システム開発とインフラ構築の全フェーズに対応し、エンジニアの働きやすさと成長を支える環境
<カイシャの特徴>
●事業内容:システム開発からインフラまで担う
●働く環境:「人がすべて」働きやすさが第一
●育成制度:新入社員は若手中心のチームに配属
●仕事のやりがい:日々の業務を通じて成長を実感
システム開発とインフラ構築。技術力と信頼に基づく長期の継続取引
大手システム会社で開発エンジニアやマネージャーを務めていた先代社長が2000年に立ち上げたソルコム。設立からシステム開発とインフラ構築を手掛け、要件定義から設計、製造、運用、保守までの各フェーズに対応できることを強みにしている。客先への社員エンジニアの派遣を主事業とし、金融、小売、物流、サービスなど多岐にわたる業種の顧客を持つ。技術力や誠実な対応が評価され、長期的な取引や再度の依頼が多いという。
「ある大手企業のシステム開発にPM(プロジェクトマネージャー)として参加している社員は、取引先の若手社員をPMとして育成するという役割をいただいています。信頼されている証しだと考えています」(清水代表)
働きやすさを第一に考え、若手エンジニアを的確にサポート
経営層と社員の距離が近く、風通し良さが特徴の同社。「人がすべて」を経営の基本とし、エンジニアの働きやすさやスキルアップに大きな力を注いでいる。案件によっては、在宅勤務と出社を組み合わせた働き方も可能だという。
「先代社長のもとで管理職をしていた頃に、どこでも安心して働くことができる、持っている力を十分に発揮できる環境を作るのが管理職の仕事だと言われてきました」と清水社長。
月に1度行われるエンジニアとマネージャーとの1対1の定期面談では、丁寧なヒアリングも行われている。
「初めての独り暮らしでフルリモートワークになじめず、マネージャーに相談したところ、週1回の出社に変更してもらえました」(入社2年目、受託開発チームの伊藤さん)
「面談では現在の業務状況や仕事上の悩み、今後のキャリアプランなど、何でも話してもらえる雰囲気づくりと、迅速な対応に努めています」(入社3年目、営業部の伊藤アカウントマネージャー)
現場の仕事については、所属するチームのリーダーなどが相談に乗り、アカウントマネージャーが困り事や要望などについての相談先として機能することで、若手エンジニアの組織への適応と成長を的確にサポートしている。
新入社員は若手中心のチームに配属。皆で一緒に成長するチームを作る
同社はIT知識の有無を問わず新卒者を採用しており、入社後3カ月の外部研修で基礎的な知識を身に付ける。その後のOJTでは、配属先に工夫をしている。
「40歳前後の2人をリーダーとする2チームを設け、新卒社員はいずれかに配属。育成を重視しながら派遣業務を行っています。各チームとも新入社員と年齢が近い20~30代のメンバーが多く、技術だけでなく情報セキュリティーの知識などを皆で学んで、共に成長しようという環境ができつつあります」(清水代表)
また、「キャリアコンサルティング制度」でも若手の成長を支援。これは、日々の業務を通じて、プロジェクトマネージャーになりたいなど個人的な目標が生まれたときに、経営陣と直接面談する制度。目標を達成するために今何をすべきかなど、具体的な話に落とし込みながら、若手社員のキャリアアップをサポートしている。
変化に富んだ業務の中で自分の成長を実感。採用活動で組織強化に寄与する
現在エンジニアとして働く伊藤さんは、当初エンジニアの仕事は毎日同じ作業の繰り返しといったイメージがあったという。
「実際の仕事内容は変化に富んでいました。任された作業に対して先輩からの修正指示が減ってくると、自分の成長を感じます」
他業界で10年以上の営業経験があるという伊藤アカウントマネージャーは、エンジニアが働きやすい環境を作ることや、採用活動にやりがいを感じているという。
「IT業界の将来性の高さに魅力を感じて転職しました。我々の仕事が様々なところで役立っているのを知り、ITが社会に与える影響力の大きさを実感しています。また面接の立会いなど、採用活動にも携わることで、『人がすべて』の当社の事業基盤強化に寄与していると感じられることもやりがいになっています」
代表からのメッセージ
入社後しばらくの「分からない・できない」は当然。自主性を尊重しつつ、一人前のエンジニアになれるよう、組織として全力でサポートしています。
このカイシャが10秒でわかるムービー
ムービーはこちら
●第43号 (2025年12月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。


