テクノロジーとデザインの力で顧客の課題を解決。チームワークを大切にゼロから価値を生み出す
<カイシャの特徴>
●事業内容:顧客の課題をITとデザインで解決
●仕事のやりがい:ゼロから価値を生み挑戦ができる
●働く環境:テレワーク中心。地方で働く社員も
●育成制度:エルダー制度で先輩がサポート
企業のWebサイトからマーケティング、組織づくりまで幅広くデザインする
Webテクノロジーを駆使して顧客のサービスや製品のプロモーションから、組織における課題解決まで幅広く支援しているニューロマジック。Webサイトの開発・制作、マーケティングを行うWebプロダクション、SaaS(Software as a Service)やアプリ等のプロダクト、企業ブランドの再構築や理念策定を手掛けるサービスデザイン、さらに企業のサステナビリティ経営*1の推進支援という3つの柱で事業を展開している。
「当社は『エクスペリエンスデザイン』を手掛けています。テクノロジーを使って、Webサイトなどの機能を高めるだけでなく、エンドユーザーの本音や深層心理まで分析して、企業やそのブランドの価値を高めていくお手伝いをしています」(永井取締役)
同社はデプスインタビュー*2による詳細なヒアリングを得意としており、顧客ニーズや市場の動向を深く分析し施策を提案できるのが強み。また、小規模なチームを組み、近い距離で顧客と向き合うことで生まれる機動力の高さが評価につながっているという。
「さらに力を入れていきたいのは、サステナビリティ事業です。2017年にオランダオフィスを開設したことで欧州の最新事例にアクセスしやすくなりました。日本企業の価値を向上させるサステナビリティの策定を、様々な形で支援していければと考えています」(永井取締役)
*1 サステナビリティ経営:持続可能な社会の実現に貢献しながら、企業価値の向上を目指す経営手法
*2 デプスインタビュー:質問者と対象者が1対1で時間をかけて対話する定性的な調査手法
ゼロからプロダクトやサービスを生み出し、新しい挑戦ができる喜び
同社で働くやりがいは、顧客と一緒にチームでゼロからイチを生み出し、優れたプロダクトやサービスを世の中に残せること。また、挑戦する場面も多く成長を実感できるという。
「アートディレクターとしてデザインに関わる上で、自分が作ったものでお客様に喜んでもらえるのが喜びです。試行錯誤すればするほど良いデザインが生まれますし、たくさん悩んだ仕事は記憶に残ります」(入社4年目、エクスペリエンスデザイングループ、アートディレクターの本間さん)
「人事評価制度の運用を任されています。私にとって新しいチャレンジで、大変ではありますが、自分の力が伸びている実感を得られる仕事です」(入社8年目、COO直轄ユニットで人事を担当する阿部さん)
テレワークやフレックスタイム制の導入などで、多様な働き方が可能
同社では全社員がテレワークで働いており、普段はオンラインでコミュニケーションを取っている。地方に在住する社員も多く、遠方の社員に会いに行くための「コミュニケーション出張」を全社員が年に2回まで利用できるなど、ユニークな取組を実施している。
勤務形態はコアタイムのあるフレックスタイム制を導入しているが、育児や介護などに関わる社員を中心に、コアタイムなしの「スーパーフレックスタイム制」や時差出勤などの柔軟な働き方に対応している。また、男女問わず育児休業制度を利用しており、有給休暇も取得しやすいという。
「東京在住ですが、有給休暇を利用して地元の山形に帰ったり、そのまま山形で仕事をしたりもします。プライベートと仕事のバランスを取りながら、柔軟に働ける環境です」(本間さん)
これらの取組で、同社は第4回「TOKYOテレワークアワード」で推進賞を受賞している。
エルダー制度で新入社員も安心できる。資格取得や外部研修参加も支援
同社に入社すると、先輩に付いてOJTで業務を覚えていく。エルダー制度があり、先輩社員や上司が2~3日に1回、交代制で新入社員と面談しサポートを行っている。
「新入社員も初日からテレワークで働くことになるので、最初の2週間は先輩と毎日頻繁にコミュニケーションを取ることを大切にしています。当社の社員は皆しっかり話を聞いてくれますし、頭ごなしに命令するような人がいないので安心してなじんでもらえるはずです」(阿部さん)
また、会社が認めた資格試験や外部研修の費用は、一部または全額を会社が負担している。このほか、社員が自発的に開催する勉強会も多く開催されている。
取締役からのメッセージ
自分が興味あることを極めてほしいです。また、就活では、その会社の社員がどんな価値観を持って働いているかに注目してみてください。
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●第43号 (2025年12月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。


