接遇研修に力を入れ、オンリーワンの教育サービスと、高付加価値「人財」を提供
<カイシャの特徴>
●事業内容:教育と「人財」サービスを展開
●仕事のやりがい:人と企業の成長に貢献できる
●働く環境:完全在宅勤務など柔軟に働ける
●育成制度:マナーなど社会人の基礎力も磨く
多種多様なニーズに合った専門「人財」を育成し顧客先に提供する
「教育サービス」と「人財サービス」という2本柱で事業を展開しているメイン。これまで主に自動車、鉄道、通信、観光といった業界にサービスを提供してきた。
「1988年の設立当時から、派遣会社との差別化を図るために、教育サービスに力を入れてきました」(市場社長)
例えば、地下鉄などの駅へ案内係を提供する際は、インバウンド需要の高まりというニーズに応えて外国語の訓練やマナー教育を行ったコンシェルジュを提供。こうしたきめ細かな取組が顧客から高く評価されているという。
また、店舗向けの教育サービスでは、まず同社の覆面調査員が来店客として、自動車販売店や携帯ショップなどの顧客店舗を訪問。接客面などの課題を見つけ、その課題を解決するための研修プログラムやeラーニングコンテンツなどを開発し、実施している。
現在、同社が設立当時から取引を続けてきた自動車業界が100年に一度といわれる大変革期を迎えている。顧客と一体なって事業を展開してきた同社も、時代の変化に合わせて顧客とともに柔軟に変化を続けているという。
「時代のニーズに合わせ、『デジタル人財』の育成や提供にも注力しています」(市場社長)
例えば、顧客のデジタル化を支援するために、業務プロセスの改善や、マニュアルによる属人化防止、RPA(Robotic Process Automation)による自動化を、伴走支援する「人財」を提供している。
「どれだけテクノロジーが発達しても、主役はあくまで人だと考えています。これからも私たちは人に寄り添う姿勢を大切にすることで、DX時代に貢献していきます」(市場社長)

求職者に様々な活躍の場と研修を提供し、社会に貢献する
同社の登録スタッフには、育児中の主婦や、副業目的の俳優、ミュージシャンなども多数在籍している。
「フルタイムでは難しいが短時間なら働けるという人に仕事の場を提供している点でも、多様な働き方を支援する、社会的にも意義深い事業だと自負しています」(市場社長)
また、入社2年目、教育事業部の深尾さんは、「私たちが教育研修を行った方が活躍することで、お客様の成長に貢献している手応えがあります」とやりがいを語る。

社員一人ひとりの働き方を尊重する方針のもと完全在宅勤務も可能
「登録スタッフを大切にし、寄り添うように支援しています。同じ姿勢で、社員にもしっかり寄り添う会社でありたいと考えています」(市場社長)
その思いは、「くるみん」「えるぼし」「東京ライフ・ワーク・バランス」など、働きやすい職場づくりに取り組む企業に与えられる複数の認定取得につながっている。
また、女性の産前産後休業、育児休業復帰率は100%で、男性社員の育児休業取得者も2人いるという。
さらに、コロナ禍以降にテレワーク環境を整備。一度子育てや家族の事情で退職したが、完全在宅勤務の社員として、復職した社員が2人いるなど、柔軟に働ける体制を整えている。

入社時からの手厚い研修 制度。「見守られている」実感が成長の原動力に
「人財教育」をビジネスとしているだけあって、同社では社員の育成には特に力を入れている。入社時には接遇研修やマナー研修などで、社会人としての基本的な立ち居振る舞いを身に付けることができる。
「抵抗なく敬語が使えるようになったり、ホスピタリティーへの意識が高まったり、自分でも成長したと実感しています」と深尾さん。
入社3年目、人財事業部の端山さんも「メールの書き方など、具体的に教えてもらい、今でも仕事をする上で役立っています」と語る。
各部署に配属された後は、メンターである先輩社員のサポートを受けられる。仕事上のことはもちろん、プライベートな相談なども気軽にできる。その背景にあるのが、年齢や部署の垣根を感じさせない風通しの良さ。仕事の相談をしたいときにメンターが不在の際は、別の先輩がすぐにアドバイスをくれるという。
また、若手社員から好評なのが、年に4回実施している個別面談。
「社長と年2回、直属の上司とも年2回の面談があります。自分はしっかり見守られているという安心感があります」と深尾さんは語る。

社長からのメッセージ
「人財会社」として、人の力を信じ、人を大切にする、人のための会社であり続けます。そしてお客様満足・社員満足・社会満足を実現する企業を目指します。

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●第33号 (2023年6月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。