リラクゼーション業や療術業に特化し、店舗運営者・利用者などに役立つシステムを開発
<カイシャの特徴>
●事業内容:整骨院・鍼灸院等に向けたシステム開発
●仕事のやりがい:システム導入で店舗の運営を支援
●育成制度:業界知識を身に付ける独自制度
●働く環境:残業が少なく有休を取りやすい
リラクゼーション業や療術業の店舗ニーズに応えるシステムを自社開発
エステサロンなどのリラクゼーション業や、整骨院・鍼灸(しんきゅう)院・整体院などの療術業に特化し、予約システムや電子カルテ等の開発、運営を行うクロスリンク。同社では「元気な人が人を元気にする」というビジョンを掲げている。
矢野代表がリラクゼーション業や療術業向けのシステム開発を始めたのは、元々マッサージや鍼灸を受けるのが好きで、このサービスをもっとたくさんの人に気軽に利用してもらえたらという思いがあったからだという。
「当社の開発するシステムは、マッサージ店などの求める機能や利便性に特化した専門性の高いものになっているのが特徴です。お店のリピーター、ファンを増やすことにつながるようなシステム構築を目指しています」(矢野代表)
また、企画からデザイン、開発まで自社内で行うため、顧客が求める新機能の追加やメンテナンスの反映が非常に早いのも強み。例えば、顧客からシステム修正の意見を聞いてから2週間程度で新機能を実装して、顧客から感謝されることもあるという。

システム導入で顧客店舗の課題を解決し、喜んでもらえるのがやりがい
同社の社員は、自分の携わったシステムが店舗運営者や働くスタッフの役に立っていると感じるときにやりがいを感じるという。
「自社サイトに掲載する事例紹介用に、店舗の運営者にシステムの使い心地などをインタビューすることがあります。その際に当社のシステムを導入したことでユーザーが増えたなど、お店の役に立ったエピソードを聞けると嬉しくなります。また、店舗運営者が知らなかった機能を提案した際に感謝されるとモチベーションが上がります」(入社1年目、カスタマーサクセスの藤岡さん)
入社10年目、パートナー(営業職)の渡辺リーダーも、「私たちの提案がお店の業務効率向上など、店舗運営者の課題解決の糸口になり、受注につながった際はやりがいを感じます」と話す。

ユーザー目線を大切に、業界の知識を身に付ける独自制度を用意
同社では入社後、先輩社員に付きOJTで業務を覚えていく。
また、外部セミナーの受講費や資格取得にかかる受験費用を会社が補助したり、月5,000円を上限に業務に関する書籍を購入できる書籍購入制度を設けたりと、社員の成長を促進している。
さらに特徴的なのが、どの職種も、同社がターゲットとするリラクゼーション業や療術業について知識を深めることを大切にしていること。その一環で設けているのが「サロンリサーチ制度」。月6,000円まで自分の行きたいマッサージ店や鍼灸院、エステサロンなどの施術費用を会社が負担する。
「社員の疲れが取れるようにという思いと、常にユーザー目線を大切にしてほしいという思いを込めて制度化しました。お客様と商談していると、どうしても経営者目線になってしまいがちです。店舗運営者も、その店舗を利用するユーザーも、どちらも使いやすいシステムを作っていくことが大事だと考えています」(矢野代表)
「入社するまでマッサージ店を利用したことがありませんでした。サロンリサーチ制度があることで、エステサロンに行ったりヘアサロンでヘッドスパを試してみたりして新しい楽しみを知るとともに、業界やサービス、店舗運営に対する理解を深めることができています」(藤岡さん)
その他にも、不定期でオフィスに鍼灸師を呼び、施術を受けられると同時に勉強会を開催している。

残業は月平均9時間で有給休暇も取りやすい。男性の育休取得実績あり
同社は設立以来残業が少なく、月平均9時間程度。有給休暇も取りやすい環境を実現してきた。また、特別有給休暇として誕生日の前後1週間以内で1日休むことができるバースデー休暇も設けている。
さらに、男性の育児休業の取得実績もあり、昨年渡辺リーダーが取得した。
「2回に分けて1カ月ずつ取得しました。妻が大変な時期に育児に参加できて良かったです。当社のような少数精鋭の企業では取得が難しいのではと思っていましたが、周囲の理解と協力もあり、安心して休むことができました」(渡辺リーダー)
社内イベントも盛んで、社員旅行は若手社員が中心となってプログラムを企画し、役職や年齢に関係なく楽しむフラットな社風という。

代表からのメッセージ
就活では会社のビジョンに共感できるかを意識しましょう。自分と合っていると思える企業で、失敗を恐れずに挑戦してほしいです。

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●第40号 (2025年2月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。