ものづくりが好きな人が活躍するIT企業。2年間のOJTでは、新人も先輩も成長できる
<カイシャの特徴>
●事業内容:金融機関・組み込みシステムの開発
●仕事のやりがい:手掛けたシステムで感謝される
●働く環境:子育て中の女性エンジニアが活躍
●育成制度:OJT期間は2年。メンターも共に成長
一般ユーザーや企業が使う金融系システム開発など複数の領域で事業展開
一般ユーザーが利用する保険の契約内容の照会サービスや、金融機関向けの業務アプリケーションなど、主に金融システムの開発をSES(システム・エンジニアリング・サービス)という形で担っているプラスパシステムズ。他にも、デジタルカメラなどの機器や自動車に組み込むシステムの開発や、自社製品の勤怠管理システムの開発、小学校でのIT教育事業など、多様な領域に挑戦している。
「常に未来のニーズを意識しながら事業を展開することが大切です。今はビジネスアプリケーションの開発が主力事業ですが、今後は組み込み系のシステム開発にさらに注力したいと考えています。市場の動向やユーザーのトレンドを見て、企業として力を入れていくべき領域を定めています」(田尾代表)
同社の取引先は大手企業が多く、長期で安定した案件が多いのも特徴。組み込みシステムや自社製品の開発を通して最新の技術に触れる機会も多く、仕事をしながら社員の成長につながっている。

自分が作ったシステムが誰かの役に立っていることを実感できるのが魅力
同社の社員は、企業やその先にいるエンドユーザーに自分の作ったシステムが利用されているという実感を得られる点にやりがいを感じている。
「自分が開発に携わったシステムがお客様からの評判が良く、安定稼働しているという声をもらえると嬉しく感じます」(入社7年目、開発部の長澤主任)
「入社2年目に、私と上司の2人で設計から引渡しまで全工程を担当した案件があったのですが、とても楽しかったです。自分のスキルよりも少し上の業務に挑戦させてもらえたので、仕事を通して成長を実感できました」(入社3年目、開発部の藤野さん)

有休取得率9割の休みやすさ。子育て中の女性社員が技術者として活用中
同社は有給休暇取得率が9割を超えており、オンオフの切り替えをしやすい環境がある。普段は在宅でのテレワークや取引先での業務が多いが、月に1回、社員全員が参加する勉強会や季節ごとのレクリエーションなど、社員同士が顔を合わせて交流する機会も豊富に用意されている。
「現場の離れた社員同士も月1回の全員参加勉強会で会えますし、上司や役職者との距離感が近くて一人ひとりの社員をしっかり認識してくれているのが当社の魅力です」と話す藤野さん。また、エンジニアとして活躍している女性社員も多いという。
「エンジニアの先輩たちと女子会をすることもあります。女性エンジニアが育児休業から復帰して働いているという実績もあるので、ライフステージが変わっても働き続けられる安心感があります」(藤野さん)

指導役もしっかりと研修を受ける2年間のOJT。資格取得支援も充実
同社では未経験者の場合、まず3カ月程度外部のスクールでプログラミングの基礎を学ぶ。その後、先輩社員と一緒に現場に入り、OJT形式で2年間をめどにエンジニアとしてのスキルを身に付けていく。同社のOJTの特徴は、どの先輩社員が担当しても指導の軸がぶれないようメンター向けの研修なども行っているところ。「OJTリーダー会議」を定期的に開催して、指導方法の研修や情報共有、意識のすり合わせを行っている。優れた研修を実施する企業として、民間企業が実施するアワードで表彰を受けたこともあるという。
資格取得も推奨しており、1回目の受験料や合格者に対する報奨金を支給している。
「基本情報技術者試験、JavaSilver、LinuCレベル1、AWS認定クラウドプラクティショナーなどに合格しました。AWSに関しては、自社向けにAIチャットボット開発も担当しているので、実践する機会も得られています」(長澤主任)
また、全員参加勉強会では、社員が1人当たり30分から1時間程度の持ち時間で、技術に関する講座や現場で学んだことの発表を行う。それぞれの社員が現場でどのような開発をしているが分かり、知見を共有する機会となっている。

代表からのメッセージ
ものづくりが好きな人に入社してほしいです。ITは産業としてまだ若く、やりたいことがある人は活躍しやすいのも魅力だと思います。

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●第41号 (2025年6月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。