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株式会社ナレッジクリエーションテクノロジー

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子育てと両立して働ける環境で、社会インフラを支えるシステムを開発する

子育てと両立して働ける環境で、社会インフラを支えるシステムを開発する

<3つの特徴>

●事業内容:社会基盤を支えるITシステムの受託・自社開発
●育成制度:社員の成長を促進する多彩な研修制度
●働く環境:時差出勤制度など子育てと両立できる環境

社会基盤を支えると同時に社会変革を起こすITソリューション開発

 2008年に設立され、ITシステムの構築・開発を行うナレッジクリエーションテクノロジー。設立メンバーが元々金融系システム開発の実績が多いエンジニアだったこともあり、銀行の勘定系システムなどを得意としている。
 「金融システムは停止すると社会基盤に大きな影響を与える分野です。重要度の高いフィールドで培った豊富な経験を生かし、金融以外にも医療や通信、交通など社会インフラを支える業界のシステム開発に強みを持っています」(川村代表)
 また、同社が近年力を入れているのが、農業のITソリューション開発。農業人口の減少や食料自給率が低いことが社会問題として注目される中で、「ITの力で貢献したい」という思いから始まった。
 現在行っているコーヒー豆栽培における実証実験では、AI画像分析のノウハウを生かし畑の撮影データから耕作や育成状況を分析することで、収益予測まで行うことが可能だという。
 「ITに関わることで社会を大きく変えるゲームチェンジャーになれます。例えば、農業×ITのように、既存の業種にITを掛けると全く違うものになる。新しい価値を生み出す変革の真ん中に自分を置いて挑戦できるのが、この仕事の面白さです」(川村代表)
 同社が多くシステム開発を手掛ける金融機関や官公庁では、近年DX(デジタルトランスフォーメーション)の波が訪れている。同社ではIT化によるコスト削減だけではなく、DXにより新たな価値を生み出すことに主眼を置いて提案するようにしているという。
 「例えば市役所で紙媒体として管理していたものをデジタル化すれば、職員の業務効率は上がります。しかし、目指すべきはその先にある市民の利便性の向上です。例えば、全ての手続きがオンラインで済み、自宅のパソコンで情報が見られるようになれば、暮らしがスムーズになるでしょう。常に実際に使うユーザー目線で開発を提案するよう心掛けています」(川村代表)

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外国人の医療機関利用をサポートするシステムを開発し、2014年度には千代田ビジネス大賞の特別賞を受賞した

質問しやすい雰囲気。資格取得を奨励し、幹部候補はMBA取得も補助

 同社では入社3カ月目までの初期研修でプログラミングの基礎を学ぶ。その後も、入社1年目はOJT期間に当てられ、上司や先輩からの指導を受けながら独り立ちを目指していくという。
 「初期研修で学んだことを振り返るためにITパスポート試験を受け、合格しました。質問したらすぐに教えてくれる雰囲気なので、未経験の私でも1年間の研修を通して簡単なプログラムを組めるようになりました」(入社2年目、東京リサーチセンターの金さん)
 また、各種資格取得者には受検料の支援や、資格によっては資格手当の1年間の支給がある。
 さらに、技術を磨き、幹部候補へと成長した「会社ノミネート社員」になると、会社の資金補助で大学院に通うことが可能。MBA(経営学修士)等を取得できるこの制度を、これまでに3名が利用した。職種や経験に応じた階層別研修もあり、例えば管理職層であればリーダーシップ論やマネジメントについて学ぶこともできる。

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「自分が作ったシステムがうまく動いたときはやりがいを感じます。周りに質問しやすい環境です」(金さん)

家庭との両立が可能な時差出勤制度あり。育児休業の男性実績も

 同社は時差出勤制度を導入しており、定時より1時間早くもしくは遅く出勤時刻をずらすことができる。これにより、混雑した電車での通勤を避けることができ、さらに、子どもの送迎など家庭の事情に配慮している。
 子育て中の社員が複数名いる同社では、男性が出産立会いのために育児休業を利用した実績もある。小さな子どもがいることを事由に週3回の短時間勤務をしている社員もおり、家庭との両立が可能な環境と言える。
 また、同社はCSR活動として自然保護に力を入れており、有志を募って世界自然遺産を訪れて自然と触れ合う旅行や、エコ活動として森林や川の清掃を行っている。
 「会社が全額費用負担している世界自然遺産への旅行は、子ども一人まで連れて行けることになっています。本社以外の拠点の社員と交流できますし、社員から好評なイベントです」(入社13年目、ソリューションサービス事業部の勝連執行役)

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「自分で考えて実行できる人なら、年齢や役職一切関係なく活躍できます」と話す勝連執行役(写真左)

当社の自己PR

 代表も上司も先輩も皆優しく声を掛けてくれるので、安心して働けます。会社が推奨する資格を取得することで、担当できる案件が広がるため、資格取得にもモチベーション高く取り組んでいます。将来的には故郷の韓国で支社を開設し、担当するのが夢ですが、そんな大きなチャレンジも応援してくれる社風です。(金さん)

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「主体的にチャレンジできる環境です」川村代表
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社員同士の距離が近く、相談し合える雰囲気。韓国、スリランカ、オーストラリアなど社員の国籍も多様

●第28号 (2022年2月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。

企業情報

社名
株式会社ナレッジクリエーションテクノロジー
設立・創業年
設立年 2008年7月
資本金
1,000万円
代表者名
代表取締役 川村 雅之
従業員数
20名(内、女性従業員数5名)
所在地
100-0004 東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエア イーストタワー4階
TEL
03-5219-1437