安なく働ける。上司・先輩のサポートも手厚い
業界知識、さらに自社パッケージソフトの内容や操作法の習得については、独自に作成した教育プログラムがあり、その内容に従って研修を実施。営業職の場合、OJT期間から独り立ちまで2年の期間をとっており、3年目に独り立ちしてからも、不明点は上司や先輩社員がしっかりとサポートするので安心して働くことができる。またOJT期間には月2回、所属長の営業に同行する。これは仕事を見て覚えるほか、日頃感じている仕事に関する悩みなどを相談する機会にもなっている。
「部下には『メモは取らなくていい、不明点は何度聞いてくれても構わないから覚えるまで聞いてほしい』と言っています」(齋藤サブマネージャー)
営業担当が顧客先で得た新たなニーズや情報は、毎週開催される全拠点参加のミーティングで共有され、ここから新しいソフトウェア開発のアイデアが出ることもあるという。

会長からのメッセージ
会社の責任として、縁があって当社の一員となった社員が最大限に力を発揮し、長く働けるような制度づくりに力を入れています。

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●第40号 (2025年2月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。