Javaに特化した技術で 「業務SE」を目指し、明確なキャリアプランで社員の意欲に応える
<カイシャの特徴>
●事業内容:様々な業務ソフトの開発を担う
●仕事のやりがい:最新技術を学び続けるやりがい
●育成制度:自分に合うキャリアプランを選択
●働く環境:部署・年齢を問わず交流できる
金融機関からアパレルまで、幅広い業界の業務アプリをチームで開発
地方銀行向けのシステム開発を中心に実績を積み重ねてきた日本情報システム。現在は、金融機関だけではなく、アパレルメーカーの受発注システム・在庫管理システムなど、様々な業界の業務支援システムの開発を進めている。
「これまでは金融関連システムを中心に開発をしてきましたが、今後はプログラミング言語の主流であるJavaに特化したシステム開発に注力し、そのシステムを生かせる業界や業種に向けてもアプローチしていきたいと考えています」(山神代表)
同社の一番の強みは、開発プロジェクトの規模に応じたチームを自社や気心の知れたパートナー企業とで編成し、要件定義から開発、テストまでワンストップで担える点だという。
「リーダーのもと、チームが一つになって業務を進めるので進捗(しんちょく)もスムーズですし、問題が発生した際にも迅速に対応できます。さらに、当社の社員はお客様の業務に精通したSEを目指していて、それを独自に『業務SE』と呼んでいます。業務への理解と技術力を持ってチームでお客様に貢献することで、今後も継続的な案件受注につなげられればと思います」(山神代表)

Java関連の技術向上に力を入れ、習得した技術は後輩にも共有していく
会社全体でJava関連の技術向上に力を入れている同社。社員たちも自発的な技術習得に余念がない。入社14年目、ソリューション事業部の佐藤さんは、後輩たちとJavaの勉強会を行ったと話す。
「若手と一緒に学ぶことで、自分自身の課題や成長も感じられる良い機会でした。私にとって、設計したものが想定通りに稼働することが最大の喜び。これからも開発の幅を広げ、さらに知識を深めていきたいです。近い将来はスマートフォンのアプリなども開発できたらと考えています」

「スペシャリスト」か「マネージャー」かを選択できるキャリアプラン
業務に精通したSEの育成を軸とする同社は、人材育成制度の充実にも力を入れている。入社後は社内・外部研修で基本を学び、OJTを通じてSEとして「スペシャリスト」を目指す。その後はさらに技術を極めるか、チームリーダーなど「マネージャー」の道へと進むか、本人の意向や経験をベースに相談し、キャリアプランを明確に描けるようにしている。また、資格取得支援制度もあり取得に関する費用、1回目の受験料は会社が負担。資格取得後は報奨金を支給している。
入社15年目、総務部の安川さんは、同社には社員一人ひとりの気持ちを尊重し、目指すキャリアを歩めるような環境があると話す。
「私は現在、子育て中です。SEとして働き続けるという選択肢もありましたが、会社のことも理解しているという社歴を生かして総務部に異動しました。国家資格の第二種衛生管理者の取得を目指しつつ、SEたちの頼れる相談相手になれたらと思っています。将来、またSEに戻ることも想定して、技術や知識の習得も怠らないようにしたいです」

社内コミュニケーションが活発な社風。男性社員の育休実績も
チームを組んでの開発が特徴の同社だが、チームの垣根を越えて横の連携もあり、コミュニケーションを取りやすい風土がしっかりと根付いている。
「女性社員が半数近いこともあり、部署や年齢は一切関係ない女性だけの交流の場『乙女倶楽部』というものがあります。定期的にランチ会などを開催しています」(安川さん)
こうしたランチ会や飲み会など社内交流にかかる費用を会社が一部負担する制度もあり、多くの社員に活用されている。
また、有給休暇も取得しやすく、土日祝日と絡めて連休を取りリフレッシュする社員も多い。さらに、近年では男性の育児休業取得実績も増えている。
「上の子どもがまだ幼いこともあり、2024年の秋から、1年間の育休を取得予定です。1年後の復職を考え、育休期間中にJava関連の資格の勉強もできればと考えています」(佐藤さん)

代表からのメッセージ
ITに興味があれば文系も理系も関係ありません。大事なのは目標や夢を持って取り組むことです。一緒にあなたの夢を実現させましょう。

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●第37号 (2024年6月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。