学びの架け橋となるeラーニングシステムを開発。子育てと両立しながら社会への貢献を実感できる
<カイシャの特徴>
●事業内容: eラーニングシステムの 開発・販売
●仕事のやりがい: 様々な教育を支える仕事で 社会貢献
●働く環境:育児と仕事を両立。社内交流も活発
●育成制度:社員も eラーニングが学び放題
「学びの架け橋」をテーマにeラーニングシステムを開発・販売。海外へ
教育機関や民間企業向けにeラーニングシステムを開発・販売しているデジタル・ナレッジ。「学びの架け橋」をテーマに、自社開発したeラーニング統合プラットフォーム「KnowledgeDeliver」を顧客が求めるスタイルに合わせてカスタマイズし、提供している。単に開発・販売するだけでなく、運用サポートとして顧客に長期間伴走するのも同社の特徴。
「私たちは教育コンテンツを作っているわけではなく、お客様や教育機関が作ったコンテンツを最適な形で電子化し、インターネットを通じて届ける事業を行っています。いわば、学びの架け橋として、教育を求めている方にeラーニングを通じて教育を届けているのです」(吉田COO)
最近シェアが増えているのがスマートフォンでのeラーニング。飲食店などの現場で、従業員が手軽にスマートフォンで研修を受けるといった用途に使われているという。場所を選ばず教育研修を受けたいという企業のニーズに応えている。
また、海外にeラーニングによる教育機会を提供する事業も行っており、日本の通信制大学の授業を配信し、ウズベキスタンに大学を設立した実績もある。世界には、子どもは多いが高等教育機関が不足している国があり、日本の教育コンテンツをeラーニングという形で輸出するチャンスという。最近ではポーランドに現地調査のため若手社員を出張させるなど、事業拡大に力を入れている。

人の役に立っていることを実感でき、新しい領域に触れる面白さもある
同社の社員のやりがいは 自分の仕事を通じて人の役に立ち、教育を通して社会に貢献できたと実感できること。
「新たに通信制課程を併置する学校のeラーニング導入を支援することがあります。最初は漠然としていた要望がクリアになってお客様と共感できたときはワクワクしますし、実際に受講した生徒からeラーニングのおかげで成績が伸びた、試験に合格した、という声を聞くと嬉しいです」(入社2年目、文教ソリューション事業部コーディネータの清水さん)
「前例のないものや新しい技術を、先陣切って扱うことができるのがやりがいです。私は学校の卒業証明書や資格認定証、スキル等を電子証明書として発行・管理できるデジタルバッジというアプリケーションの開発をしています。お客様からのフィードバックを受けながらより良い製品に改善していく過程が面白いです」(入社3年目、プラットフォーム事業部シニアディレクタの大庭さん)

育児と仕事を両立できる環境。部活動・バータイムで社内交流が活発
同社では女性社員、男性社員ともに育児休業の取得実績があり、女性の復職率は100%。 家庭と両立しながら働くことができる子育てサポート企業として、くるみん認定を受けている。育児休業後は、法律上の適用期間を超える短時間勤務の相談にも応じるなど、柔軟な対応をしているという。
また、社内には部活動があり参加者には毎月1,000円が支給され、趣味が同じ社員同士で交流を深められると好評だという。毎週水曜日の夜には社内のカフェスペースにバーが開設され、社員が自由参加で交流を楽しんでいる。
「バータイムでは年次や役職に関係なく話ができるので、悩んでいることの相談もしやすいです。私はサウナ部に所属しており、仲間たちと裸の付き合いをすることも。仕事を離れたところでざっくばらんに交流する機会が多い環境で安心できます」(清水さん)

チューターや先輩の手厚いフォローと豊富なeラーニングで成長を支援
同社の新入社員は、基礎研修を終えると仮配属され、その際、年齢が近い社員がチューターとなる。その後、本配属となった先の事業部でのOJTで業務を身に付けていく。
また、同社には 約100種類の自社eラーニングメニューが整っており、社員は自由にスキルアップや資格取得などに役立てることができる。資格取得にかかる受験費や教材費などは会社が負担する。
「私は元々当社で派遣の事務職をしており、正社員として入社する際にIT開発職であるディレクタとして採用されました。開発に関しては完全に未経験でしたが、eラーニングで基礎的なことを学んだり、会社の費用で技術書を購入してもらったりして、成長することができました」(大庭さん)

COOからのメッセージ
仕事を続けていく上で、社会に貢献している、やりがいがある、自身の成長を実感するなど、いろいろな「楽しさ」を感じることが大切です。

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●第41号 (2025年6月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。