街を走る車やバイクの車載システムを開発。時代のニーズに合わせて技術を磨き、価値を創造
<カイシャの特徴>
●事業内容: 組み込みソフトの受託開発を担う
●仕事のやりがい:手掛けたシステムが身近で活躍
●働く環境:公私のバランスが取れる職場
●育成制度:能力開発制度などでスキルアップ
大手メーカーの車載システムを中心に開発を担うプロフェッショナル
顧客の製品に組み込むソフトウェアの受託開発を中心に事業を展開しているシステム創造開発。車載システムやETCなど交通インフラに関するシステム開発を得意としている。
「従来のカーナビゲーションシステムやカーオーディオとは異なり、今後の車載システムは、車内と家庭・オフィスなどをシームレスにつなぐ存在になるといわれています。システムを構成する範囲やプラットフォームも増えているので、当社もあらゆる環境に対応できるように技術習得に力を入れています」(渡辺代表)
また、近年では大学との共同研究や、自社独自のシステムを開発することにも積極的だ。自動運転バスと停留所を連携させ、運行するバスの位置等を表示するサービスを提供し、行政の実証実験にも参加している。さらに、企業の事務タスクを自動化するRPA(Robotic Process Automation)の開発・提供も行っている。
「長年培った技術で、時代が変わっても社会に貢献できるシステムを手掛け続けていきたいです」(渡辺代表)

開発したシステムが形になり、世の中で使われるのがやりがい
同社は大手電機メーカーを主要顧客としており、安定した受注があるという。エンジニアは数カ月から数年にわたり同じ現場で開発をすることが多く、業務の中で着実に技術力を高めることができる。
また、車載システムのような目に見えるものづくりに携わるため、自分が作ったものが世に出て使われていることを実感できるという。
「バイクのメーターの画面開発に携わっています。多くのバイクに搭載されるので、開発に当たって緊張感もありますが、人の役に立つ仕事に携わっているんだという喜びも感じます。プライベートでもバイクに乗るのが好きなので、趣味と仕事の接点ができたのも嬉しいです」(入社2年目、技術部の女性社員)
「当社は開発を担当するシステムエンジニアだけでなく、PM(プロジェクトマネージャー)やPL(プロジェクトリーダー)といった責任者の役割も担当するので、開発全体に携わっている実感が得られるのも魅力だと思います」(入社1年目、技術部の男性社員)

プライベートと仕事の両立ができ、社員間のコミュニケーションも活発
社内で働く社員と客先で働く社員の比率は6対4という同社。全員が一堂に会する機会としては、期末賞与式や創立記念日などのイベントが挙げられる。普段はチーム単位のコミュニケーション促進に力を入れていて、例えば月1回程度の頻度で開催されるランチ会や飲み会などの費用は会社が負担しているという。
また、半日単位での利用も可能な有給休暇も取得しやすく、育児休業後に復帰した社員がシステムエンジニアとしてフルリモートで勤務している実績もあるなど、ライフ・ワーク・バランスを取りながら働ける環境といえる。
「優先順位をしっかり決めておけば、プライベートと仕事のめりはりをつけられる環境だと思います。ゴールデンウィークには、有給休暇を組み合わせて大型連休にしました。休日に社内のバイク好きと集まってツーリングをしたりと、社員同士の仲が良いのも魅力です」(技術部の男性社員)

入社後は社内で基礎力を育成。能力開発制度でスキルアップを推奨
同社では外部研修やOJTを通してC++やC#などのプログラミング言語を身に付けていく。研修期間中は基本的には社内に在席し疑似的な開発を体験したり、受託開発を手伝うことでじっくり成長していく。
また、社員のスキルアップ支援にも力を入れている。 若手社員と上司が相談しながら目指すべきスキルや資格取得を計画していく能力開発制度では、受験前などに月20時間までは勉強のための残業も認められているという。
「勉強した時間に対して手当が出るのはモチベーションが上がります。私は制度を利用してC言語プログラミング能力認定試験3級の取得を目指しています」(技術部の女性社員)

代表からのメッセージ
自分がどういう人生を歩んできたか、どういう性格かをしっかり把握した上で、規模にこだわらず自分に合った会社を選んでほしいです。

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●第37号 (2024年6月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。