「社員は家族」を信念に20周年を迎える住宅リフォーム会社。地域の暮らしに貢献する
<カイシャの特徴>
●事業内容:自社一貫体制のリフォーム工事
●仕事のやりがい:住まいを改善し、感謝される
●育成制度:外部研修への参加や資格取得を支援
●働く環境:笑顔あふれる社内づくりを目指す
地域に密着し、あらゆるリフォーム工事をワンストップで手掛ける
本社を置く足立区周辺エリアで、住まいのリフォーム工事を手掛けるファミリー工房。地域密着の姿勢で実績を重ね、2025年に設立20周年を迎える。
同社の強みは、住まいの水回りや内装、外壁、屋根のリフォーム、太陽光パネルの設置などの工事に全て対応できること。例えば太陽光パネルを設置する際、屋根が傷んでいれば一緒に屋根のリフォーム工事を行うこともできる。職人が自社内にいることで、施主の要望にスピーディーかつ柔軟に対応できる体制となっている。
近年注力している太陽光パネルの設置工事に関しては、補助金の活用法も併せて提案することで、「お得にできた。もっと早く知りたかった」と多くの顧客に喜ばれている。
「CO2排出の抑制や削減につながる太陽光パネルやオール電化をお客様にお勧めすることは、SDGsの推進につながります。本業を通じて社会貢献ができる手応えに、社員一同、誇らしさを感じています」(古藤代表)
また、同社の成長の原動力は、既存顧客のリフォームニーズの掘り起こしだと古藤代表は語る。具体的には、これまで接点のあった顧客に対して無料点検サービスを実施し、その際にライフスタイルの変化や老朽化に対応したリフォームの提案を行い、売上げを伸ばしている。

リフォーム完了後の感謝の一言が一番のやりがいにつながる
地域に暮らす人に寄り添い、リフォームを通じて家族の幸せづくりに貢献できることが社員の大きな喜びという。
「施工管理を担当していますが、お引渡しの際、感謝の言葉をいただくのが一番のやりがいです」(入社1年目、工務部の五味さん)
「一つの工事が完了するまでは想定外のアクシデントも発生しますが、工程調整など臨機応変に対応することで、最後にお客様に笑顔になってもらえると嬉しいです」(入社12年目、品質管理部の近岡マネージャー)
顧客から感謝されることが成長に向けた一番のモチベーションであるという古藤代表の考えから、顧客アンケートは社員にも共有され働くやりがいや喜びにつながっている。

外部研修への参加や資格取得を応援。費用は全額会社が負担
「人材育成にはしっかりお金と時間をかけてもらっていると会社には感謝しています。若手からベテランまで、外部研修に積極的に参加しています」と語る近岡マネージャー。
日常業務は部署ごとに若手社員が自らマニュアルを作成することで、無理なく学べるようになっており、設備メーカーの社員を招いての勉強会なども盛んに開催されているという。
さらに、社員の資格取得も積極的に支援しており、受験料やテキスト費などは全額会社が負担。さらに資格取得後は資格手当も支給される。
「社員の成長が会社の成長につながりますから、社員の研修に投資するのはWin-Winの良い関係づくりだと考えています」(古藤代表)

バーベキューや忘年会など、社員交流で皆が笑顔に。社員寮も利用可
社員同士のコミュニケーションを大切にしている同社では、毎月1回、本社屋上でバーベキューを開催。普段は様々な施工現場に行き、社員全員で集まる機会が少ない分、職種や年齢を超えて語り合える場になっているという。
「バーベキューへは内定者も招き、社員とフランクに話せる場としています。具体的な仕事内容を聞いてもらい、入社後のギャップを減らすようにしています」(古藤代表)
また、忘年会は社員の家族や取引先も招いて、200人規模で行われる。
「有名芸人によるパフォーマンスもあり、毎年とても盛り上がります」(五味さん)
さらに、本社から徒歩5分という立地にシェアハウス形式の社員寮を設置。フルリノベーション済みのきれいな建物に、1カ月3万円の家賃で入居できる。
「社員は家族」という信念を持つ古藤代表は、常に社員が笑顔になれる仕掛けを考えており、例えば社員同士の結婚に際してはサプライズ映像を作成し、盛大にお祝いした。
「みんなの嬉し涙が最高でした。仕事でもプライベートでも、社員の笑顔を何よりも大切にしたいと思っています」(古藤代表)
加えて、現在は全社を挙げて、業務の効率化を推進。AIを活用した図面作製などを通じて残業時間の短縮を実現し、社員にはよりプライベートを充実させてほしいという。

代表からのメッセージ
みんなのワクワクドキドキをかなえる会社です。社員が幸せになってくれることがお客様の幸せにつながると考えています。

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●第40号 (2025年2月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。