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株式会社宮崎商店

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高品質の含蜜糖(がんみつとう)を提供する専門メーカー。若手も知識を身に付けプロフェッショナルとして活躍

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高品質の含蜜糖(がんみつとう)を提供する専門メーカー。若手も知識を身に付けプロフェッショナルとして活躍

<カイシャの特徴>
●事業内容:品質の高い 含蜜糖の製造・販売
●育成制度:新入社員研修のほか勉強会が充実
●働く環境: 社員の意見が尊重される社風
●仕事のやりがい:砂糖づくりを極める プロの誇り

栄養価の高い高品質の含蜜糖を製造し食品メーカーや洋菓子店などに販売

 1918年に蜜を扱う工場として創業した宮崎商店は、含蜜糖(がんみつとう)専門メーカーとして高品質な砂糖を提供している。
 「含蜜糖は精製されていない色のついた砂糖で、白い砂糖よりもミネラル分が豊富で栄養価が高いことが特徴です。独特のコクや風味があり、お菓子やパンなどの味付けだけでなく色づけとしても使われています」(宮崎専務)
  同社は、長年培った独自技術が高く評価され、大手食品メーカー、有名洋菓子店など幅広い取引先からの信頼も厚い
 「一番難しいのは安定した色を出すことです。天気や気温、湿度によって原料の配合具合などを変える必要があります。一人ひとりが独自の技術を引き継いで、お客様の要望に沿った高品質な製品を提供しています」(宮崎専務)
 さらに現在、同社は一般消費者に向けた商品販売事業にも力を入れている。
 「これまで、BtoB事業を展開してきましたが、当社のおいしくミネラル豊富な砂糖を、もっと多くの人に知ってもらおうと通信販売を始めました。最近は大手スーパーマーケットのプライベートブランドにも採用されるなど、新たな販路も少しずつ広げています」(宮崎専務)

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昔ながらの製法で作る「玉糖」。深いコクやうまみ、香り、色が特徴

新入社員研修で砂糖づくりの全工程を経験し、勉強会で知識を習得

 長年引き継がれた製造技術を学ぶために、 新入社員は、熱を加えながら原料をブレンドする「溶糖」や原液を釜で煮詰めた後に冷却するといった、砂糖づくりの5工程を約2週間ずつ経験していく。先輩社員がマンツーマンで研修を進めていくので、安心してしっかり学ぶことができ、何かあれば先輩社員が丁寧に指導していく。
 また、定期的に開催される勉強会で、日本の食品安全管理規格(JFS規格)や食品に関する法改正について知識に磨きをかけている。
 「先輩や上司は教え方が上手で、時間をかけて指導してくれます。研修や勉強会で学んだことが、現場の仕事で生かせることも多いです」(入社4年目、コンピュータスケール長を務める岩下さん)

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コンピュータスケールで砂糖を計量する岩下さん

全員で力を合わせていく風土。社員の声を聞き業務・環境の改善を図る

 同社の砂糖づくりには、社員同士の連携が欠かせない。全員がチームワークを発揮して協力し合うことで高品質の砂糖を生み出している。また、 経営陣が社員の声をしっかりと聞き取ることで業務効率化や働く環境の改善を図っている。残業は月平均1時間程度と少なく、有給休暇も取得しやすい体制を整えている。
 「子どもの学校行事などに合わせて有給休暇を取ることが多いです。ベテランが休むと若手も休みやすいようです」(入社17年目、製造部の入山副工場長)
 また、昼食は会社が費用を半額負担し、一食250 円で仕出し弁当を購入することができる。
 「メニューは日替わりです。おいしくて安いので、とても助かっています」(岩下さん)
 社内には広い休憩スペースがあり、昼食後や休憩時間には仮眠を取るなど、ゆっくりと過ごすことができるほか、シャワールームを完備しており、仕事終わりに使用して帰宅できる。
さらに、同社では社員の評価に360度評価制度を導入しており、上司だけではなく全社員が互いを評価することで、公平な評価を実現している。
 「人を評価するのは難しいですが、相手を評価するためには真剣に理解しないといけないので、チームの団結力がより強くなっていると思います。また、自分では意識していなかった点を気付かせてもらえることもあります」(入山副工場長)

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梱包作業中の入山副工場長。全員がローテーションで各工程を担当

高品質な含蜜糖を製造し続けるプロフェッショナルとしての誇り

 高品質な含蜜糖の製造を担い、企業や消費者に安定して提供し続けることが同社で働くやりがいにつながっている
 「人を教える立場になりましたが、自分が教えてもらったように育てていきたいと思っています。若い人たちにどんどん意見を出してもらって、みんなで検討してより良い職場環境をつくっていきたいです」(入山副工場長)
 「経験したことのない業務も行って、知識を増やして成長していきたいです。最近は通販用のパッケージデザインの相談をされることもあります。一般ユーザーの目に留まる商品を作って、知名度がアップすればうれしいです」(岩下さん)

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二重釜での作業。工場内の装置の簡単なメンテナンスは社員が行う

専務からのメッセージ

 マニュアル通りではなく自分の考えで行動ができ、協調性のある方、一緒に砂糖づくりの職人として成長していきましょう。

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宮崎専務

●第41号 (2025年6月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。

企業情報

社名
株式会社宮崎商店
設立・創業年
設立年 1953年12月
資本金
2,400万円
代表者名
代表取締役社長 宮崎 文幸
従業員数
20名(内、女性従業員数4名)
所在地
136-0074 東京都江東区東砂6-3-19
TEL
03-3644-3164
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