顧客の業務効率向上を支える包装資材・機器を提案。環境に配慮した自社商品も開発
<カイシャの特徴>
●事業内容:包装資材・包装機器の卸売
●育成制度:じっくりと育成する制度と社風
●働く環境:半日単位で有休を取得可能
●仕事のやりがい:顧客の作業効率化に貢献できる
包装資材や包装機器の卸売と、自社商品の開発で顧客のニーズに応える
スーパーなどで野菜や食品を包む際に使用されるパッケージ等、日常に欠かせない包装資材や、商品を包装するための機器の卸売を行うホリアキ。食品の生産事業者や食品加工会社、流通・販売会社などを顧客とし、最適な製品を提供している。
「私たちの強みは、自社でも資材の開発を行っていることで、自社製品は売上げの2割を占めています。商社として国内外の資材・機器関連企業などとのネットワークを築き、最適なものを調達すること、メーカーとしてお客様の声に耳を傾け、要望に応えた製品開発を行うこと、この両輪で事業を展開しています」(吉田取締役)
同社は設立以来、顧客の困り事を解決するソリューション営業を地域密着で展開し、信頼と実績を築いてきた。
「全国16カ所に拠点を設けることで、お客様先へ足を運び、密なコミュニケーションを取るようにしています」(吉田取締役)
また、SDGsへの意識も高い同社では、プラスチックの使用量をできるだけ減らし、薄くても強度がある包装資材の開発にも注力している。

新入社員研修や製品研修でじっくりと育成。着実に成長できる
同社には、人材をみんなでじっくりと育てていこうという風土がある。入社後は2週間のビジネスマナー研修に参加し、その後は部門長が講師となり受発注システムの扱い方などを学ぶ。また、同社が取り扱う製品のメーカー研修などにも参加していく。配属後はOJTで業務を覚え、入社3年未満の若手社員は毎年フォローアップ研修で業務の振り返りを行う。
「システムの使い方や商品ごとの処理の仕方など、OJTで一つひとつ丁寧に教わりました」(入社7年目、東京営業所で一般職の渡辺さん)
また、包装管理士の資格取得を支援しており、受験費用を会社が負担している。さらに、食品アレルギーへの意識と知識が求められる昨今、顧客に適切な案内ができるようにと、食品表示検定の受験にも適用の範囲を広げている。

誰とでも話しやすい環境で相談しやすく、風通しの良い社風
コミュニケーションを大切にしている同社は、誰とでも気軽に話せ、相談しやすいという。
「社長や同僚と食事に行く機会もあり、何でも話しやすい、風通しの良さを感じます」(渡辺さん)
同社では、女性社員からの提案により、有給休暇を半日単位でも取得できるよう制度を変更。誰もが働きやすい環境の整備を目指している。
「郵便局に行くなど、ちょっとした用事の際に半日有給休暇を取れるので、便利です」(渡辺さん)
「金曜の午後から休んで旅行に行くなど、柔軟に利用しています。また、夏季休暇と組み合わせ、長期休暇も取りやすいです。今年は10連休にしました」(入社7年目、東京営業所で営業の生山主任)

顧客の作業効率の向上につながる提案ができ、喜ばれるやりがい
食品用の包装資材や機器を中心に取り扱っている同社だが、他の用途にも使えるような提案も行っているという。
「長ネギやゴボウなどの細長い野菜の梱包をする機器があるのですが、他分野の企業から問合せがあり、袋の長さや強度などを検討して、車のワイパーや杖を包装できるように改良して納品しました。お客様から、『作業が楽になった』と言われることが何よりも嬉しいです。今後も新しいことにチャレンジして、世の中が求める商品を開発していきたいと思っています」(生山主任)
また、渡辺さんは「生活に身近な仕事で世の中の役に立ちたいと思い入社しました。お客様からお礼の言葉をいただくなど、毎日が充実しています」と話す。

取締役からのメッセージ
包装資材の知識は入社後にしっかりと身に付けることができます。新たなニーズに応える製品を作り、提案する、豊かな発想力に期待しています。

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●第39号 (2024年12月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。