自ら学ぶ姿勢とチーム力で技術を高め 顧客のシステム運用をサポートする
<3つの特徴>
●保守運用を中心にシステム構築を手掛ける
●資格取得を積極的に支援し、成長を促す
●社員の声に耳を傾け、課題や悩みを解消
かゆいところに手が届くシステム構築で持ち味を発揮
携帯電話会社のネットワークの障害サポートなど、インフラ系のシステム開発・運用を得意とするデセオシステムズ。
その他にも、企業の業務内容と密接に関わる基幹サーバーやネットワークの設計・構築、アプリケーションやウェブサービスの開発など幅広く手掛けており、確かな技術で信頼を築いている。
IT分野は、AIの登場で自動化が目覚ましい。しかし、人の知恵と発想力が求められるシーンも多いという。
「当社の強みは、お客様から要望を引き出すコミュニケーション力と、その要望を解決する発想力の豊かさ。使い勝手の良いシステム環境を構築することで、『次もデセオさんにお願いします』とお客様から感謝の言葉を掛けられることも多いです」と永倉社長は胸を張る。
また、同社では、PCのセッティングをはじめ、トラブルがあった場合のパソコンドクター、ハードディスクに障害があった場合のデータリカバリーといった自社サービスも提供。かゆいところに手が届くサービスと顧客から喜ばれている。
「社名に含まれる『デセオ』はスペイン語で『願望』という意味です。社員一人ひとりの願い、会社の願いをかなえたいと現会長が名付けました。これからも社会に貢献ができるサービスを展開していきます」(永倉社長)
そんな同社では、昨年から社員紹介制度を導入。これは社員自ら、一緒に働きたい人物を経営陣らに紹介・推薦するという制度だという。社員一人ひとりがリクルーターという意識を持つことで、会社全体に、仲間を増やそうという雰囲気が作られている。

自ら学ぶ姿勢を育む ユニークな教育制度
同社では、最先端の技術は本人次第で後からでも十分身に付くという考え方から、入社時点でのITスキルの有無は全く問わず、ほとんどの社員が未経験で入社しているという。
新入社員は、まず2〜3週間の社会人基礎研修を受ける。ここでは会長自らが講師となり、社会人としてのマナーや働く姿勢を学んでいく。経験に裏打ちされた研修内容は実践的と社員からの評価も高い。
また、コミュニケーション能力の向上研修として、毎朝1時間、研修担当者とトークする機会を作っているという。
技術面では、入社後、現場で用いることの多いOS、Linuxの技術者認定資
格であるLPICの取得を推奨している。
「資格を取得すること自体、一つのプロジェクトと捉えています。何をどのように進めていけば良いのか、自分でプロセスを考えて資格を取得することで、自ら進んで学ぶ姿勢が身に付くと考えています」(永倉社長)
入社7年目でシステムサービス部の男性社員も、入社までITとは無縁だったという。
「最初はなじみのないIT用語に戸惑いましたが、LPICの資格を取得したことは大きな自信になりました。システム業界は、次々と登場する新しい知識や技術を常に把握していかなければなりませんから、一生勉強し続けるつもりです」

月1回の面談を通して 社員の声に耳を傾ける
同社では、顧客企業に常駐するという業務の特性上、社員一人ひとりの働きぶりを把握することに重きを置き、コミュニケーションを図る機会を数多く設けている。
「何か困り事があれば、すぐに上司に報告や相談ができる体制をとっています。また、月に1回程度、私が社員の元を訪れて面談をし、課題や悩みに耳を傾けています」(永倉社長)
また、柔軟に働ける環境を作るため、テレワークや時差出勤を実施。会社から貸与されるPCなども使い、オンライン上での打ち合わせも頻繁に行っているという。
また、有給休暇も取得しやすく、ライフ・ワーク・バランスも充実していると語るのは、入社2年目でネットワークビジネス部の女性社員。
「有給休暇を活用して、音楽ライブに行くなど、リフレッシュしています。プライベートの時間がしっかり確保できるので、仕事も頑張れます」

採用担当からメッセージ
素直な性格で人間性を高められる人
お客様の信頼を獲得するためには、何より人間性が高いことが大切という考えから、当社では豊かな人間性を育むことを人材育成方針に掲げています。そこで求めるのは、成長したいという意欲があり、素直な性格の人。技術的な面は、未経験者であっても、段階的に専門性の高い現場を踏んでスキルアップできる環境がありますし、人との対話が苦手でも、楽しみながら話をする場も用意しているので、自然とコミュニケーション能力が鍛えられます。当社で大きく成長し、活躍することを期待しています。


●第23号 (2020年12月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。