多様な精鋭が集い野心ある若手を育て、愛されるブランドづくりを支援
<3つの特徴>
●事業内容:あらゆる種類の広報事業を手掛ける
●働く環境:柔軟な働き方で育児との両立を支援
●育成制度:志のある若手が成長できる環境
自社プロデュース製品でノウハウを培い 顧客企業の広報を支援
アンド・フォースは広告、PR、デザイン、イベントなど、あらゆる切り口から企業の広報事業に携わり、衣食住のカテゴリーに特化した愛されるブランドづくりを支援している。
事業の軸は二つある。一つ目は顧客企業から依頼を受けて行う、商品等のブランド戦略や広報支援。もう一つは子会社で販売する商材の企画、製品開発、ブランド運営で、ここで培ったノウハウが同社のブランディング企業としての強みとなっている。
「自社で出来ない、取り組まないものはお客様にも提供できないとの考えから、商材をゼロからつくり、プロデュースすることに挑戦しました」(瀧口代表)
具体的には、飲食物の製造販売専門の子会社を設立し、その企画と広報戦略を担当。2019年から出店を開始した、同社プロデュースの「もとむのカレーパン」は、業界団体主催の2020年カレーパングランプリで金賞を受賞し、自社の実績として顧客にアピールできる事例になったという。
カレーパンだけでなく、焼肉店やカフェなど様々な飲食店の自社ブランド化をサポート。現在は地方自治体からブランド構築を学ぶ講座の講師を依頼されるなど、同社が上げてきた実績に対する信頼度は増しているという。消費者に支持される商材をプロデュースしていることが圧倒的な強みであると瀧口代表は語る。
さらに、コロナ禍によるライフスタイルの変化が同社にとってはむしろ追い風になっているという。
「当社のプロデュースしたカレーパンは冷凍食品であるため、『おうち時間』でおいしいものを食べたいというニーズにうまくはまりました。冷凍食品であれば海外も視野に入ります。海外向けにも広報活動を行い、メイドインジャパンのおいしいものを世界に伝えていきたいです」
また、広報戦略のノウハウを蓄積し、事業を拡大している同社は、近年は地方にある企業のブランディング支援をするケースが増えているという。業種は菓子メーカーから薬局など様々で、地域も全国で幅広く展開している。
裁量労働制や在宅勤務など、柔軟に働ける環境を整備
同社では、女性が働きやすい職場が会社の成長につながるという考えのもと、環境整備に取り組んでいる。
「多様な人材を受け入れることで、新たな発想やイノベーションが生まれると考えています」(瀧口代表)
例えば、2018年に入社した女性社員で既に2回の産前産後休業と育児休業を取得した実績があり、復帰後は元のキャリアを継続しているという。
また、入社2年目、ブランドコンテンツ開発事業本部の早坂さんも、「子どもが熱を出したときも、急きょ在宅勤務に切り替えるなど、柔軟に働くことができます。子どもの行事で有給休暇を取得することもありますが、周りの社員は快く協力してくれます」と話す。
さらに、同社は勤務時間等を個人の裁量に任せる裁量労働制や、場所を問わない働き方ができるテレワークを導入している。自分の業務の進め方次第で早く仕事を切り上げることや、カフェで集中して仕事を行うことも可能。社員が主体性を持って柔軟に働きやすい環境を構築している。
経営視点が身に付く社内環境で、若手の野心を育てる
同社には「経営者になりたい」など明確な目標がある若手を応援する社風がある。昨年初めて開催された幹部対象の経営合宿は、希望する若手社員も参加可能で、昨年は同社の最年少社員が自主的に参加した。中堅の経営幹部候補に混じり会社の未来を考えるワークショップを行ったという。
また、同社はベンチャー企業ということもあり、在籍している社員は各々が得意な領域を持ちつつ幅広い業務を横断して行える精鋭がそろう。各人の得意なところをフランクに聞ける文化があるため、高いレベルでスピーディーに成長できる環境という。
「自分で考えて解決する能力や、人に何かを依頼、交渉するためのコミュニケーション能力を磨くことができる環境です」(入社2年目、ブランドコンテンツ開発事業本部の飯野さん)
当社の自己PR
担当業務は非常に幅広い分、いろいろな仕事に携わって成長できる機会が多いのが魅力です。私自身当社に入社する前は自分が何もできないのではないかと感じていましたが、今ではとにかくやってみようという前向きな姿勢で挑戦できています。失敗しても周りがサポートしてくれますし、少人数のため、集中して学べます。(飯野さん)
●第26号 (2021年10月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。