鉄道の安全を支える自負のもと、電源切替器等、電気設備の設計からメンテナンスまでを手掛ける
<カイシャの特徴>
●事業内容:鉄道関連の電気設備の製造等を担う
●働く環境:時差出勤制度で働きやすい環境
●育成制度: 研修と製造実習などで着実に成長
●仕事のやりがい:鉄道の安全運行を下支えする誇り
低圧電源切替器などの鉄道関連の電気設備製品で安全を担う
鉄道関連の電気設備機器の設計、製造、施工からメンテナンスまでを手掛ける三輝製作所。主要製品は低圧電源切替器、ケーブル故障検知器、トンネル照明制御システムの3種で、いずれも乗客の避難誘導や安全の確保を担う重要な装置という。低圧電源切替器は駅のエレベーター、エスカレーター、ホームドアなどの付帯設備への電力供給を支える装置で、常用電源が停電した際、無瞬断で予備電源へと切り替える。配電線路用のケーブル故障検知器は、ケーブルに故障があった際に故障箇所を表示し、迅速な復旧を支援する。またトンネル照明制御システムは、事故や停電などの非常時にトンネル内の照明を確実に点灯させる機能を備え、遠隔で照明器具を操作、制御するシステムを構築している。トラブルがあっても、利用客が気付かないうちに、同社の技術により安全確保がなされていることもあるという。
「ニッチな分野で当社独自の技術が評価され、お客様から厚い信頼を得ています。全国的な路線網を持つ鉄道会社との取引により事業基盤は安定しており、今後はリニアモーターカーや北陸新幹線の延伸計画なども視野に入れ、社会インフラの基盤づくりに一層注力していきます」(小林社長)
鉄道の安全運行を下支えしている誇りと、大型案件完遂の達成感がやりがい
大型案件をやり遂げ、施工が完了したときにやりがいを感じると話すのは、入社16年目、保全技術部の瀧澤主事補。
「北陸に通じる新幹線のトンネル照明設備の施工を無事に終わらせることができたときは、達成感でいっぱいでした。鉄道というインフラを支えている誇りを感じます」
また、製品の施工、メンテナンスも行う同社では、保守作業や試験運用などで現場に出向くことも多い。入社8年目、保全技術部の細井主任は、関東北部の路線で発生した落雷による機器故障で、復旧作業を担当したという。
「現地に駆け付け、故障した部品を交換・調整して試験を行いました。正常動作を確認できたときは、ほっとしたのと同時に、鉄道の安全に携わっていることを実感しました」
柔軟な設定の時差出勤制度で働きやすい職場。安全祈願で社員交流も推進
同社は7時半から10時までの間の30分刻みで、始業時刻を決められる時差出勤制度を導入している。
「通勤に1時間半かかるので、8時半出勤にすることで朝の出勤ラッシュを避けることができています」(瀧澤主事補)。
また、業務の安全祈願と社内交流の機会となっているのが、月の初日に全社で行う「直会(なおらい)*」。日々の業務の安全を祈願した後、夕方から会議室で軽い食事会を行うもので、社員間のコミュニケーションを活性化する場になっている。
さらに、同社では長く勤める社員が多く、永年勤続表彰では、勤続10年、20年、30年とそれぞれに特別有給休暇と旅行券が支給されるという。
*直会(なおらい):安全祈願後に食事会を行うこと
研修や製造現場の実習等で着実に成長。技術継承用のマニュアルを整備中
新入社員は最初に3週間ほどかけて社内について学ぶ新人研修のほか、外部機関が主催する研修を通じて社会人としての基礎を学んでいく。研修後は製品知識、顧客とのやり取り、発注などの業務を包括的に把握できる保全部にて勤務をスタートする。本社に入社した社員は製造を担当している同社の大阪事業所へ行き、製造現場で実習を受ける。実習後は東京に戻り、独り立ちを目指してOJT担当の先輩から実務を通じて業務を学んでいく。その後、個々の適性や業務状況に応じて部門間で異動するケースもある。
また、同社では日常的な業務について、現在詳細なマニュアルを作成中という。
「 新入社員や経験が浅い社員のために、これまでベテラン社員が口頭で教えていた技術やノウハウをマニュアル化して、継承できるように取り組んでいます」(細井主任)
電気工事士や危険物取扱者など、会社が推奨する資格の取得については、試験合格後に資格取得奨励金の支給などのサポートもある。今後は、対象資格合格者への手当や対象資格の拡充も検討中という。
社長からのメッセージ
円滑で心地よいコミュニケーションを実現し、笑顔があふれ、日常会話も技術的な議論も楽しめる職場づくりを進めています。
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●第44号 (2026年2月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。


