高精度な測量技術を先輩の丁寧な指導で身に付ける。社会インフラを支えているという実感とともに成長
<カイシャの特徴>
●事業内容:インフラ工事に伴う測量
●育成制度:先輩の手厚い指導で着実に成長
●働く環境:入社時から付与される有給休暇
●仕事のやりがい:インフラを支えているという誇り
シールド・トンネルなどのインフラ工事を支える高精度な測量を実施
シールド・トンネル*、高速道路、空港の滑走路、鉄道(リニア)、上下水道などのインフラ工事に必要とされるのが、高精度な測量技術。真栄測量は、最新鋭の測量機器を使いこなす技術力と、測量したデータを読み解く解析力で高い測量精度を実現し、インフラ工事の分野で豊富な施工実績を築いている。顧客である大手ゼネコンから厚い信頼を得ており、海底トンネル道路、空港の滑走路などの多岐にわたる施工実績の中でも、シールド・トンネル工事での実績は300を超えるという。
「当社は海外製の最新鋭測量機器を保有しており、幅広い分野の工事に対応しています。正確でミスのない仕事ぶりを評価していただき、他社工事後の二重チェックや三重チェックの依頼をいただくこともあります。精密さが求められる測量分野において、高品質で正確な業務運用が大きな強みとなっています」(松林社長)
また、同社はこれからの時代に求められる、新しい技術の習得にも注力している。
「ドローンを使った撮影や計測をはじめ、3D技術の活用など、これまで培ってきた技術と、新たな技術を融合させて、さらに飛躍していきたいと考えています」(松林社長)
*シールド・トンネル:筒状の掘削機、シールドマシンで掘削しながら壁面をコンクリートで覆う工法で作られる
新入社員研修後も、先輩社員の丁寧な指導で着実に成長できる環境を整備
入社後は、ビジネスマナー研修や安全教育を1週間かけて行った後、現場で先輩社員に付いてOJTで学んでいく。様々な現場を先輩と一緒に経験することで、着実に知識を深め技術を習得していく。
「測量の専門学校で基礎を学びました。当社の現場はトンネルなどの大規模で特殊な構造物が多く、最初は圧倒されました。先輩方がとても親身になって丁寧に教えてくださるので、日々知識が増えていくのを実感しています」(入社1年目、技術部の手塚さん)
「当社は仲間意識が強く、チームワークの良さが特徴です。全員で成長していこうという雰囲気があり、上層部も若手をしっかりフォローしてくれます。一人ひとりの段階に合わせて成長できる環境が整っています」(入社16年目、技術部の栗田課長)
同社では資格取得も奨励しており、測量士、測量士捕などの資格を取得すると、毎月資格手当が支給される。
入社時から付与される有給休暇。安全標語の表彰で安全への意識を高める
同社では、急な体調不良のときでも安心して休めるよう、入社時から有給休暇が10日間付与される。また、取得もしやすい環境で、社員は家族との時間やリフレッシュに活用しているという。
「サッカーのクラブチームに所属している子どもの試合を応援しにいったり、家族で旅行したりするときに有給休暇を活用しています」(栗田課長)
また、毎年4月には懇親会・新人歓迎会を開催し、各種表彰を実施。永年勤続表彰に加え、安全標語の表彰では全社員から募集した標語の中から大賞・佳作を選出し、商品券が贈られる。新人が自己紹介や今後の抱負を述べる場も設けられている。
「最初は緊張しましたが、先輩方はとても話しやすくて盛り上がりました。今では何でも相談できます。いつか安全標語大賞を取りたいです」(手塚さん)
インフラ工事を測量で支えているという誇りを次世代へつなぐ
同社が携わるインフラ工事は完成までの期間が長いものがほとんどという。
「入社したばかりなので、関わった現場の完成をまだ見られていません。現在手掛けている現場が完成したときのことを考えると、今からわくわくします」(手塚さん)
また、同社の社員の多くは社会を支えているインフラ工事に携わっていることに誇りを感じている。手掛けたトンネルや道路がテレビや新聞で紹介されることもあり、そんなときはいつも以上に仕事を誇りに感じると栗田課長は語る。
「先日、測量業界の認知を広めるべく制作したポスターで、東京都測量設計業協会から測量イノベーター賞をいただいたときは嬉しかったです。測量の仕事の重要性や面白さを若い人たちに伝えていくことで、認知度を上げていきたいと考えていますし、今後を担う若手育成にも注力していこうと思っています」
社長からのメッセージ
測量の面白さを知り、続けていくことで得られる手応えや、やりがいを感じてほしいです。新技術に合わせた柔軟な発想で力を発揮してください。
このカイシャが10秒でわかるムービー
ムービーはこちら
●第43号 (2025年12月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。


