世田谷区、目黒区、渋谷区の「城南３区」を中心に、主に新築マンションによる不動産投資支援事業を展開しているフェイスネットワーク。
　「当社では土地の仕入れから設計、施工、入居者募集、建物管理までをワンストップで提供しています。一貫して携わることで、投資家であるオーナーに対し、マンションの一棟売りが可能になっています」と蜂谷社長は話す。
　また、デザイン性はもちろん機能性を考えたマンションを建てることで、オーナーや入居者からも好評を得ているという。
　「マンション経営におけるオーナーの資産活用を支援していくので、空室が多かったり、すぐに修繕が必要になる物件は、利益が出にくくなってしまいます。適正コストでの建設や、経年劣化しにくい素材や工法の導入など、細かいところにも神経を行き渡らせています。細やかな配慮が、高い信頼やリピートに結び付いています」（蜂谷社長）
　時には、オーナーと共に、マンションの内装や機能を決めてから建設していくこともあるという同社では、現在、高級賃貸マンションの開発にも力を入れている。
　「インバウンドの需要もあるため、海外で暮らす人たちにも違和感のない広いリビングなど、今までの都心の物件とは異なる空間の使い方を考えています」（蜂谷社長）
　大手企業が進める都心の高級賃貸マンション開発は、街全体の再開発と一体化しているため、最低でも５年ほどの期間をかけて完成させるケースが多いという。
　「私たちは、『GranDuo（グランデュオ）』という自社ブランドで、街の調和を考えながら、２年をめどにデザイン性、機能性の高い高級賃貸マンションの開発を進めています」（蜂谷社長）

　マンションを通じて人々の生活スタイルを提案している同社では、社員一人ひとりの生活スタイルに合った働く環境づくりにも力を入れている。
　子育て世代への支援が厚く、2023年度だけでも男性社員５人の育児休業取得実績があるほか、子どもが小学３年生になるまで利用可能な短時間勤務制度を現在５人が活用している。
　また、本社ビルには社員食堂を用意し、１食150円で昼食を提供。
　「健康を意識したメニューが並ぶので、毎日利用しています」（三瓶さん）
　さらに、部活動やボーリング大会など、社内交流も盛ん。2023年にはコロナ禍で控えていた社員旅行も４年ぶりに復活させた。
　「社員旅行は、別の部署でまだ話したことのない人とも交流ができる、良い機会になりました」（木下さん）

　設計や施工管理など建築に関する知識はもちろん、資産運用や収益性など、様々な知識を学ぶことができ、人間的にも大きく成長できる環境が整っています。